関ジャムをご覧の皆様、沢山の温かいコメントやメッセージをありがとうございました。
※見逃した方は、配信アプリTVerで2021/02/14 22時まで観られます。
https://tver.jp
関ジャニ∞の皆さんは、全員メインボーカル体制にむけて約一年、音楽の勉強とボイストレーニングを死ぬほど頑張ってきました。
いや、目覚めたと言う言葉の方が相応しいかな。
たまに来て、「いいね、その調子〜♪」とかそういうレベルではありません。
どんなに忙しい日でも、這ってでも来ます。
周りは呆れ、私が止めるほど、練習します。
私の厳しい言葉や判断、高い要求を受け止める器の広さと強さもあります。
勘違いのない様に、これだけは言わせてください。
私はどの歌手にも、求められれば何でもやります。
全員同じように熱心に向き合っています。
関ジャニ∞の皆さんの成長は、まぎれもなく彼らが誰よりも努力した結果に尽きます。
そこには16年やってきたおごりなど1ミリも無く、ただただひたむきな男たちの姿がありました。
うまくいかなくて膝を抱えた日も、やっぱり自分は無理かも、と何度も思ったメンバーもいると思います。
でもね、初回に出演させていただいた時、私はすでにボーカリストとしての彼らのポテンシャルに気づいてしまったんです。
だから、どうしても信じて欲しかった。
自分達の選択次第で、この先いくらでも新しく、より強くもなれるという事、そして音楽はとても自由で楽しいと言う事。
音楽には人の人生を変える力があります。
目に見えないけど、風化することなく多くの人々の心に残ります。
最近はメンバー同士で歌の悩みを共有したり、助け合ったり、彼らは歌を通して「自分達」という最強の味方を付けています。
SNSでも書きましたが、先生は私一人じゃなくても良いし、この先沢山の人が彼らの音楽に関わって、ファンの皆さんと共に素敵な音楽ストーリーが出来るんじゃないかなぁと思っています。
そのうちの一人、今回の新曲キミトミタイセカイの作詞作曲を手がけたBACK-ONの鬼才ボーカルKenji03氏。
「キーはどうですか?トップラインはどうですか?合わなければいくらでも書き換えますから。」
「先生!本録りまであと3日ある。その間に1ミリでも良くなる方法を考えましょう。彼らが後に聴いて、今の全力な気持ちを思い出せる曲にしたいんです。こうしとけば良かったなんて絶対に思わせたくない。」
なんて素晴らしい愛と情熱に満ち溢れた音楽人でしょう。
歌手としての彼の才能もまた、非常に助かりました。本当にありがとう!!
そしてもうひと方「俺はこの場を借りて真剣に関ジャニ∞と話がしたい。カットされても構わない」と言ってくれたゴスペラーズ北山さん。
収録中、メンバーさんとの会話に涙を堪えるのが大変でした。
北山さんの言葉は今後も彼らを支え、奮起させてくれると思います。本当にさすがです。
これからも兄貴と慕わせてください。
兄貴の声は自分がこの先もアレしますから!
そして何よりご縁を頂いた関ジャムさん、嫌な顔一つせず、私をボーカルディレクターとして迎え入れ、何でもトライさせてくださったインフィニティ・レコーズの皆様、事務所の皆様、本当にありがとうございます。
キミトミタイセカイ。
全員メインボーカル体制の序章にしては、十分過ぎるほどの学びとストーリーがありました。
彼らは今、真の意味での『自分が歌う意味』みたいなものを、気付き始めたのではないかと実感しています。
その証拠に今もそのストーリーは同じ熱量で更新され、自ら課した更なる高い壁と闘ってます。
もちろん理想の形にするには、時間も場数もまだまだ必要だと思いますが、最短ルートで加速させるべく私も全力でサポートします。
努力と進化を止めない関ジャニ∞が見せてくれるセカイを、心から楽しみにしています。
ありがとうございました。
初回限定盤Aには更に詳しいボーカルドキュメントが収録されています。
※ブログ掲載内容については、ジャニーズ事務所様、関ジャム様、各アーティスト様に許諾を得ております。