【メル博】ロゴマーク いのちのたび博物館メールマガジン 第126号
2014/09/10
博物館からのおしらせ
歴史講演会『1.黒田官兵衛の城』『2.西国の城館と戦国大名』
講師は、1は、九州歴史資料館 岡寺良先生。2は、いのちのたび博物館 中西義昌学芸員。

【開催日】 9月27日(土)
【時 間】 13:30~16:00
【場 所】 環境ミュージアム多目的ホール
【定 員】 120名(当日先着順受付)
【対 象】 どなたでも(小学生以下は保護者の参加が必要)
【料金等】 700円(資料代)

イベントの詳細は博物館ホームページでご確認ください。

室内講座「小倉織入門教室」
小倉織の歴史や製作技術を糸車やはた織り機を使って学びます。

【開催日】10月11日(土)
【時 間】 13:30~16:00
【場 所】 いのちのたび博物館
【定 員】 20名(抽選)
【対 象】 小学生以上(小学生以下は保護者同伴)
【料金等】 500円(材料費)

イベントの詳細は博物館ホームページでご確認ください。

ジオ・ツアー「大地の恵み“化石と景観”を楽しむバスハイク!」
北九州市内の景勝地をめぐり、大地の恵みを楽しく学びます。

【開催日】 10月12日(日) ※小雨決行(荒天中止)
【時 間】 9:00~17:00
【場 所】 北九州市内(平尾台、関門海峡、高塔山、遠見ケ鼻など)
     ※集合・解散場所:いのちのたび博物館
【定 員】 26名(1組5名まで)
【対 象】 小学生以上(小学生は保護者の参加が必要)
【料金等】 大人2,000円、小・中学生1,000円(保険料込)

イベントの詳細は博物館ホームページでご確認ください。

たいけん講座「親子de! 野菜からDNAをとりだしてみよう!」
親子でチャレンジ!お料理感覚でできるDNA実験!

【開催日】 10月12日(日)
【時 間】 13:30~15:30
【場 所】 いのちのたび博物館
【定 員】 6家族(1家族は5名まで)
【対 象】 小学2~6年生とその保護者
【料金等】 50円(保険料)

イベントの詳細は博物館ホームページでご確認ください。

室内講座「植物細密画を描いてみよう!」
初心者向けに、植物細密画の描きかたの基本と要点を線画段階と着色段階に分けて指導します。北九州市立自然史・歴史博物館自然史友の会主催イベントです。
【開催日】 10月19日(日)
【時 間】 13:00~17:00
【場 所】いのちのたび博物館
【定 員】 24名(1組3名まで)
【対 象】 小学生以上(小学生は保護者同伴)
【料金等】 200円(用紙・資料代)

イベントの詳細は博物館ホームページでご確認ください。

学芸員の「よもやまばなし」
秋は木の実の季節
【画像】             クロガネモチ
             クロガネモチ
 サクランボは初夏の味覚とされるとおり、サクラの仲間の果実は夏に熟します。私たちの身近な林でもよく見かけるタブノキの実も夏に熟します。一方、神様にお供えするサカキの果実や、一般にシバとよばれ仏様にお供えするヒサカキの果実は、秋になると成熟し濃紺に変わります。街路樹に用いられるクロガネモチ、生け垣に用いられるネズミモチやイボタノキなど、さらにはコナラやアラカシなどのドングリも秋に熟します。このように、日本では秋に果実を成熟させる樹種の方が圧倒的に多いのですが、これは単なる偶然でしょうか?
 果実の中にはタネが入っており、果実はタネを乾燥から守る働きなどをしています。タネは成熟しないと次世代を残せませんが、果実はなぜ成熟する必要があるのでしょうか?そもそも果実の成熟とはどのようなコトなのでしょうか?これらの話題を書きだすと長くなりますので、今回は簡単に。
 タネのまわりにみずみずしい(いわゆるフルーティーな)部分をもつ果実をつける樹木の多くは、鳥類に果実を食べてもらい、タネを糞と一緒に排出してもらうことで、タネを新しい場所に運んでもらっています。すなわち、このようなタイプの果実は鳥類に食べてもらう必要があるわけです。
 さて、秋になると、たくさんの渡り鳥が日本にやってきます。果実を食べる(=タネを散布してくれる)鳥類の数は、秋になると急増するのです。北米やヨーロッパの温帯地域でも、秋になると渡り鳥がたくさんやってきますし、秋に果実を成熟させる樹種が多いそうです。このような観察結果から、「鳥類の増加にあわせて多くの植物は秋に果実を成熟させている」とする説が唱えられています。
 この説の真偽はいろいろ議論されていますが、鳥類に果実を食べてもらうために、果実はいろいろな性質を進化させてきたことは事実のようです。それでは、どのような性質が進化したと考えられているのでしょうか?また、機会があればご紹介します。

