【メル博】ロゴマーク いのちのたび博物館メールマガジン 第11号
2005/07/10
博物館からのおしらせ
夏の特別展「世界の両生・爬虫類展」開催!
【画像】きみは何種類知っているかな??? ぼくらに会いにきてね!
きみは何種類知っているかな??? ぼくらに会いにきてね!
カエルやヘビ、カメは、昆虫や恐竜と並んで子どもたちに大人気!
この夏休み、世界の両生・爬虫類を数百点、一挙に展示します。ガラガラヘビやヤドクガエルなどの珍しい特徴や美しい色彩をもったものも多数、生きたまま展示。今まで見たこともないものが目白押しです。ヘビやカエルにタッチするコーナーや楽しいイベント盛りだくさんです。

<世界の両生・爬虫類の飼育展示コーナー>
◎メキシコからのガラガラヘビをはじめとする約40種類の海外産の両生類と爬虫類(カエル・カメレオン・サンショウウオ・カメ・イモリ・ヘビ・エリマキトカゲ)などの飼育展示を行います。

<北九州市内に生息する両生・爬虫類の飼育展示コーナー>
◎皆さんは、北九州市内にも数多くの両生類・爬虫類が生息しているのをご存知ですか?このコーナーでは、北九州市内に生息する両生類14種と爬虫類15種の全種を飼育展示します。

<天然記念物「岩国のシロヘビ」の飼育展示コーナー>
◎天然記念物に指定されているシロヘビを生きたまま展示するほか、シロヘビにまつわる文化や歴史、保護事業などを紹介します。

<両生類・爬虫類標本コレクションコーナー>
◎当博物館自然史友の会員である橋元浩一氏が所蔵している両生類・爬虫類液浸標本、約250点を一挙に公開します。

●会場内イベント
【毎日開催】 両生・爬虫類研究所おもしろトークショー&ミニ工作教室 各回40名
【土日開催】 直接カエルやヘビに触れるイベント(14:30~15:00/定員20名)

【日 程】平成17年7月16日(土)~平成17年9月4日(日)
【時 間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【場 所】いのちのたび博物館 ギャラリー館
【料 金】一般500円 高大生400円 小中学生300円 未就学児無料
※お得なセット券(特別展+常設展)
一般900円 高大生600円 小中学生400円・未就学児無料

実演!ガマの油売り口上(こうじょう)
【画像】さあてお立合い、このガマの油の効能は・・・一枚が二枚、二枚が四枚
さあてお立合い、このガマの油の効能は・・・一枚が二枚、二枚が四枚
ヒキガエル(ガマガエル)は危険を感じた時、目の後ろや背中から白い汁を出します。この汁を集めてつくった薬は「ガマの油」と呼ばれて、昔からキズ薬として重宝されてきました。この「ガマの油」を売る時のとても面白い売り文句(売り口上)が昔から伝わっており、筑波山ガマ口上保存会の口上師がガマ油売り口上の実演をします。
【日時】7月17日(日)・8月13日(土)・8月14日(日)
*11時と14時の1日2回 
【場所】1Fガイド館(特別展入館料が必要です。) 
【定員】一般100名 当日受付(整理券配布)

博物館クイズラリー「夏休みの友」に挑戦!
【画像】クイズにチャレンジしてケロ!!
クイズにチャレンジしてケロ!!
館内を探検しながらクイズに挑戦!
毎回大好評の館内ラリーを7月16日~9月4日まで開催します。セット券(常設展+特別展)を購入した中学生以下は誰でも参加できるよ。今回も博物館ならではのミニ知識や新しい発見が満載!きみは何問答えられるかな????夏休みはこれで決まり!!!

【完了プレゼント】 ゴールに行くとお楽しみ賞や博物館オリジナルグッズをプレゼント。何が当たるかはお楽しみに!!!

【開催日】平成17年7月16日(土)~17年9月4日(日)
【時 間】9:00~17:00(受付は16:00まで)
【場 所】いのちのたび博物館内
【対 象】中学生以下(未就学児も参加できます)
【参加費】セット券(常設展+特別展)が必要(小中学生400円・未就学児無料)
【所要時間】1時間程度。来館時のいつでも参加OK。

夏休み古代体験教室「ガラス玉と石の勾玉をつくってみよう」
【画像】オリジナルグッズを作ろう!!
オリジナルグッズを作ろう!!
この夏は、何か違った体験をしたいと思いませんか。弥生時代にタイムスリップ!!
自分オリジナルのガラス玉と石製の勾玉を作ります。ふたつをひもに通して首に下げればもうあなたも弥生人???

