【メル博】ロゴマーク いのちのたび博物館メールマガジン 第11号
2005/03/10
博物館からのおしらせ
春の特別展「なぜ?なに?動物ワールド」
【画像】私たち素朴な疑問にお答えします。
私たち素朴な疑問にお答えします。
恐竜が絶滅した後、それまで小さくてひっそりとくらしていた動物たちのなかから、大きさも暮らしかたもいろいろなものがあらわれてきました。この特別展では、私たち人間と同じ仲間の哺乳類をはじめとして、5億年の歴史をもつ魚類や、大きな鳥もまじえて、いろいろな動物のふしぎな形と生活を紹介します。

【骨格動物園】
 大型の動物のほねの標本をたくさん展示します。ふだん見ることができない体のつくりがよくわかるよ。到津の森公園でおなじみだったカバオくんも登場します。
【くらべるワールド】
 にたものどうし、いろいろな色と模様、ネコのなかまとイヌのなかま、くらべてみよう!
にてるかな?
【空・海・地中ワールド】
 動物がすんでいるのは地面の上だけじゃないよ。空だって、海だって、地面の中だって、すめば都?ジンベエザメやバショウカジキなども展示。海ならぼくらの天下だ!
【珍獣ワールド】
 ちょっと変わった動物たち、とっても変わったいきものたち、たくさん出てきます。なにがでてくるかは、お楽しみ! 君にとって、一番の珍獣はなんだろう?
【体験コーナー】 
簡単にはさわることができない野生動物たち。ふわふわかな、ごわごわかな、ちくちくかな。どんな感じか、たしかめてね。標本だから、かみつかないよ。

【会  場】いのちのたび博物館ギャラリー館
【開催期間】平成17年3月19日(土)~平成17年5月8日(日)
【観 覧 料】一般400円 高校・大学生300円 小・中学生200円
【お得なセット券も発売】
    常設展と特別展の入場券をセットしたお得なセット券を販売します。
    一般 800円 高校・大学生 500円  小・中学生 300円

「なぜ?なに?動物ワールド体験イベント」動物おり紙教室&動物バルーン教室
【画像】  アニマルバルーン作りに挑戦!!
  アニマルバルーン作りに挑戦!!
「なぜ?なに?動物ワールド」の会場内で『動物おり紙教室&動物バルーン教室』を開催しますかわいい動物のバルーン・折り紙を作ってみませんか。(日によって教室は変わります)。
開催日:春休み3/19(土)~4/6(水)
    ゴールデンウィーク4/29(祝)~5/8(日)
    4/9(土),10(日)16(土)17(日)23(土)24(日)
場 所:いのちのたび博物館特別展会場内で実施
参加費:特別展チケットが必要

特別展「なぜ?なに?動物ワールド」体験講座
【画像】  動物ほねほねペーパークラフト
  動物ほねほねペーパークラフト
●ムササビグライダーをつくろう
   3/20(日)3/26(土)5/1(日)13:00~
●動物ほねほねペーパークラフト
3/27(日)4/3(日)13:00~

春休みに家族やお友達と、動物工作教室に参加して見ませんか。3月17日(木)から電話で受け付けます。先着順なので早めにどうぞ。

【申し込み方法】
定 員:各20名
対 象:小学生以上(小学生は保護者同伴)
参加費:セット券(常設展+特別展)が必要
場 所:博物館講座室または実習室
申込み方法:3/17(木)から電話で受付(先着順)

いのちのたび博物館 TEL 681-1011

博物館クイズラリー『博物館を10倍楽しもう!』
【画像】 きみは博物館を何倍楽しめるか?
 きみは博物館を何倍楽しめるか?
春の館内イベントとして、セット券(常設展+特別展)入館者のうち中学生以下を対象にした“博物館を10倍楽しもう”(館内クイズラリー)を開催します。博物館に来館したことのある子どもたちにも、館内の知らなかったミニ知識や新しい発見(恐竜の疑問や、動物の習性、歴史の裏話など)を親子や友達と一緒に学べるような内容になっています。

【問 題】
1 たぬき寝入りは本当か??
2 ノウサギの大きな耳はなんのため??
3 セイスモサウルスと体重くらべ
4 世界最大のトンボメガニューラ
5 恐竜の歯。はえかわりの秘密
6 これは石?それとも木? ~響灘の巨大珪化木
7 記念写真スポットとして大人気。カルカロドン・メガロドン
8 マンモスの牙を観察しよう!
9  ヘラクレスVSアクタエオン
10 カブトガニの謎?なぞ?
11 甲冑(かっちゅう)とは?
12 「川ひらた」はなにを運ぶ舟?

