意外な類似点を持つ2ブランドが、”らしい”コラボをリリース
『ファイヤーキング』と『ブリーフィング』。いきなりだが、今回紹介するアイテムを作り上げた両者には共通点がある。ジャンルは違えど、どちらも質実剛健な作りが売りの人気ブランド。確かにそれも間違いない。今コラボのマグカップ&ケースも、おのおの一見してそれとわかるデザインと堅牢性を誇っている。しかし、実は各ブランドの成り立ちにも類似するポイントがあるのだ。
独特な乳白色を特長とするミルクガラス製食器で名高い『ファイヤーキング』は、アメリカメーカー「アンカーホッキング」社にルーツを持つ。デイリーユースに活躍するアイテムで家庭からレストランまで幅広く重宝されたが、1986年にミルクガラス製造を終了。しかし日本のガラス職人の手により、2011年にMADE IN JAPANで復活を果たす。例えるならば、アメリカと日本の”2つの国籍”を持っている、ということになる。
かたや『ブリーフィング』は、米国軍が定める基準”ミルスペック”を満たすコレクションをはじめ機能性に優れるアイテムを展開するラゲッジブランド。1998年の登場以来、MADE IN USAのアイテムを軸に様々なアイテムを作り続けているが、実はこちらはれっきとしたジャパンブランド。経緯は違えど、『ファイヤーキング』同様にアメリカと日本の両国に”縁”を持つのだ。
さて、改めて今回のコラボレーションに目を移そう。『ブリーフィング』らしいブラック&カーキ、そして真っ赤なロゴで彩られた、『ファイヤーキング』おなじみのスタッキングマグ。それをすっぽり収納するハンドル付きケースは、もちろんバリスティックナイロンで作られている。収納したマグカップが触れ合わないようケース内部には仕切りが設けられるが、これは取り外しが可能。よってケース単体としても使い勝手が抜群だ。キャンプにセットで持って行くもよし、マグカップはインドアで使い、ケースに別のものを入れて持ち運ぶのもいいだろう。
タフな作りと機能美に裏打ちされたデザイン、そしてユーザーへの細かな配慮。日米合作のマグカップ&ケースは、言うなれば両国の”いいとこ取り仕様”となっている。
Text_Naoki Masuyama
インテリア・雑貨
伝説の復活! ファイヤーキングのマグが熱い!!
1905年にオハイオ州で誕生した『ファイヤーキング』は一度幕を閉じ、2011年に日本で復活!! 当時の製法をベースに進化を遂げています。代表的なスタッキングマグを注目!!
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2015.04.09
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