(自然史課学芸員 真鍋 徹)


東アジア交流コーナーで開催中「九州と韓国の菓子文化」
【画像】           松露饅頭と胡桃菓子
           松露饅頭と胡桃菓子
 日本の菓子は、古くから海外の菓子文化の影響を受けながら発展していきました。奈良時代には中国から「唐菓子」とよばれる揚菓子が伝えられ、鎌倉時代には禅宗とともに饅頭や羊羹などの「点心」が伝えられました。安土・桃山時代には、ポルトガルやスペインから卵や砂糖を使用する菓子が伝えられ、「南蛮菓子」と呼ばれていました。
 現在、博物館2階の東アジア交流コーナーに、美味しそうなお菓子を展示しています。これは、北九州市立大学文学部八百ゼミの学生たちが仁川広域市立博物館で行った「日本九州と韓国の菓子文化」の一部です。学生たちが日本と韓国の菓子について調べた成果を、菓子見本とともに紹介しています。
今回展示しているのは、「唐菓子」と「薬菓(ヤッファ)」、「白玉饅頭」と「松餅(ソンビョン)」、「松露饅頭」と「胡桃菓子(ホドグァジャ)」の3組で、それぞれ形や製法がとても似ており、中には互いに影響を与えたと考えられるものもあるそうです。例えば、松露饅頭は、文禄・慶長の役(1592-1598)の後、朝鮮から様々な文化とともに伝わった「焼き饅頭」の製法が、ポルトガルから伝わったカステラの製法と結びついて誕生したそうです。その後、1920年代に日本人が朝鮮半島に松露饅頭を持ち込んだことがきっかけで、「胡桃菓子」が誕生したといわれています。
 いのちのたび博物館は、姉妹都市の韓国・仁川広域市の仁川広域市立博物館と、友好都市の中国・大連市の旅順博物館と、2010年に「東アジア友好博物館に関する合意書」を結び、友好交流を進めています。博物館の2階には、「東アジア交流コーナー」があり、ここでは、両市の歴史と文化、両博物館の活動などについて紹介しています。
 身近なお菓子にも、誕生秘話や受け継がれてきた歴史があり、それぞれの国の交流の一端を垣間見せてくれます。このお菓子の展示を通して、お互いの国の歴史や文化の交流を知るきっかけとなることを願っています。

(歴史課学芸員 上野 晶子)


【メル博】購読者プレゼント
大人から子どもまで嬉しいプレゼント!
【画像】メタルキット アノマロカリス(上) リュウグウノツカイしおり&シール(左下) 小倉織タオルハンカチ(右下)
メタルキット アノマロカリス(上) リュウグウノツカイしおり&シール(左下) 小倉織タオルハンカチ(右下)
●メタルキット アノマロカリス    1名様

アノマロカリスの金属製のフィギュア作製キットです。主要部品はすべて金属です。触手や胴体が動かせたりします。

●リュウグウノツカイしおり&シール  1名様

ステンドグラス調のきれいなリュウグウノツカイのしおりと、メンダコやダイオウグソクムシなど様々な深海生物のシールです。

●小倉織タオルハンカチ   1名様
 
 立体的な縞模様がおしゃれな小倉織と、肌触りのよい今治タオルがコラボしたタオルハンカチです。表裏でカラーが違います。

  
※応募期間は、発行日から10日間です。
なお、当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます。あらかじめ、ご了承ください。
応募の際は、メッセージも一緒にお送りください。
たくさんのご応募、お待ちしております。

プレゼントのご応募はこちら
編集後記
夏の特別展「THE モンスター展」の入場者数10万人達成!!
 先日の8万人達成に次いで、平成26年9月4日(木)に夏の特別展「THE モンスター展」の入場者がついに10万人を達成しました。
来館されていた皆様に囲まれ温かい雰囲気の中で記念式典を執り行いました。皆が楽しんでいるTHEモンスター展!!最終日は9月23日(火・祝)です。最後まで皆さまのご来館を心よりお待ちしています。


いのちのたび博物館ロゴマーク
【発行】北九州市立いのちのたび博物館
  〒805-0071福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
  TEL : (093)681-1011 FAX : (093)661-7503
  URL : http://www.kmnh.jpお問い合わせフォーム
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