しらす@dokomademoinaka·2020年8月8日【ひろしまタイムラインに思うこと】 製作者・賛同者の方はすみません。淡々と語らせてください。 自分は被爆三世です。 曾祖母を原爆で亡くしました。当然会ったことはありません。 原爆投下の知らせを受けた祖父は、鉄道を乗り継ぎ、東京から母の許へ急いだそうです。 #ひろしまタイムライン1330
しらす@dokomademoinaka·2020年8月8日祖父が見た曾祖母は全身がやけどでかつての面影はなかったそうです。 看病のかいもなく原爆投下から四日後、息を引き取りました。 ただ、僕がこの話を知ったのは祖父が亡くなってからです。 祖父は厳格でしたが、僕はおじいちゃん子だったので、かなりなついていました。 #ひろしまタイムライン15
しらす@dokomademoinaka·2020年8月8日けれども祖父の口から曾祖母を目の前で亡くしたことは生前には一度も聞きませんでした。 ただ、祖父が亡くなる少し前、お酒を飲んでか涙を流したことがあったそうです。 母親を目の前で亡くしたことを相当悔いていたと聞きました。 これは葬儀後に祖母から聞きました。 #ひろしまタイムライン15
しらす@dokomademoinaka·2020年8月8日その後祖父の書斎を整理していたら自伝が出てきて、冒頭の経緯を知りました。 僕にとっては被爆体験は想像の世界です。 慕っている人が、大切な人を目の前で亡くしたつらさを想像して、それが自分にとってもつらい、というレベルの話です。 #ひろしまタイムライン15
しらす@dokomademoinaka·2020年8月8日でも、今でもこの話を思い出すと胸が苦しくなります。 じいちゃん、つらかったよなぁ 母ちゃん、目の前で死んじまうのはつらいよなぁ 自伝を読んで真っ先に感じたのは、祖父への同情でした。 厳格さと優しさを持ち合わせた祖父に様々な過去があったんだと。 #ひろしまタイムライン16
しらす@dokomademoinaka返信先: @dokomademoinakaさんだから、原爆投下は僕にとっては慕っている人の悲劇として刻まれているのです。 ひろしまタイムラインの製作者の思いは十分わかるのですが、同時にコンテンツとして消費してしまう「軽さ」も感じてしまいました。 こういうところに嫌悪感を覚えたことも事実です。 #ひろしまタイムライン午前11:51 · 2020年8月8日·Twitter for Android11 件のいいね
しらす@dokomademoinaka·2020年8月8日返信先: @dokomademoinakaさん啓発していくこと、当時の経験を語り継いでいくことは大事だと思います。 でも、ひろしまタイムラインを目にして、嫌悪感を感じたことも隠すべきではないと思いました。 当事者ではないけども、当事者に近い存在。それが被爆三世という自分なのかなと思いました。 以上です #ひろしまタイムライン29
しらす@dokomademoinaka·2020年8月8日嫌悪感について補足すると なんというか、故人の被爆体験をコンテンツ化して弄んでいる、って感じてしまったんですよね。 当然制作者の意図するところは違うんでしょうけど。6