【メル博】ロゴマーク いのちのたび博物館メールマガジン 第11号
2005/11/10
博物館からのおしらせ
いのちのたび博物館の入館者が100万人を達成しました!!
【画像】100万人目の入館者は広島県から修学旅行でお越しの有村祐樹くん(12歳・伴東小学校)
100万人目の入館者は広島県から修学旅行でお越しの有村祐樹くん(12歳・伴東小学校)
いのちのたび博物館がオープンして早いものでもう3年(平成14年11月3日にオープン)。開館3周年を目前の10月26日に入館者100万人を達成しました。100万人目の入館者は広島県から修学旅行でお越しの有村祐樹くん(12歳・伴東小学校)。末吉興一市長から記念品を受け取り「いきなり100万人と言われて驚きました!めったに無いことなので、とてもうれしいです。」とコメント。修学旅行のクラスメイトも喜んでいました。

特別展「大名細川家-文と武の軌跡-」
【画像】黒糸威横矧二枚胴具足
黒糸威横矧二枚胴具足
 豊前国小倉から肥後国熊本城主になった細川家は、室町将軍足利家再興に尽力し、さらには織田信長・豊臣秀吉・徳川家康と、めまぐるしく交代する権力者の身近にあって、近世大名への道を確かなものにしました。その名声は文芸や茶道において際立ったものがあります。今回の展示品の中には、利休自作の茶杓「ゆがみ」や、利休が豊臣秀吉の北野大茶湯で使用し、三斎も愛用した茶入「利休尻ふくら」など、世に知られた茶道具が並んでいます。晩年を細川家のもとで過ごした剣豪宮本武蔵の直筆「正面達磨図」や、金象嵌をほどこした国指定重要文化財の「桜破扇図鐔」なども必見。
 細川家に伝わる古文書・肖像画・甲冑、千利休や古田織部の茶道具、宮本武蔵の絵画など、貴重な文化財約100点を一堂に公開! 細川家の足跡をたどりながら、貴重な文化財をご堪能ください。


【記念講演会】 大名細川家の茶道 ~細川三斎の茶~
  日時:11月19日(土)13:30~15:00(入場無料)
  場所: いのちのたび博物館 1階ガイド館
  講師:(財)永青文庫 史料専門員 川口恭子氏

【開催日】 2005年11月18日(金)~2005年12月11日(日)
【時 間】 9:00~17:00(入館は16:30まで)
【場 所】 いのちのたび博物館 1階ギャラリー館
【料 金】 特別展料金
       一般700円 高・大学生400円 小・中学生300円
      お得なセット券(常設展+特別展)
       一般1,000円 高・大学生600円 小・中学生400円

北海道旭川市旭山動物園 小菅(こすげ)正夫(まさお)園長 公開講演会
【画像】北海道旭川市旭山動物園 小菅正夫園長
北海道旭川市旭山動物園 小菅正夫園長
 今、話題の北海道旭川市旭山動物園をご存知ですか。冬の時期、ペンギンのお散歩の様子をテレビで見た方も多いはず。日本で最北にあるこの動物園は8月の入場者数が45万人と動物園では日本一、また今年度の入場者数が8月に早くも100万人を超えるなど、道内のみならず全国から多くの人を集める人気の動物園です。
 その人気の秘密は、独自の「行動展示」と言われる展示施設などの工夫。動物の姿形を見ることができる従来の「形態展示」に対して、動物本来の行動や能力を見ることができます。さらに、旭山動物園の展示方法は、できるだけ自然に近い状態で見せようという「生態展示」の要素も併せ持っています。
 今回、小菅(こすげ)正夫(まさお)園長をお迎えし 「『いのち』の輝きを伝える」というテーマで、ご講演をいただきます。旭山動物園の人気の秘密とは何か。ぜひ聴いてみては・・・・・

【日  程】  11月20日(日)13:30~15:30
【場  所】  いのちのたび博物館 1階ガイド館
【受 講 料】 無料(常設展・駐車場をご利用される場合は別途料金が必要です)
【応募資格】 一般
【募集人員】 先着200名
【応募方法】 当日12:00より館内にて整理券を配付します。
【お問合せ】  電話 (093)681-1011

室内講座「鳥はなぜ飛べる?鳥だこを作ってあげよう!」
【画像】オリジナルの鳥だこを作りませんか。
オリジナルの鳥だこを作りませんか。
 鳥がなぜ飛べるのかわかりますか。普段は気がつかない素朴な疑問ですよね。鳥の形のタコを作りながら “鳥に関する疑問は何でもお任せ”鳥類専門の学芸員がなぜ飛べるのかをくわしーく教えてくれますよ。製作作が終わったら自分の作った鳥だこを飛ばしましょう。さあ、チャレンジ!!
【開催日】 12月18日(日)
【時 間】 第1回 10:00~12:00
      第2回 14:00~16:00
【場 所】 いのたのたび博物館 実習室
【対 象】 小学生~一般(小学生は保護者同伴)
【参加費】 無料(常設展・駐車場をご利用される場合は別途料金が必要です)
【募集人員】抽選(各回35人)
【募集期間】2005年12月9日
【応募方法】往復はがきに、住所・氏名・年齢を記入して、あて先まで応募してください。
※ 電子メールでの申し込み可、電子メールでのお申込みは
http://www.kmnh.jp/event/detail.php?seri=21の右下の申込フォームで
【あ て 先】〒805-0071 北九州市八幡東区東田2-4-1 
いのちのたび博物館 「鳥だこ」係
【お問合せ】電話 (093)681-1011 