【会  場】いのちのたび博物館内
【実施日】 平成17年3月19日(土)~平成17年5月8日(日)
【対  象】中学生以下(未就学児も可)
【参加費】セット券(常設展+特別展)が必要
(小中学生300円・未就学児無料)
【所要時間】1時間程度。来館時のいつでも参加できます。
【完了プレゼント】
12問のクイズに答え、からくじなしのガラポンにチャレンジ!!当たりが出たら博物館オリジナルグッズをプレゼント。

学芸員の「よもやまばなし」
かわいいクリオネ、実はどう猛?!
【画像】 私、クリオネ。実は・・・(写真提供:大阪・海遊館)
 私、クリオネ。実は・・・(写真提供:大阪・海遊館)
天使や妖精に例えられるクリオネをテレビや水族館で見たことのある方も多いと思います。このクリオネ、何の仲間だと思います?和名をハダカカメガイといいます。名前に“カイ”と付いていますね。そうです。クリオネはカタツムリやアサリと同じく貝の仲間なのです。ただし、カタツムリなど多くの貝類が持つ貝殻はみられません。でも子供の時はちゃんと貝殻を持っています。この貝殻は成長につれてだんだんと消えてしまいます。クリオネは翼のような形をした足を動かして海の中を泳ぎ回りますが、貝殻は泳ぐのには邪魔なのかもしれません。このかわいいクリオネですが、どう猛な一面を持っています。餌になる巻き貝をみつけると、頭から飛び出す六本の触角で素早く捕らえてしまいます。こうして自分の頭ほどもある大きさの獲物を丸のみにしていく様はまるでモンスターのようです。流氷の下でただかわいらしくぱたぱたと泳いでいるだけではなく、厳しい自然の下でハンターとして、たくましく生きているのです。

コウモリのおみあし
【画像】  クビワオオコウモリの脚
  クビワオオコウモリの脚
コウモリはけものの中で唯一、はばたいて空をとべるいきものです。夜しか活動しないせいか、その姿のせいか、あまりいい印象はもたれないことが多く、ある意味では気の毒ないきものたちです。吸血鬼ドラキュラのお話に登場したり、イソップ童話でも鳥とけもののどっちつかずのずるい立場で描かれたりしています。ほんとうは、害虫を食べてくれたり、オオコウモリの仲間は花粉を媒介してくれるなど、私たちの役にたっていることも多いんですけどね。
ところで、コウモリといえばその翼、つまり手の方に目がいきがちです。ここでは、ちょっと足にも注目してみましょう。写真はジャワで撮影したオオコウモリの一種です。小さくてみえにくいですが、足先をみるとどことなく違和感を感じてしまいます。どこが変か考えるには実験してみるのが一番です。ちょっと腹這いになって足を伸ばしてみてください。足の裏は背中側を向くはずです。でも、コウモリを見ると、なんとなく足の裏が前を向いているように見えませんか。ちょっとわかりにくいので、博物館に収蔵してある似た種類の標本を見てみました。そうなんです。コウモリの足は、私たちの足と比べると180度回転していて、ふつうに体をのばすと足の裏が前をむいてしまうのです。ひざの曲がり方も私たちとは逆で、後ろ側に曲がります。
特別展ではたくさんのコウモリも登場予定です。


【メル博】購読者プレゼント
春休みスペシャルプレゼント
【画像】  新学期はこれで決まり!
  新学期はこれで決まり!
●缶ペンケース&下敷きセット 1名様
 ティラノサウルスの缶ペンケースと下敷きのセットです。下敷きは表はティ ラノサウルス、裏には肉食恐竜の仲間が紹介されています。新学期を新しい 文具でスタートしてみませんか?
●化石発掘コレクション 2名様
 人気の発掘キット。砂を掘ると本物の化石が出てきます。今回の発掘セット はディスプレイ台付きなので、掘り出されたものを飾ることができます。
●恐竜スタンプセット 1名様
 お子様に人気の恐竜のスタンプです。しかもティラノ、トリケラ、ステゴの3種類をセットにしてプレゼント。


プレゼントのご応募はこちら
編集後記
エンバイラマ館マメンチサウルスの秘密!
【画像】エンバイラマ館の舞台裏
エンバイラマ館の舞台裏
メル博6号でエンバイラマ館(1億2千万年前の北九州を再現した動く恐竜のコーナー)をご紹介しましたが、その写真撮影現場に潜入しちゃいました。初めての舞台裏にドキドキしながら、はしごを降りて舞台の反対側に行くとビックリ!なんと首長恐竜マメンチサウルスの胴体は半分しかなかったのでした。いつも演出のときは胴体から後ろは、見えなかったけれどこんな造りになっていたとは・・・・うーんショック。次に大型の肉食恐竜ワキノサトウリュウにタッチ。意外とやわらかい皮膚に感動しながら記念写真を1枚。血管が浮き出たところまでリアルに造っていました。

いのちのたび博物館ロゴマーク
【発行】北九州市立いのちのたび博物館
  〒805-0071福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
  TEL : (093)681-1011 FAX : (093)661-7503
  URL : http://www.kmnh.jp
バックナンバー
配信アドレスの変更
配信メール形式の変更
メルマガ配信の停止
このメールは、いのちのたび博物館メールマガジンのご購読を希望された方にお送りしています。

Copyright © Kitakyushu Museum of Natural History & Human History. ALL Rights Reserved.