【メル博】ロゴマーク いのちのたび博物館メールマガジン 第11号
2007/04/10
博物館からのおしらせ
春の企画展『有明海 干潟が育む生き物と文化~中尾勘悟写真展~』
【画像】有明海での漁の様子
有明海での漁の様子
 
 日本有数の干潟である有明海とそこに棲む生き物や人々の漁法等を撮り続けている中尾勘悟氏の200点にのぼる写真を中心に、海に生活する魚類や貝類だけでなく、渡り鳥の重要な生息の場でもある干潟の神秘と干潟と密接な関わりの中で培われてきた人々の文化を紹介します。
 有明海や曽根干潟などの干潟に生きる生き物の標本なども併せて展示いたします。
 

【期 間】平成19年4月15日(日)~5月6日(日)
【会 場】いのちのたび博物館 ギャラリー館
【料 金】常設展入場料(駐車場は別途有料)
     一般:500円 高大生:300円 小中生:200円

春の企画展関連イベント《作って釣って!海の生き物》
【画像】かわいい海の生き物を作ってみよう!
かわいい海の生き物を作ってみよう!
 春の企画展『有明海 干潟が育む生き物と文化~中尾勘悟写真展~』にちなんで、海の生き物を作って釣り遊びを楽しみましょう!
 
 まずは、企画展の会場の中で【養殖参加券】をゲット!
 次に【養殖場】にて海の生き物をせっせと工作!
 出来上がったら【釣堀】で釣り体験!
 作り上げたつり遊びセットは持って帰ることができます。
 親子で楽しく参加してねo(^^)o

【期 間】平成19年4月15日(日)~5月6日(日)の土日祝日
【時 間】午前9時~午後4時頃まで
【場 所】いのちのたび博物館 ギャラリー館前 
【料 金】常設展入場料(一般500円、高大生300円、小中生200円)

歴史講演会「古墳時代の霊魂観―装飾古墳をめぐって―」
 講師は廣瀬和雄氏(国立歴史民俗博物館教授)
 
 当日先着順受付。

【日  時】平成19年4月21日(土) 13:30~15:30
【場  所】いのちのたび博物館 ガイド館
【対  象】一般
【料  金】資料代700円
【定  員】250名(当日先着順) 

空港ミュージアム~北九州空港に恐竜が出現~
【画像】
 北九州空港2階の出発ロビーに、いのちのたび博物館が所蔵する肉食恐竜「マジュンガトルス」の骨格標本が登場!「恐竜博2005」展示していたあの「マジュンガトルス」です♪
 全長6メートルで、頭骨の模様、前足の形状などに特徴があります。
 展示期間は5月6日(日)まで!
 この機会にどうぞご覧ください!


甲冑に触ってみよう!!~ぽけっとミュージアム「武家の装い」関連企画~
【画像】
 歴史コーナーのぽけっとミュージアム付近に触れて感じる武士の甲冑(かっちゅう)が登場です♪
 
 武士といえば、鎧(よろい)兜(かぶと)に刀を差して、いざ出陣!と戦場を縦横無尽に敵と刃を交える、というイメージですが、実際にそんなことができたのでしょうか??
 敵から身を守る鎧兜の重さは想像を超えるものがあります。
 そこで、本物よりかな~り軽いレプリカ(複製)ですが、甲冑の重さや細部を実際に触れて感じてみてください。

【場 所】いのちのたび博物館 3階ぽけっとミュージアム付近
【登場日】平成19年5月3日(木・祝)~6日(日)
     10:00~12:00、13:00~16:00
     ※もしかしたら、上記期間以外にもお目にかかれるかもしれません。
      出会えたあなたはラッキー!?