学芸員の「よもやまばなし」
旭山のヒ・ミ・ツ
【画像】(写真)入園時にもらった旭山動物園リーフレットの表紙
(写真)入園時にもらった旭山動物園リーフレットの表紙
 今年の夏、学会で北海道に行きました。北海道といえば、いま話題の旭山動物園。その人気の秘密はどこにあるのか。その一端に触れるべく、「旭川にあるのになんで旭山なんだろう?」などと脳天気なことを考えながら、スケジュールの合間をみて足をのばしてみました。
 その日は平日で小雨模様、普通ならお客さんがほとんどいなくても不思議ではありません。それなのに、並ばなければならないところもあるほどの人出です。まずアザラシの展示館。通路にある円柱形の水路をアザラシが通っていきます。面白いのは、通るときにアザラシが一瞬とまる(ように見えた)こと。きっとお客さんを見ているのだろうな、と思うのですが、水中からはどんな風に見えているのでしょうか。また、ペンギン館では、陸上ではよちよち歩いているペンギンが、水中ではまったく違った表情を見せてくれ、これはもう、感動でした。文字通り水中を「飛んで」いたのです。
 短時間の見学でしたが、仕事柄印象に残ったのは、手作りであろう解説パネルがいたるところにあったこと、飼育担当の方たちでしょうか、仕事をしながらお客さんにとつとつと語りかけている姿があったことでした。この動物園に行くには、札幌からだと列車とバスを使って約2時間。「ちょっとついでに」というわけにはいきません。ジャイアントパンダやコアラといったスーパースターがいるわけでもありません。でも、「動物たちの本当の姿を見てほしい、見せてあげたい」という気持ちがあふれているような気がしました。
 博物館もいいけど、やっぱり動物園もいいものです。子どもが小さいころ毎月のように出かけていた到津遊園、いまでも年に数回は到津の森公園にお邪魔します。そろそろ、また行ってみようかな。

 11月20日には、この旭山動物園の園長を務められている小菅正夫先生の講演会が博物館で予定されています。どんなお話がとびだすか、どんな秘密が聞けるのか、いまからわくわくしています。


いろんな数字
【画像】何の数字に見えますか。これは89!
何の数字に見えますか。これは89!
数字といっても算数や数学のお話ではありません。チョウのはねのうらに現れるもようのことです。南米の小型のタテハチョウ、その名もウラモジタテハのなかまは、後ろばねの裏側に数字が書いてあるように見えます。どうしてこんな数字のような斑紋(はんもん)ができるのか、最近は発生学的モデルも作られ、研究されています。あなたのラッキーナンバーもあるかもしれませんね。

【メル博】購読者プレゼント
好評につき図鑑NEOシリーズです!!
【画像】アンモナイトの化石もかなり大きくて迫力あり!
アンモナイトの化石もかなり大きくて迫力あり!
●小学館の図鑑NEO  大むかしの生物  1名様
好評につき、図鑑シリーズ第二弾!世界の大むかしの生物、約450種類がイラストと化石写真で分かりやすく説明されている図鑑です。恐竜はもちろん、動物、魚、植物などを時代ごとに、幅広く紹介しています。図鑑の中で紹介されている写真の中には、当館の展示物も掲載されていますので、探してみるのも楽しいかもしれません。

●立体恐竜図鑑 ペーパーサウルス  1名様
紙とは思えない迫力のある恐竜が出来上がります。ティラノサウルスやセイスモサウルスなど8体入っていて、しかもミニ図鑑も付いています。闘わせて遊んだり、部屋に飾ったり、楽しさいっぱいです。

●ステソスコープ(聴診器) 1名様
大人も子供も楽しめるコミュニケーション型の科学雑貨です。
人やペットの心音を聞いたり、木の幹の音を聞いたり・・・・動物や自然、色々なものと触れ合いながら、耳では聞こえない神秘的な音の世界を体験してみませんか?

●アンモナイトの化石  3名様
デボン紀時代、モロッコ産のアンモナイトゴニアタイトの本物化石です。縫合線が単純なのがこの種類の特徴です。本物化石に触れてみませんか?

※お申し込み期間は、発行日から10日間です。
※なお、当選者は、賞品の発送をもって発表とかえさせていただきます。予めご了承ください。

応募のとき、メッセージもいっしょに送って下さ~い。お待ちしてます。

プレゼントのご応募はこちら
編集後記
博物館あるある探検隊???
 九州ウォーカーの撮影のため“あるある探検隊”でおなじみのレギュラーの2人(注:吉本のお笑い芸人さんです。知らない方はごめんなさい。)が博物館にやって来ました。
 博物館あるある探検隊と称して、探険家の衣装に身を包み館内を撮影。でも35メートルのセイスモサウルスにはさすがに驚いている様子。2人はティラノサウルスの前で、自前のデジカメで記念撮影をパチリ。動く恐竜ゾーンのエンバイラマ館では食い入るように見入っていました。そしてあの“決めポーズ”もばっちり決まり撮影終了。とっても明るく気さくな2人に超ファンになってしまいました。この撮影風景の九州ウォーカー掲載は12月6日号です。皆さんもぜひ見てくださいね!!


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【発行】北九州市立いのちのたび博物館
  〒805-0071福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
  TEL : (093)681-1011 FAX : (093)661-7503
  URL : http://www.kmnh.jp
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