【日  程】  8月8日(月)13:00~15:00
【場  所】  いのちのたび博物館実習室
【受 講 料】 1,000円 特別展入館料込み
【応募資格】 小中学生(小学生は保護者同伴)
【募集人員】 40名(応募者多数の場合は抽選となります)
【募集期間】 7月25日(月)締め切り
【応募方法】 往復はがきに、住所、氏名、年齢、学年、電話番号を記入して、あて先まで応募してください。
※ 電子メールでの申し込み可、電子メールでのお申込みは
http://www.kmnh.jp/event/ev_sy.php?ev_id=191の右下の申込フォームで
【あ て 先】 〒805-0071 北九州市八幡東区東田2-4-1 いのちのたび博物館「古代体験教室」係
【お問合せ】  電話 (093)681-1011

夏休み特別展「世界の両生・爬虫類展」関連イベント「ヘビの解剖を見てみよう」
【画像】ちょっと怖いけど面白い体験ができますよ!
ちょっと怖いけど面白い体験ができますよ!
ヘビの細長い身体の中には、生きてゆくために必要な臓器がコンパクトに収まっています。ヘビ専門家の解説のもと、解剖を見学してみませんか。いろいろな発見がありますよ。ぜひ参加してみよう!!!
【日  程】  7月24日(日)・8月6日(土)14:00~15:00
【場  所】  いのちのたび博物館解剖室
【受 講 料】  特別展入館料が必要
【応募資格】  小学3年生~中学生
【募集人員】  各日15名
【申し込み方法】7月21日(木)9:00から電話受付(先着順)
【お問合せ】  電話(093)681-1011

学芸員の「よもやまばなし」
シュモクバエの不思議
【画像】トリビアでも紹介された「目がすごーく離れたハエ」って・・・
トリビアでも紹介された「目がすごーく離れたハエ」って・・・
頭がずいぶん大きく、目(複眼)が大きく横にはり出した不思議な形をしたハエがいます。仏具の鐘等をならす棒、橦木(しゅもく)に似ているのでこんな名前がつきました。熱帯に多いのですが、近年日本でも石垣島でヒメシュモクバエが発見されました(写真1—2)。目のはり出し方にもいろいろあり、シュモクバエでは額の部分が長くなったのですが、写真3−4のヒロクチバエの一種は目のすぐ横の部分(眼柄)が長くなっています。触角の位置をみるとシュモクバエでは目のすぐ横、ヒロクチバエでは額のまん中あたりにあるので、このことがわかります。でも何故こんなふうになったのか、またどういうふうにあたりが見えているのか、よくわかっていません。
(ヒメシュモクバエは徳島県立博物館の大原賢二氏から寄贈いただきました。)

画像のリンクをクリックすると拡大して見えるよ。

アラビアのツチノコ?パフアダー
【画像】
 今まで見たことのないような、変わった形をしたヘビを山の中や田畑で目撃したという情報が、日本の各地から報告されています。そのヘビの胴はビール瓶のように太くて、それでいて顔は小さく尻尾も細く、時には数メートルもジャンプするという伝説のヘビ「ツチノコ」です。この「ツチノコ」の正体は、新種のヘビであるとか、大きなヒキガエルを飲み込んだ時のヤマカガシだとか、マムシの威嚇姿勢だとか、いろいろいろいろな説がありますが、いまだに捕獲されたことのない謎のヘビです。
 マントヒヒの調査でサウジアラビア王国に行ったとき、砂漠の中で、「ツチノコ」そっくりのヘビを見つけました。頭は少し大きいものの、胴が太く迫力のあるこのヘビは、パフアダーという猛毒のヘビです。主にアフリカやアラビア半島に住んでいます。普段は、砂のなかに隠れていて、人間が踏もうものなら、反り返って噛みついて、多量の毒液を注入するという、まさに地雷のような毒蛇です。こんな毒蛇がいる場所では、できることなら調査などしたくはありません。
 このパフアダーの液浸標本を、夏休み期間中に開催される「世界の両生・爬虫類展」にて展示します。アラビア版の「ツチノコ」をぜひ見に来て下さい。


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【画像】自由研究はもう考えた??
自由研究はもう考えた??
●結晶の研究キット  1名様
尿素や重曹を使って結晶を作る実験キットです。
どんな条件で、どのような結晶ができるのか、研究してみませんか?

●ポケットテレマイクロスコープ 1名様
これ一つで8倍の望遠鏡と30倍の顕微鏡として使える優れもの。ペンの形をしているので携帯にも便利です。これぞ自然観察の秘密兵器!?

●サルタサウルスの卵の殻 1名様
サルタサウルスの卵の殻、約7000万年間の本物化石です。表面のごつごつ感など、実際に触れてみたくありませんか?

●週刊 かがくる 1名様
なんでも分かるびっくりな科学誌です。みんなの?(はてな)に答えてくれます。今回は創刊号と2号をプレゼント。毎週発行される全50巻をファイリングして行けば、最後には立派な子供百科事典になります!

応募のときに博物館へのメッセージくださーい(^0^)/

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編集後記
寒天フィーバー!!
【画像】
梅雨なのに雨が降らないと思っていたら、このところの豪雨。何か地球がおかしくなっているような・・・・。皆さんの住んでいるところでは何か影響はありましたか。
ところで、今はまっているものは寒天パワー。ダイエット・血糖値・便秘などなど、体にいいことだらけ。テレビの影響でさっそく”ところてん”を買いに行ったのですが、どこのスーパーもすべて売り切れ。あるデパ地下にいき、四角いままの”ところてん“を見ていたら、店のご主人が「ところてん突き器」を使わせてくれたのでした。昔は母といっしょに使っていたことを思い出して・・・なつかしい気持ちになりました。


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【発行】北九州市立いのちのたび博物館
  〒805-0071福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
  TEL : (093)681-1011 FAX : (093)661-7503
  URL : http://www.kmnh.jp
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