世界のこぼれ話

ドイツで訓練中のコロナ感染探知犬、94%の確率で陽性者を識別

 ドイツのハノーバー獣医科大学で新型コロナウイルスに感染しているか探知する犬の養成が行われている。3日撮影(2021年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[ハノーバー(ドイツ) 3日 ロイター] - ドイツのハノーバー獣医科大学で新型コロナウイルスに感染しているか探知する犬の養成が行われている。犬は鋭い嗅覚を使って感染者の細胞から発せられる「コロナ臭」を嗅ぎ分ける。人間の唾液の検体から94%の確率で感染者を識別できるという。

訓練を受けているのは、3歳のベルジャンシェパード「フィルー」と、1歳のコッカスパニエル「ジョー・コッカー」。

同大学は「新型コロナ患者の検体を犬に嗅がせる研究を行なったところ、94%の確度で識別できたと言える。したがって、症状の有無にかかわらず、犬は実際に患者を嗅ぎ分けることができる」としている。

ニーダーザクセン州のバイル首相は、この研究に感銘を受けたと表明。コンサート会場での来場者検査など、本格導入に向けて試験的に導入する必要があると述べた。

米ファイザー、インドでワクチン緊急使用許可申請を取り下げ
2.5
NY株620ドル安、J&J治験結果を嫌気 ゲームストップ68%急騰
1.29
東京五輪、米フロリダ州での開催をIOCに申し入れ=州当局者
1.26
アングル:一変したホワイトハウスの日常、規律と犬とコロナ対策
1.29
パルスオキシメーター、増産を要請中=田村厚労相
2.3
英コロナ変異種がさらに変異、南ア型に類似 ワクチンに影響も
2.2
米J&Jのコロナワクチン、有効性66% 来週にも緊急使用申請へ
1.29
WHO、コロナワクチン争奪戦に苦言 「不道徳で感染もやまず」
1.29
三菱電機、今期営業益予想を上方修正 5G・半導体関連がけん引
2.2
三井住友FG、4―12月期純利益は4339億円 通期予想は据え置き
2.2