2011年06月03日

BLEACHにおける崩玉の存在意義

BLEACHに崩玉がはじめて登場したのは175.end of hypnosis 7 〔Truth Under my Strings〕です。
崩玉の姿がはじめて現れたのは176.end of hypnosis eight 〔the Transfixion〕です。(共に20巻)

ルキアさんの胸から崩玉を取り出した藍染は開口一番こう言いました。
「・・・驚いたな こんな小さなものなのか・・・」

175話で藍染は長々と崩玉について、そしてルキア処刑の背後に隠された真実について語りました。
その言葉も、「驚いたな」という素振りも全て“嘘”でした。
397.Edge of the Silenceで全てが無かったことになりました。

つまり397話で、BLEACHは一旦終了したのです。
397話から最後の月牙天衝で一護が藍染を倒し、423.bleach my soul(Farewell Swords)で死神の力を一旦失うという一連の流れで、それまで連綿と綴られてきた『崩玉を巡る藍染の物語』はリセットされたのです。

BLEACHは「死神の少女・朽木ルキアと出逢い、死神代行となった霊感少年・黒崎一護の『虚』との戦いや仲間たちとの魂のふれあいを描く物語」としてスタートしました。
それが尸魂界編では「一護を護るために囚われの身となってしまったルキアを救うべく戦う一護の物語」になり、ルキアの内に秘められた『崩玉』を狙う藍染の陰謀へと広がっていきました。
そして最終的にBLEACHは「崩玉を手に入れ、類希な才能を持つ一護を手に入れることで、死神と虚の限界を超え、霊王の座に取って変わろうとする藍染の物語」になりました。
一護はそんな藍染の陰謀に翻弄されながらも、それを阻止する主人公になりました。

なぜ物語はこのような変遷を辿ったのでしょうか?

そもそも藍染はラスボスとして造られたキャラクターではありませんでした。
【藍染を悪役にするのは、藍染を殺したあとで決めた。
最初、尸魂界で騒動を起こしたいなと思って藍染を殺して、そこから「犯人は誰だと面白いか」と考えていって、最終的に藍染自身が犯人という結論に辿り着いた。】
これは2008年12月21日のジャンプフェスタ2日目のジャンプ・スーパーステージでの発言です。私はこの耳で、久保先生のこの言葉を聞きました。
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51064997.html

全てはこの後付が蒔いた種でした。
藍染は死んだふりをした。ルキア処刑の首謀者だ。では何故、藍染はルキアを狙う?
そこで生み出されたのが“崩玉”です。

崩玉は藍染を黒幕たらしめるために生み出された物質だったのです。

しかし、物語が進むうちに問題が生じました。
藍染と一護の間に何の因縁も無かったのです。
一護は主人公です。藍染は黒幕です。二人は戦わねばなりません。
グランドフィッシャーは藍染が創ったことにしました。織姫を攫わせました。
それでも繋がりが弱い。

だから遡って最初から藍染の目的は一護であるということにした。

私はそう考えます。勿論、これは私の勝手な憶測です。
けれど、藍染と崩玉を軸に物語を進めていくことに限界が来ていたのは事実だとも思います。

崩玉は浦原が創ったのもです。
崩玉はルキアさんに秘められていたものです。
けれど、二人が崩玉について語ったことがあったでしょうか?
せいぜい過去篇で浦原が創ったばかりの崩玉を試したくらいです。

もしも崩玉がBLEACHにとって本当に重要な物質で、崩玉の謎を軸に物語を構築しているのなら、もっと浦原とルキアさんにスポットを当てていたはずです。
実際、そういうルートで物語を進めることも可能でした。
しかし、そうはしなかった。
崩玉は藍染だけが執着し、藍染だけが追い求めた物質でした。

崩玉は意思を持ち、周囲の人々の願いを叶える魔法の物質です。
藍染の狙いは霊王の座につくことです。
・崩玉
・王属特務
・霊王
・一護
・浦原
これらを全て綺麗に繋げるのは難しかったのではないでしょうか。

だから「封印」という再利用の余地を残して、崩玉を藍染と共に退場させたのではないかと私は思っています。

死神代行消失篇に入って、BLEACHはゼロから物語を構築しなおしているのではないでしょうか。
勿論、連続した一つの物語なので、前章から引き継いだ設定や伏線もあるでしょう。
ただ、崩玉を巡る物語は一旦お終いになったのではないでしょうか。

