【メル博】ロゴマーク いのちのたび博物館メールマガジン 第11号
2011/11/10
博物館からのおしらせ
今年の秋の特別展は2展同時開催です 大連・モダンの風景ー旅順博物館所蔵大連古写真展ー、鉄道展ーあじあ号から新幹線へー 
【画像】昭和初期の大連駅プラットホーム
昭和初期の大連駅プラットホーム
 秋の特別展が10月7日(金)から始まっています。
「大連・モダンの風景―旅順博物館所蔵大連古写真展―」では、旅順博物館が所蔵する南満洲鉄道株式会社(満鉄)が撮影した写真を日本初公開します。写真資料を読み解きながら、大連と北九州の両都市を比較、両市の近代史と歴史的関係をわかりやすく紹介します。本展は平成22年2月に友好交流協定を結んだ旅順博物館との最初の交流展覧会です。

合わせて、満鉄が誇る「夢の超特急」あじあ号に尽くされた最新技術が継承・発展して新幹線が誕生したことに注目し、今も昔も変わることなく人びとが鉄道に求める夢と、それを支える技術を紹介する「鉄道展―あじあ号から新幹線へ―」を同時開催いたしております。
 皆様のご来館、お待ちいたしております。

【日 時】 平成23年10月7日(金)~12月11日(日)
【場 所】 いのちのたび博物館
【料 金】 特別展観覧料 大人500円 高・大生300円 小・中生200円 未就学児無料

ガラスの不思議とトンボ玉づくり
 ガラスはどのような鉱物からできるのか学び、
巻き取り式でトンボ玉を作ります。

 申込方法などは博物館ホームページからご確認ください。


たいけん講座「自然放射能の観察」
 霧箱を作って鉱物から出る自然放射能を観察します。

 申込方法などは博物館ホームページからご確認ください。


フライドチキンから知る恐竜の骨学
 参加者が市販のフライドチキン(調理済み)を持参し、それを食べていただきます。残った骨を観察し、恐竜の骨と比較することから研究の過程や脊椎動物の骨格の特徴を身近なところから学びます。

 申込方法などは博物館ホームページからご確認ください。


たいけん講座「貝やアンモナイトなどの生き物の殻の形の不思議を探る」
 化石も含め生物の様々な形の殻を観察し、共通点や違いを理解します  

 申込方法などは博物館ホームページからご確認ください。


学芸員の「よもやまばなし」
「ジオ・ツアー」と「ジオ・ハイキング」の試み!
【画像】ジオ・ツアーの一環として、山口県秋吉台の科学博物館で実施した化石発掘体験!珍しい沢山の化石をゲット!
ジオ・ツアーの一環として、山口県秋吉台の科学博物館で実施した化石発掘体験!珍しい沢山の化石をゲット!
2011年10月30日(日)、博物館の新しい試みとして「ジオ・ツアー:学芸員とめぐる化石発掘と銅山探検の旅!」を実施しました。“ジオ・ツアー!”聞きなれない言葉かもしれませんが、インターネットで検索すると180万件を超すサイトがヒットします。知る人ぞ知るツアーとも言えます。この度、いのちのたび博物館では、地球、大地、地質、つまりジオ(GEO)を、もう一度、見つめ直してみよう!という趣旨で、山口県の秋吉台を訪れるバスハイク、ジオ・ツアーを実施しました。定員の3倍近くの約160名の方々に応募いただき、参加者のご協力のおかげで、当日は雨天にもかかわらず、楽しくジオ・ツアーを終了することができました。参加者の皆さん、お疲れさまでした!
 ところで、ジオってなに? エコは知っているけど、と言う方も多いと思います。
~ジオってなんだろう!~
●ジオ(地球・大地・地質)の恵み
皆さんは、大地の恵み!という言葉は、耳にしたことがあると思います。北九州市小倉南区「合馬のタケノコ」は、北九州の大地の恵み!の代表かもしれません。合馬地域に、タケノコの良く育つ大地が広がっていたからこそ、この恵みを得ることができたのではないでしょうか? 合馬のタケノコは、ジオの恵み!の代表選手とも呼べるかもしれません。
●海産物にもジオの恩恵が!
「関門海峡ダコ!」荒波の中で育ったタコは、身がしまり美味であることは全国に知られています。このタコを育てた海峡!どうやってできたのでしょうか?
実は、気温が低下した氷期に海水面が低下することで発達した河川が、花崗岩類の風化土壌を洗い流し“くぼ地”をつくったものが、関門海峡の原型!とも言われています。
北九州を代表する海産物「関門海峡ダコ」の誕生にも、ジオの世界!が密接に関連していると言えませんか? ジオって、意外に身近な存在でしょう!
では、もう一つジオで重要な視点を紹介します。
~災害の視点でも重要!~
ジオにはいくつか重要な視点がありますが、その一つに災害の視点があります。ジオ(地球、大地、地質)は、農林水産物などの“恵み”を私たちに提供してくれる反面、時として、災害をも私たちにもたらします。北九州周辺に暮らしていると、大地の動きを実感する機会は少ないのですが、「自然にふれ、大地の変化を身近に感じることが、私たちの安心、安全な暮らしを考える上でも大変重要である」と言う視点です。昔の人々は、自然の中で暮らし、その特徴を良く理解して、大地を利活用していたので、言うまでもないことでしたが、現在の私たちは、自然を身近に感じる機会も少なくなり、地球や大地が変貌する!時として、災いをももたらす!ということさえも、忘れさっている状況にあります。自然に対する畏敬や恐れを感じることが少なくなり、備えも疎かにしていると言えるかもしれません。
ジオ(地球、大地、地質)を身近に感じ、自然との向かい合い方を、もう一度、振り返って見る!これがもう一つのジオの重要な視点です。
●博物館では、11月23日(日)に、平尾台のジオ・ハイキングを実施します。
平尾台という大地について、ハイキングをしながら楽しく学ぶ予定です。
今後も、ジオ(地球・大地・地質)を身近に感じるイベントを企画しますので、ぜひ博物館のHPをチェックしてみてください!
   
