『G.C.R管絃楽団 大土蔵吹込所 実況放送 (独唱と合唱付)』
戦前のレコード音楽を再現してみよう!と言うコンセプトで集まった14人による録音風景を動画配信します!
2021年1月29日(金)20:00~(録画配信・7曲・約22分・2月9日迄アーカイブ視聴可)
配信視聴チケット:1500円(税込)
※ツイキャス公式ストアにて発売
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テープレコーダーが登場する前、日本の歌謡曲のレコードは全て一発撮りでした。今と違って当然バンドも歌も同時演奏、蝋盤と言うレコード原盤に溝を直接カッティングする為にやり直しの回数も制限されました。また、昭和ヒト桁頃からしばらくまではマイク1本で収録する事が多かったのです。つまり、全ての音をバランスよく録音するためには配置などを工夫して音作りをしていたのです。
教科書も持たない我々は現場での試行錯誤の末「恐らくこうであろう」と言うスタイルで収録しました。
主にはダンスホールのジャズ・マンや管絃楽団の演奏者、なかには少年音楽隊出身者や無声映画館の楽士などが当時のレコーディング・オーケストラの構成員でした。今回も主に現代のトラッド・ジャズ界などで活躍されている演奏者の皆さんに参加していただき、音そのものが80年前の響きを奏でるという趣向です。
また、メインボーカルには『泊』や町あかりさんのアルバム『それゆけ!電撃流行歌』のゲストボーカルなどで知られる山田参助さんにお願いし、本人のパーソナリティとオリジナル再現の融合と言う、現代に新しく問う形の素晴らしい歌唱となりました。
戦前の音楽=懐メロ!とイメージしてしまいますが、まずは戦前の音楽はどんな旋律が好まれていたのか、どんなアレンジだったのか、どんな音作りだったのか、昔の音楽を楽しむなかで「音について探求する」という新しくも現代における普遍的な聴き方を皆さんと楽しめたらと思います(保利透)
楽曲
『弁士の入場』
『ノンノンシャラリン』 オリジナル:昭和7年3月
『追憶の馬車』 オリジナル:昭和14年2月
『モガモボソング』 オリジナル:昭和3年7月
『出帆の夜』 オリジナル:昭和15年1月
『思ひ直して頂戴な』 オリジナル:昭和5年12月
『八幡船』 オリジナル:昭和15年8月
『夏の行進曲(海へ山へ)』 オリジナル:昭和8年9月
独唱:山田参助
演奏:G.C.R管絃楽団
=青木研(Banj&S.Gt.)、三井大生(Vn.&Mand.)、宮木謙介(Sax.&Fl.)、渡邊恭一(Sax.&Cl.)、河原真彩(Trp.)、田沼慶紀(Trp.)、三塚知貴(Trb.)、宮澤やすみ(三味線&Gt.)、山本琢(Acc.)、松永敦(Tub.&Cb.)、たきざわあつき(Drs.)、木村美保(F.Chor.)、大塚望(F.Chor.)
収録:令和2年11月30日・12月1日
於:香取市佐原・与倉屋大土蔵
使用マイク:マツダA型ベロシティ・マイク(昭和23年製造)
録音エンジニア:速水直樹
アレンジ:青木研
撮影:鈴木海人
制作・著作:ぐらもくらぶ
公開中のプレミア配信の録画 (1件)
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