私がこんなことを考えるのは、今日、6月3日に発売されたUNMASKEDの131ページにこんな一節があったからです。
「ヤミー、そして藍染との戦いで実戦に登場させたケータイ用義骸。ルキアの義骸も浦原が用意し、中に「崩玉」を隠した。」

175話でも397話でも「崩玉は最初からルキアの魂魄に秘められていた」という事実だけは変わりませんでした。
しかし、この一節によると、「崩玉はずっと浦原が持っていて、1話のエピローグでルキアに義骸を貸した時に、義骸に忍ばせた」とも読めます。

ルキアは王族関係者。
「自分たちは現世で死に、戌吊に送られた」という緋真の言葉は記憶置換された嘘。
だから緋真・ルキア姉妹と貴族である兄様は外見が似ている。
浦原が崩玉を創れたのは、霊王との関係があったから。
霊王と浦原を繋いだのは夜一さん。
浦原が崩玉をルキアに隠したのは、ルキアが崩玉に耐え得る器だったから。
崩玉を護るため、緋真の記憶を改竄し、二人を戌吊へ隠した。
崩玉を覚醒させるための鍵となるのが一護。
一護の時が熟したのを察知して浦原は一護とルキアを邂逅させた。
藍染の策に乗じたのだ。


こんな展開を考えたこともあります。
崩玉は朽木ルキアというキャラクターの未来を左右するとても重要な物質でもあったのです。

ルキアさんは護廷十三隊の隊士です。戦場に赴けば当然戦います。
けれど久保先生は決してルキアを真っ当には勝たせてくれません。
ディ・ロイは雑魚にされました。アーロニーロ相手に卍解もせず不意打ちのような形で勝たせました。
ルキアさんは決して強くしてもらえません。
やろうと思えば、「崩玉を抜いたことで、本来の能力が目覚めた」とか何とかで、一気に隊長レベルにすることも可能でした。

私は、決してルキアさんに隊長並に強くなって欲しいわけではありません。
しかし、並み居る隊長・副隊長の中で平隊士となれば、埋もれてしまうのです。
現にこの設定のおかげで、アニメでの扱いは散々です。

物語の中で活躍し、物語の中で重要な存在であるためには≪ルキアだけの特殊性≫が必要です。
例えば織姫は「その力の一切は未だに謎を残す」という風に特殊性を堅持しています。
チャドと織姫の能力は恐らく完現術ではありません。

ルキアさんは沢山いる死神の中の一人で、しかも平隊士です。
活躍させるには、丁寧な設定とエピソード、構成が必要です。

しかし久保先生は何よりもリズム感を大事にされます。
つまり、一護なら一護というキャラクターを創ります。
そこで、一護はこういうキャラで、こういう物語の中でこういう役割を担うという風に、物語の中にキャラクターを組みこむことはあまりなさいません。
キャラクターにまつわる幾つものリズミカルなエピソードたちが緩やかに繋がってメロディを織り成すようなイメージです。
一護にはこんな過去がある。母親が自分を護って死んでしまって・・・という感じです。

勿論、物語の大まかな枠組みというものはあると思います。
ただ、物語の大まかな枠組みと、久保先生の脳内に日々浮んでは消えてゆくキャラクターの小さなエピソードたちが整合性をもって繋がらないことがあるのではないでしょうか。

「このキャラはこういう過去があって、こういう悩みや葛藤があって、何が好きで、何をしたいと思っていて、誰と繋がりがあるのか」
こんな風にキャラクターの裏設定・キャラクターの小噺が思い浮かびやすいキャラでなければ、漫画にあまり描いてもらえないのではないかと思います。
そして久保先生のイマジネーションを刺激するのが、キャラクターの特殊性なのではなかと思えるのです。
キャラクターの特殊性・個性は大切です。

ルキアさんの特殊性とは何でしょうか?