ぽけっとミュージアム「武家の装い」好評開催中!!
 【期間】H19.7.31(火)まで 9:00~17:00(入館は16:30まで)
 【場所】いのちのたび博物館 3階ぽけっとミュージアム
 【料金】常設展入場料(一般500円、高大生300円、小中生200円)

学芸員の「よもやまばなし」
白いサギと黒いサギ
【画像】
 サギと言えば、全身が真っ白で、長い首に長いくちばし、長い足で水辺にたたずむ姿が思いだされるのではないでしょうか。俗に白鷺(しらさぎ)と呼ばれますが、この白いサギは一つの種類ではなく、ダイサギ(写真上)、チュウサギ、コサギ、それに橙色も混ざったアマサギなどの種類が含まれます。その白さからとてもよく目立ち、広い田んぼや干潟であってもその存在がすぐにわかります。当の白鷺達もその目立ち易さを利用しているようで、白鷺達が集まっているのはそこに餌があるからだろうということで、他の白鷺もやってきます。なお、林の樹上に群れてとまっているのも見かけることがあります。これは夜のネグラであったり、繁殖期の集団繁殖場所(コロニー)であったりするものです。
 これら白鷺類に対して、体全体が真っ黒なサギもいます。それはクロサギ(写真下)という種類のサギです。北九州市内では1970年代に曽根干潟の沖の羽島や毛無島で繁殖していました。岩礁海岸を生活場所にしているサギで、その黒い体は背景の岩場の色にとけ込んで見つけにくくなっています。興味深いことに、このクロサギには、奄美・沖縄諸島などでは全身が真っ白な白色型も見られます。明るいサンゴ礁海岸での魚の捕獲には、むしろ白い体の方が有利になるからだと考えられています。
 真っ白であれ、真っ黒であれ、餌を捕ることと密接に結びついているようです。これらサギ類は当館の自然発見館に展示しています。


【メル博】購読者プレゼント
海の生き物グッズのプレゼント
【画像】
 【魚化石】(1名様:写真左上)
  白亜紀前期 約1億1,000万年前の本物の魚化石です。
  太古の神秘に触れてみたくないですか?

 【バブルドーム】(2名様:写真右上)
  やわらかいドームの中に、ラメとお魚が入っていて、押すとユラユラゆれてキレイです。
  ちょっと涼しげで、これからの季節、インテリアにも良いのでは?

 【キーチェーン】(1名様:写真左下)
  青と水色の2つのイルカのぬいぐるみがついたキーチェーン。
  キーホルダーとして、またかばんにつけたりしてもかわいいですヨ。
  
 【海がめフィギュア】(1名様:写真右下)
  10cmほどの精巧に作られた海がめフィギュア。
  水そうにいれてたら、本物と見間違えるかも??

※お申し込み期間は、発行日から10日間です。
※なお、当選者は、賞品の発送をもって発表とかえさせていただきます。あらかじめご了承ください。

応募のとき、メッセージもいっしょに送って下さ~い。お待ちしてます。

プレゼントのご応募はこちら
編集後記
線路沿いや川沿いに菜の花たちが鮮やかに揺れていますね
【画像】干潟のカニ(博物館・自然発見館にて)
干潟のカニ(博物館・自然発見館にて)
 今回の春の企画展は干潟がテーマです。
 干潟というと、私は小さい頃に行っていた潮干狩りの思い出が浮かぶのですが、最近は稚貝を放流して有料の潮干狩り場というのが多いみたいですね。みなさんは潮干狩りなど春の行楽の予定は既に計画済みですか?博物館も頭の片隅に入れておいてくださいね。
 
 前回のプレゼントクイズ、なかなか好評でした(自画自賛)。でも、少し答え方などにわかりにくかった部分もあり、申し訳ありませんでした。
 これからもまた、突然クイズなど難易度の増したプレゼントハードルがあるやもしれませんので、メル博ゆめゆめ油断なされますな!

 では、次号でまたお会いしましょう!


いのちのたび博物館ロゴマーク
【発行】北九州市立いのちのたび博物館
  〒805-0071福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
  TEL : (093)681-1011 FAX : (093)661-7503
  URL : http://www.kmnh.jp
バックナンバー
配信アドレスの変更
配信メール形式の変更
メルマガ配信の停止
このメールは、いのちのたび博物館メールマガジンのご購読を希望された方にお送りしています。

Copyright © Kitakyushu Museum of Natural History & Human History. ALL Rights Reserved.