飛雪の滝キャンプ場が2018年にリニューアルオープン!綺麗で清潔なコテージでの宿泊体験をレポートします(三重県紀宝町)
掲載日:2018.05.092018年4月にリニューアルオープンした南牟婁郡紀宝町にある三重県最南端のキャンプ場「飛雪の滝キャンプ場」。東紀州の観光や熊野三山への参拝にも便利です。早速、バリアフリーな新築コテージに宿泊してきました!緑の中の遊歩道で川遊びをしたり、雄大な滝でカヤックに乗ったり、地元食材のバーベキューを楽しんだりと、キャンプ場ならではの楽しみを全身で満喫。親子で初めてのキャンプは思い出深い経験となりましたよ!ぜひ予約してくださいね。
三重県最南端のキャンプ場をご存じですか?
南牟婁郡紀宝町にある「飛雪(ひせつ)の滝キャンプ場」は、落差30mにもなる「飛雪の滝」を間近で体感できるキャンプ場です。
もともとはテントサイトのみ営業していましたが、コテージと直売・集客交流拠点施設を新たに増設し、2018年4月27日にリニューアルオープン。
そこで、できたばかりのコテージへ遊びに行ってきました!
豊かな自然と充実した設備が整えられた新しいキャンプ場の魅力をお伝えします。
今回「飛雪の滝キャンプ場」を訪れたのは、三重県津市在住の谷本さんファミリー。
5歳の亘(わたる)くんは初めてのキャンプが嬉しくて、この日は朝5時に目を覚ましてしまったそう。
キャンプ場に到着したら、まずは直売・集客交流拠点施設「飛雪の里」で受付しましょう。
新築されたばかりの建物には地元産の木材がたくさん使われていて、中に入ると優しい木の香りがふわり。
スタッフの方から施設の説明を受けたら、今夜泊まるコテージの鍵を受け取ります。
館内にある売店ではキャンプに必要な装備や食材の他、地元で採れるブランド米「飛雪米」や地元産の野菜、お土産にぴったりの郷土菓子なども販売。
特産品の産地直売所としても利用されています。
それではコテージへ行ってみましょう。
コテージは「滝の宿」と名付けられ、8棟が新設されました。
コテージは全てバリアフリー設計。
玄関までは緩やかなスロープがあり、コテージ内には段差がほとんどなく、トイレには手すりが備え付けられています。
また、IHヒーターを備えたキッチンには冷蔵庫も完備。
広い浴槽があるお風呂、広々とした洗面台、洗浄機能付きのトイレもあり、キャンプ場特有の不自由さは一切感じられません。
何よりも綺麗で清潔なのが嬉しいですね!
家族がくつろぐ和室はゆったり休める充分な広さがあります。
新しい畳で寝っ転がるのは気持ち良いですね!
しかも嬉しいロフト付き!
ロフトがあるだけで、ウキウキしてきますね。
ちなみにコテージでは大人4名まで利用できちゃいます。
荷物を置いたら早速遊びに出かけましょう!
この日は飛雪の滝の上流まで行ける遊歩道を散策します。
キャンプ場がある浅里(あさり)地区の田園風景が一望できる場所からは、田植えされたばかりで満々と水をたたえた田んぼと雄大な熊野川の流れ、そして対岸には和歌山県新宮市が見えます。
さらに遊歩道を進んでいくと、「二の滝」と呼ばれる飛雪の滝の上流にある滝へたどり着きました。
この辺りは木々に囲まれて静けさが広がっており、澄んだ滝壺の水の綺麗さが抜群です。
二の滝を楽しんだら、同じ道を少し戻り、飛雪の滝へと流れる川で川遊び。
この川は大きな一枚岩の上を渓流が流れている珍しい地形です。
冷たい川の水も何のその、亘くんはお父さんと一緒に川遊びで大はしゃぎ。滑って転んでお尻がぬれてしまってもへっちゃらです!
キャンプ場へ戻ってきたらレンタサイクルを借りて浅里地区めぐり。
浅里地区は2011年の台風12号にともなう豪雨で甚大な被害を受けましたが、現在では復旧され、のどかで美しい田園風景が広がります。
「にほんの里100選」にも選ばれており、日本の原風景ともいえる景色に心が和みます。
さて、いっぱい遊んだ後はお待ちかねの夕食です!
コテージの裏でバーベキューが楽しめるのは、何かと便利で嬉しいですね。
バーベキューの食材、木炭、バーベキューセットなどは全てキャンプ場で用意してもらえるので初心者でも楽々(宿泊とは別料金が必要、要予約)。
食材には、地元の紀和牛をはじめ、地元産の野菜、さくらポーク、ウインナーなど盛りだくさん。
大好きなお肉やウインナーをいっぱい食べた亘くん、明日への充電もばっちりです。
美しい自然の中で美味しいバーベキューを楽しみ、キャンプ初日は暮れていきます。
夜が更けて空を見上げると、一面に広がる満点の星空!