ルキアさんは一護に死神の力を与えた少女です。しかし、既に一護の力はルキアさんによって与えられたものではありません。
尸魂界で一番美しいと言われる袖白雪は、しかし、美しい普通の斬魄刀です。

特別なことと言えば、死神代行消失篇に入ってから時折一護がルキアさんを想いだし、ターニングポイントにルキアさんの影が見え隠れしていることくらいです。
つまり、ルキアさんの特殊性は「一護にとっての特別な人」ということくらいしかないのです。

例えば、一護がルキアさんに恋をして、それでルキアさんを護るために戦うというのならば、それで良いかもしれません。
しかし、一護は特定の誰かを愛してその人のために動く、マリオのようなキャラではありません。
一護はあくまで皆のヒーローなのです。

一護とルキアさんの関係を考えるとき、「ルキアは一護にとっての特別な人である」ということは良いことであるように思えます。
実際、良い事に違いはないのですが、朽木ルキアというキャラクターの存在意義が黒崎一護の心に依り過ぎるのは危険です。
心は移ろいやすいものですし、BLEACHは恋愛漫画ではないので、シリアスな心の掘り下げも期待できないからです。

心は崩玉の設定ように頼りないものです。

最終的にはキャラクターが独自で物語における重要性を持つことが、キャラクター同士の絆を深める上でも重要ではないでしょうか。

「ルキアの義骸も浦原が用意し、(義骸の)中に(ルキアの魂魄ごと)『崩玉』を隠した」とも読めるという意見を読んで「なるほど」と思いました。
「崩玉がルキアに秘められた謎を切欠に、ルキアさんのキャラが掘り下げられ、ルキアさんが物語の中心に戻ってくることができたら・・・」という小さな希望の灯が点ったような気持ちです。

そんなか細い灯りに必死に手をかざして耐えるような日々は辛くもあります。
しかし、「きっと大丈夫」という希望の光もまた常に私の中にあります。

当面は、浦原と一心の前に現れた死神がルキアさんであること、そこからルキアさんが物語の流れに乗っていけるようにと願ってやみません。

崩玉はもうどうにもならないかもしれません。
でも新しい物語は動き出したばかりです。
未来はいつだって目の前に広がっています。
決して諦めてはいけません。
私はそう自分自身に言い聞かせています。

【崩玉について、今まで思い巡らせて来たアレコレ】
BLEACH397.Edge of the Silence
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51488214.html

藍染の科白の意味を考えてみる
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51503411.html

BLEACH401.DEICIDE 3
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51502332.html

BLEACH402.DEICIDE 4
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51509883.html

BLEACH 408.DEICIDE 10
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51529942.html

BLEACH416.DEICIDE18〔THE END〕
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51570156.html

BLEACH420.DEICIDE22
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51581666.html

BLEACH421.DEICIDE23
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51584802.html

無機質な彼女
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51566316.html

46巻のラフイラストの意味を考えてみる
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51565816.html

崩玉は紫色
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51540182.html

藍染の言っていることの意味が理解できない
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51503420.html

瀬戸の夕暮れ
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51572345.html

いちごぼっと
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51518920.html

BLEACH398.Back From Blind
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51491698.html

夢の途中
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51589807.html

徒然
http://blog.livedoor.jp/poppy_moon/archives/51588458.html

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この記事へのコメント

1. Posted by 七紫   2011年06月04日 01:34
こんにちは。考察面白かったです。崩玉は藍染の体内にまだあると思っていましたが、UNMASKEDの139頁目で「身体の内部から「崩玉」が崩壊」とあるのですでに消滅してしまったようですね。夜一の隊長設定のように後で変更になるかもしれませんが…
2. Posted by KU   2011年06月04日 22:15
七紫さんこんにちは。ありがとうございます。
七紫さんに教えていただいて、139ページをチェックしました。
確かに崩玉が崩壊したとありますね。
崩玉関係の話はもうないかなと頭では思っていても、こうも急に事実を突きつけられると衝撃を受けます。
夜一さんに隊長経験がないという記述は、本筋とは関係ないので反故にされても特に気にはなりませんでした。隊長姿の夜一さんを見ることもできましたし^^
ただ、崩玉に関しては、反故にしてもいいようなレベルなら二度と登場して欲しくない気持があります。

