■2021年版・ド初心者向け仮想通貨投資の始め方

• 去年ビットコインを買った人は全員含み益、底値からはビットコインが10倍、イーサリアムが15倍になりました。
• コインチェックがCMを復活して界隈に新しい人がたくさん入ってきています。皆様いかがお過ごしでしょうか。

この記事の対象のひと

• 仮想通貨に興味があるが、正直何をすればよいか分からん
• 最近値上がっているというし、CMが始まったけどどこから始めればいいの？

仮想通貨は投機や詐欺？

• 海外の地方自治体ですら準備金にビットコインを組み込みはじめてます。
• いいかげん価値観アップデートしようぜ。
• ただし詐欺プロジェクト、すでに終わってしまったプロジェクトも多い。

買えば良い通貨

• BTC、ETH。以上。

買ってはいけない通貨

• 国内で購入できる、上記以外の通貨全部。
• 補足。2017年にヤンチャしたせいで、国内環境は一気に悪化。審査が厳しくなり年単位の工程が必要になった。
• 当然、最新の仮想通貨事情と比べると一周はおろか五週ぐらい遅れた通貨しか取引できない。
• いまIOSTとかQTUMとかXRPとか煽られているが、こいつらは全員死ぬのでやめとけ。マジで。
• FCTなんかはすでに開発者が解散している。
• なぜこういうことが起きるのかというと、ホワイトリスト制度に見直しがないから。
• 国内の取引環境は死にました。本当にありがとうございました。

どう買えば良いか？

• 好きに買えばいい。
• リスク回避したいなら、毎月ドルコストで積立がオススメ。

他の稼ぎ方はあるのか？

• 去年夏頃から、イーサリアムのスマートコントラクトを利用して稼ぐやり方が爆発的に普及しつつある。
• DecentralizedFinance、略してDeFiという。
• 銀行や取引所の役割を自分で果たすことで、手数料を稼げる。
• Metamaskを入れて、国内取引所でイーサリアムを買って自分のウォレットに送れば利用できる。
• オススメのロールは取引所経営。具体的にはUniswap。https://uniswap.org/
• Uniswapは、特定の通貨同士を価値1:1でペアとして提供することで「流動性」を提供して取引手数料を稼ぐシステム。要は証券取引所の民主化である。
• 提供した流動性を活用してユーザーは取引する。相対的に値上がりした通貨が減り、値下がりした通貨が増えることでシーソーゲームをしながら手数料が入ってくる。
• 「impermanent loss」というちょっと複雑なリスクはあるが、単にホールドするよりほぼ稼げると思って良い。
• ということで、オススメペアと平均収益率を紹介しておく。
• BTC/ETH：年率30%　ETH/USD：年率30%〜50％　BTC/USD：年率40%
• 流動した提供性は、「impermanent loss」を除けば保証される。つまり、例えばETH/USDを提供した場合、資産の半分にあたるUSDはETHが落ちても保証される。
• 仮想通貨が伸びると思うならBTC/ETHを提供すれば良いし、あまり伸びないと思うならETH/USDを提供すれば良い。
• BTCやETHを絶対に保有したくないという場合、USD単体で稼ぐやり方もある。これもドル建てで年30%は普通に稼げる。
• この場合、「Curve」や「Compound」という場所を使うことになるが、ちょい複雑になるので自分で調べてくれ。

一番オススメの戦略は？

• 国内取引所で、ドルコストでETHを買う。
• 出金手続きで、自分のウォレットに送る。
• Uniswapを使い、半分を「WBTC」か「USDC」に変換する。（WBTCやUSDCは、超大雑把に言えばイーサリアム上のBTCとUSDに当たる）
• Uniswapに比率1:1で流動性を提供する。
• あとは存在を忘れて普通に暮らす。提供した流動性は、勝手に手数料を稼ぎ続ける。
• もし気になるなら、ETH、BTC、USDCの数が微妙に増減しながら増えていくのを眺めると良い。盆栽気分が楽しめる。
• もっと気になるなら、DeFiの情報を追いましょう。日本人でこの界隈は主にTwitterにいる。

「Uniswap」が停止する可能性はないの？

• スマートコントラクトは、運営主体がいなくてもチェーン上で自動実行される。
• つまり、「イーサリアムが停止する可能性」と同義。
• 致命的なバグが見つかる可能性もあるが、ここまでの長い時間を耐え稼働しつづけているのでリスクはかなり低い。

BSC（バイナンス・スマートチェイン）はどうなの？ガス代安いっていうけど。

• あれはバイナンスが提供する単なるサービス。
• バイナンスが死んだら全額取り出せなくなる可能性もある。それでも使いたいならご自由に。

総じて、2018年〜2020年よりも遥かに環境がよくなっています。

実際に動いているプロダクトを触りながら稼げるので、金融屋よりも技術屋のほうが優位性が出てきています。エンジニアならぜひ触ってみましょう。

Aragonを利用したDAOの民主主義とか、スマートコントラクトを利用した面白い試みはとても深く、信じられないほどたくさんあります。

届く人に届けば良い。

（追記）PUIPUI。

Permalink | 記事への反応(18) | 14:39

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