自宅療養者にオキシメーターや必需品…福岡市が支援
福岡|
02/03 18:27
福岡市は、新型コロナウイルスの陽性者で自宅療養する人に、容体を把握するためのパルスオキシメーターを貸与するとともに、レトルト食品などの食料やトイレットペーパーといった生活必需品を配布します。
血液の酸素濃度を測るパルスオキシメーターは、容体の急激な悪化をいち早く見つけるのに有効です。
福岡市は1000個を確保し、今月中旬以降、高齢者や基礎疾患のある人を優先して貸与を始めます。
健康観察については現在、保健所を通じて電話で行っていますが、希望する人にスマートフォンのアプリやウェブを使った健康観察システムを導入します。
福岡市の担当者は「原則、入院またはホテル療養だが、やむを得ず自宅療養となる人にも、安心して療養してもらえるように」と話しています。
自宅療養者へのパルスオキシメーターの貸与は、北九州市では先月29日から、福岡県では今月1日から、それぞれ始まっています。