BGMは、虫の鳴き声。
自然豊かな紀宝町だからこそ味わえる、贅沢な時間が流れていきます。
さて、夜が明けてキャンプ2日目!
今日はキャンプ場のシンボルである「飛雪の滝」で遊びましょう。
「飛雪の滝キャンプ場」では、空気を入れて使用する安全なダッキー(インフレータブルカヤック)を常備しているので、飛雪の滝や熊野川で遊べるアクティビティが楽しめます。
亘くんとお父さんもウェットスーツとライフジャケットをレンタルし、準備運動をしたら、いよいよダッキー初体験。
スタッフの方から指導を受け、二人乗りのダッキーに乗り込み、滝壺へと向かいます。
いよいよ滝の真下まで来ました!
滝から流れ落ちる水をシャワーのように全身に受け止める体験は、なかなか他ではできるものではありません。
暑いときには最高ですね!
ちなみに、実際の動画はこんな感じ。
なかなかの迫力です!ぜひ実際に体験してみてください。
全身ずぶ濡れになりながら、滝遊びを存分に楽しみました!
亘くんも大満足。
優しいスタッフさんにお別れを告げて、2日間のキャンプは終わりました。
「また遊びに来たいね!」とお父さんとお母さんも名残惜しそう。
「飛雪の滝キャンプ場」には滝の見えるバーベキューサイトや、滝横に広がる芝生のテントサイトもあり、日帰りキャンパーや、キャンプ装備を備えたベテランキャンパーにも楽しんでもらえます。
また、熊野川を渡ったらすぐ新宮市という場所にあるため、世界遺産にも登録されている熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)への参拝にも便利。
紀宝町内にはウミガメを飼育している「道の駅紀宝町ウミガメ公園」など見所もいろいろあるので、ぜひ今度の休みはのどかな田園風景と豊かな自然を体感しに「飛雪の滝キャンプ場」へ訪れてみてはいかがでしょうか?
キャンプ道具がなくても、キャンプ未経験者でも安心して過ごせますよ。
【飛雪の滝キャンプ場:体験メニュー】
・本格フィンランド式で滝にも入れる『テントサウナ』体験
・癒やしの沢遊び「二の滝&渓流トレッキング」
・飛雪の滝キャンプ場でお手軽「アマゴ釣り」体験
・BBQ☆飛雪の滝キャンプ場で「手ぶらバーベキュー」
・「にほんの里100選」浅里集落をサイクリング♪
・超快感!飛雪の滝で『滝ダッキー』体験
※ダッキー体験、バーベキューなど詳細については直接キャンプ場までお問い合わせ下さい。
飛雪の滝 キャンプ場
- 住所
- 南牟婁郡紀宝町浅里1409-1
- 電話番号
- 0735-21-1333(飛雪の滝キャンプ場)
- 公式URL
- https://hisetsu.jp
- 営業時間
- 通年営業
- 休業日
- 4~6月、9~11月は火曜日、12~3月は火曜日、水曜日
12月29日~1月3日(GW、7~8月は無休)
※お電話の受付時間は9:00~17:00
※施設管理、メンテナンス等で臨時休業をいただく場合もございます。 - 料金
- ※コテージ・研修室宿泊利用の場合、施設基本利用料の他に別途お客様一人当たり大人(中学生以上)1,000円、シニア(65歳以上)500円、子ども(3歳から小学生)500円の利用料が必要となります。
■テントサイト
(宿泊)2泊目以降は500円割引
レギュラーサイト 1区画1泊3,000円
ソロサイト 1区画1泊1,000円
(日帰り)
レギュラーサイト 1区画1日1,000円
ソロサイト 1区画1日500円
■コテージ
サマー(7〜8月):1泊13,000円(2泊目以降は1,000円割引)
レギュラー(4〜6月、9〜11月):1泊10,000円(2泊目以降は1,000円割引)
バリュー(12〜3月):1泊7,000円(2泊目以降は1,000円割引)
■研修室(日中利用)
1室1時間500円
■研修室(宿泊利用)
サマー(7〜8月):1泊18,000円(2泊目以降は1,000円割引)
レギュラー(4〜6月、9〜11月):1泊14,000円(2泊目以降は1,000円割引)
バリュー(12〜3月):1泊10,000円(2泊目以降は1,000円割引)
■キッチン
日帰り利用:1台1時間500円
研修室宿泊利用:無料
■炊事棟
無料
■シャワー室
3分100円
■浴室(研修室宿泊利用)
無料
※学校団体活動、障害のある方、紀宝町内にお住まいの方の利用料に関して一人当たりの利用料を減免します。詳しくは、公式ホームページを参照ください。 - 公共交通機関でのアクセス
- JR新宮駅から町民バス浅里神社前下車2分
- 車でのアクセス
- 【名古屋方面から】
熊野尾鷲道路熊野大泊ICから国道42号を新宮方面へ約50分(約35㎞)
【大阪方面から】
紀勢自動車道すさみ南ICから国道42号を新宮方面へ約1時間40分(約80㎞)