韓国、半導体で「脱日本」着々 先端材料の国産化進む
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【ソウル=細川幸太郎】韓国で半導体関連素材の自国産品が定着し始めた。韓国貿易協会がまとめた2020年のフッ化水素の日本からの輸入量は19年比75%減となった。日本政府の対韓輸出管理の厳格化前と比べると9割減の水準で低迷が続く。輸入量全体でも5割減だ。日本の強硬策が引き金となり、半導体だけでなく関連素材の内製シフトも加速している。
日韓関係の冷え込みを背景に日本政府は19年7月、フッ化水素を含めた3...
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