(学芸員:太田 泰弘)


ガラスの歴史~体験講座から
【画像】ガラス小玉(小倉北区今村清川町古墳出土・常設展で展示中)
ガラス小玉(小倉北区今村清川町古墳出土・常設展で展示中)
 日本でガラスが作られ始めたのは、弥生時代中期―今から約2,000年前ごろと考えられています。今でいうビーズのような「丸玉(まるだま)」や日本オリジナルの形である「勾玉(まがたま)」、ストローのような形状の「管玉(くだたま)」などが数多く作られ、権力者の胸元や頭などを飾っていました。ガラスの製品は型に流し込む方法のほかに、細い棒に巻き取ったりする方法などがありました。
 世界的にみると、今から約3,500年前には、北メソポタミア(ミタンニ王国の本拠地)ですでに青色や水色のビーズが作られていました。最初のビーズが青色だったのは、宝石であるトルコ石やラピスラズリを真似ようとしたからだ、といわれています。特にラピスラズリは古代のアフガニスタンでしか産出されず、今から約3,000年前には入手困難な状況に陥っていたといわれています。青い宝石を求めてやまない北メソポタミア人はこぞって新しい宝石、「青いガラス」を作ったのでしょう。
 北メソポタミアから遅れること100年、エジプトでもガラス作りが始まります。エジプトの王たちはガラス先進国であったミタンニ国から何人も王妃を迎え、彼女たちがガラス職人を連れてきたようです。エジプト王家はガラス職人たちを手厚くもてなし、エジプトにおけるガラス製作の道を開きました。エジプトでは「コアガラス」といわれる瓶や、ミイラを飾るマスク、玉座を彩る背板などにガラスが多用されました。
 さて、長くなりましたがそんなガラスの歴史に触れつつ、ガラス玉を作ってみようという体験講座を、いのちのたび博物館でも企画しています。まだ申し込み可能ですので、ぜひホームページをチェックしてみてください。

(学芸員 : 宮元香織)


【メル博】購読者プレゼント
特別展期間限定開催中「鉄道お宝市」ならではのグッズ。3種です
【画像】【写真左】トレインライト 【写真中】九州新幹線 鉛筆セット   【写真右】特急とき ステッカー  
【写真左】トレインライト 【写真中】九州新幹線 鉛筆セット 【写真右】特急とき ステッカー  
・トレインライト 1点 1名様
ボタンを押すとライトが点灯します。
キーホルダーにすると、とっても便利!


・九州新幹線 鉛筆セット(2B鉛筆5本 赤鉛筆1本入り) 1点 1名様
一本、一本にN700系(さくら)と800系のイラストが描かれています。
ちょっと使うのがもったいない鉛筆セットです。


・特急とき ステッカー 1点 1名様
ときの名前がついた東京~新潟を走る特急電車ステッカー。
秋の特別展期間と同時開催の「鉄道お宝市」ならではのグッズです。

※お申し込み期間は、発行日から10日間です。
※なお、当選者は、賞品の発送をもって発表とかえさせていただきます。あらかじめご了承ください。

応募のとき、メッセージもいっしょに送って下さ~い。お待ちしてます。

プレゼントのご応募はこちら
編集後記
いよいよ秋本番ですね。
先日11月3日文化の日、博物館は9歳の誕生日を迎えました。
これもひとえに皆様の支援の賜物と感謝いたしております。

本市は東日本大震災に係る義援金を受け付けていますが、
当館でも3月16日から9月30日まで募金箱を設置させていただきました。
皆様のお気持ちで日々募金箱が重くなり、金67,409円が集まりました。
ここに謹んでご報告申し上げます。  
     
秋の特別展「大連モダンの風景、鉄道展」の公開は12月11日(日)までです。
残りひと月ほどとなりました、まだご覧いただいてない方は是非ご来館ください。
  
それでは次回のメル博で。


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【発行】北九州市立いのちのたび博物館
  〒805-0071福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
  TEL : (093)681-1011 FAX : (093)661-7503
  URL : http://www.kmnh.jpお問い合わせフォーム
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