首吊り自殺未遂による後遺症を負ったのでその記録を残すことにした。
[経緯]
始まりは腰痛(腰の椎間板ヘルニア)であった。
2020年3月頃に腰に大きな負荷をかけてしまい、
腰の背骨の骨の間の椎間板が飛び出てしまったことによる神経の痛みで日常生活が不可能になった。
折しも世間はコロナ禍のため仕事は在宅ワークとなり助けられたが、
痛みはよくならず歩くこともできない状況が続いたため、
6月に手術を受けることにし入院、手術、退院、7月から仕事復帰を果たした。
しかし仕事復帰してから3週(手術後1か月)ほどで痛みが再発してしまい、
また、理由はわからないが手術のした腰の付近が固く固まってしまい背中が曲げられなくなってしまった。
最初はあまり自覚はなかったが、再発した痛みと背中が曲げられない状況、
そのために仕事がうまく進まない状況、
そのために仕事がうまく進まない状況、
またコロナの影響による在宅ワークを起因とする家庭状況に、
自分は精神的に次第に追い込まれていった。
妻との関係悪化による不安感の増大のため自分は実家に行くことにした。
実家での最初の1日目はよかったが仕事を放置している状態なども影響したためか、
次第に不安感が大きくなり胸が苦しくてどうしようもない状態が2日間ほど続いた。
その間、心療内科を探したり、実家の家族と会話したり、なんとか楽になろうと努めたが、
苦しみはまったく解消されなかった。
(これらが自殺未遂までの経過ではあるが簡単に記載した)
[自殺未遂]
自分は実家の家族の隙をついて自宅にもどり死ぬための行動をとった。
まず冷蔵庫にあったチューハイとビールを一気に飲んだ。それで行動も楽にできた。
そのあと洗面場のカーテンレールにベルトを2本あわせてまきつけ、
空気清浄機の上に乗りベルトに首をかけゆっくり体をベルトで吊るように足を離した。
苦しいという感じはなく、数秒で意識が消失した。
どのくらい時間が経ったのか…
(後の後遺症の経過などからこれは数分~10分以内と考えている)
(後の後遺症の経過などからこれは数分~10分以内と考えている)
次の瞬間、何かの映像のようなものが頭によぎった、
と同時に自分と自分の重みで外れたカーテンレールが床に叩きつけられる凄まじい音とともに意識が戻った。
その衝撃を体で感じ、床に倒れた体を起こしながら、自分がしたことを思い出し、
カーテンレールが壊れて落下して死ねなかったことを理解した。
カーテンレールが壊れて落下して死ねなかったことを理解した。
自分は体を起こしいっとき茫然とするも、
洗面場の水道管へベルトを付け替え再度首吊りを試みたが、
洗面場の水道管へベルトを付け替え再度首吊りを試みたが、
今度は息が苦しくてすぐ外してしまった。さっきと何が違うのかわからなかった。
風呂場の水道管でも試し同様にだめ、部屋のカーテンレールでも試しても同様にだめだった。
ふと鏡を見、苦しさのせいか涙が大量に出ている自分の顔を眺めた。
このあと階段へ移動し最上階から飛び降りようか少し考えたが5階しかないため、
絶命できない危険があると思い断念した。
ここで時間的な余裕がなくなり自殺を断念した。
妹が戻ってきて救急車を呼んで病院に運ばれ、首の検査を行い異常なしで自宅に帰宅した。
実家の家族と妻と話し合いをして当面は昼は実家、夜は自宅で療養することとなった。
そして、
まったく予期していなかった後遺症が始まった。
[翌日]
最初の症状は翌日の昼以降であった。いきなり意識が朦朧とし始めた。
それは夜になりさらに強くなった。
妻には相談したが病院にはつきあわないと言う、
自分も自殺をしておいて病院にいまさら行くのは変に思い我慢した。
睡眠導入剤を服用し横になった。
夜中めざめると意識の朦朧は消えていたが体中が汗びっしょりになっていた。
そのあとも一回起きたときに汗びっしょりだった。
また、途中で呼吸が2回とまったように感じ起きることがあった。
[2日後]
朝起床したときは何も感じなかったが少ししてすぐまた意識が朦朧としてきたため、
実家の家族に頼み脳神経外科クリニックに行って、MRIを撮ってもらい、
首吊りして窒息したことも話したが問題ないという結果だった。
頭痛も続いた。
[3日目以降~20日目まで]
意識の朦朧がずっと続いた。
また、横になると頭痛がしてくるためまともに寝れず絶えず頭を動かしながら寝ていた。
それと、なにか目が見えづらいという症状が起きていることに気づいた。
[20日目以降~90日目まで]
右手がしびれ始め手の甲や小指、薬指、親指、人さし指などの感覚が鈍くなってきた。
その後も体の皮膚や表面の感覚が鈍くなる症状は、
腕、胸、腹、背中、臀部、肛門、頭部、足、おでこやまぶた、鼻、耳など顔全体、口内、
と全身に広がっていった。
と全身に広がっていった。
意識は常に朦朧として活動がまともにできない。
目はみえづらく目や周りが痛み、
なにか自分の見ているものが、今までのものと違って見づらいように感じる。
これは視力低下などとは別の症状なのではないか。
耳の閉塞感があり耳抜きをいくらしてもすぐ詰まったように感じる。
触ってもいないの体中がにピリピリ、ビリビリと電気が走ったような症状や、
痛みが頻繁に起こる。
手の力がうまく入らず、右手で箸を使ったりペットボトルを開けたりすることがおぼつかなくなった。
痛みが頻繁に起こる。
手の力がうまく入らず、右手で箸を使ったりペットボトルを開けたりすることがおぼつかなくなった。
足の力がうまく入らず、立ち上がったり歩くのがしんどい。
認知機能の悪化を少し自覚している。
認知機能の悪化を少し自覚している。
[考察]
人間の脳は少しでも血液供給が絶たれると無酸素、虚血という状況が発生し、
後に脳浮腫(脳が腫れる)を起こし脳の神経細胞に損傷を来すとされており、
自分にはそれが起きてしまったと考えられる。
また、徐々に脳の萎縮が進むと考えられる。
~続く~
後に脳浮腫(脳が腫れる)を起こし脳の神経細胞に損傷を来すとされており、
自分にはそれが起きてしまったと考えられる。
また、徐々に脳の萎縮が進むと考えられる。
~続く~
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