崩玉がないならないで、新たな展開を楽しみにするだけです。
とりあえず早くルキアに逢いたいです(>_<。)
3. Posted by チャッピー   2011年06月05日 10:02
崩玉をルキアに入れたのがあの出会いの後なら 何故藍染がルキアを現世に送ったのかって思いますけど もう崩玉には触れないのでどうでもいい感じにとれます(><)
新しい物語に期待する…は私も同じで あの足がルキアだったらいいなあ
あれだけ引っ張っているの ビジュアルが少し変わっているとか…
他サイト様で再登場の時のルキアの髪型の予想を見かけるんですが 少し伸びたセミロング 又はポニーテールがいいと思ってるのに ショートに飛び付いているんですよ
アニメの望美ちゃんみたいなの…耳とか見えているのもいいなあ
って 全く変わっていないかもですが(;^_^A
4. Posted by KU   2011年06月05日 11:09
チャッピーさんこんにちは。
そうなんですよね。

浦原が崩玉をルキアに隠したのが、ルキア派遣後なら、藍染は2度も嘘をついたことになって、そうじゃなくてもおかしい話がますますおかしくなってしまうんですよね。
でも、多分「崩玉のことを今後書く予定はないから、今更どんな矛盾が生じようがどうでもいい」ってことなのでしょうね。

こうなった以上、気持を切り替えて新しい展開に期待です☆

ルキアの髪型は変化が欲しいですね~。
ルキアは死神で、人間とは流れる時間の感覚が違うので、変化はないかなとは思うのですが。
日番谷くんは人気キャラだし、成長期だって理屈で変化してるかなと言う気がします。

一護たちも髪型をマイナーチェンジしてますが、シルエットは同じなんですよね。

だからルキアの髪型が仮に変わったとしてもシルエットは変わらないんじゃないかなと思います。
前髪と襟足のハネだけは同じでマイナーチェンジということで、私はハーフアップ希望です。
ショートはちょっとボーイッシュになり過ぎそうで怖いですね~。
女性作家さんならイザ知らず、ショート萌え属性のない男性作家さんに「かわいいショート娘」は難しいような気がします。
たつきちゃんなんてジャンボカットですからね・・・。遊子は子どもだったし。危険です。
5. Posted by なたね   2011年06月08日 14:34
崩玉に関する考察、とても興味深く拝見しました!!
以前拍手コメントさせていただいた者ですが、今回はこちらからお邪魔いたします!

崩玉…やはり今後出てこないのでしょうか(鬱)
織姫の能力と同じで、万能すぎて扱いが難しい…というのはわかる気がするのですが、浦原がなぜ隠し場所にルキアを選んだのか、そしてそれはいつどのような形で??ということがいずれ明らかになる(というかそこに特別な意味がある)と思っていたので、どうにもやりきれません。

確か海外メディアのインタビューで「ルキアに崩玉が入れられたのはいつ?」と質問され、久保先生が「秘密です」と答えたのだという記事をどこかで読んだのですが、おそらく誰もが疑問に思っていたその答えが、本誌ではなくキャラブックの小文字で曖昧に表現されてオワリ、ではあまりに悲しいというか…。

本誌で正体が明らかにされていない「死神らしき人物」がルキアであると思いたいのですが、そうなるとルキアは、浦原と普通に連絡を取り合って多分「一護のために」動いているわけで、崩玉にまつわる浦原とのやり取りは完全に省略されてしまいそうな上、KUさんが何度も指摘されているように「物語における独自の重要性」のない、主人公の添え物的なキャラになってしまうのではないかとしか思えなく…。

って、長文・泣き言、申し訳ありません!!
今はちょっと落ち込んでますが、それでもやっぱりルキアが大好きなので!!
「崩玉はどうにもならないかもしれない」けれど、「諦めない」でわたしも信じて今後の展開に期待したいと思います…。

ではでは。またお邪魔させてください。
※実はルキア愛のブログを持っております。二次創作中心ですが、日記でポツポツ愛(と愚痴?)を語っておりますので、もしよろしければお時間あるときにでものぞいてやっていただけたら嬉しいですっ!!
6. Posted by KU   2011年06月09日 07:50
なたねさんこんにちは。
十三号線のなたねさんだったのですね!
実は以前からこっそりお邪魔させていただいていました。
流れるように綺麗で甘酸っぱい感情を情感豊かに表現された文章のファンです。

UNMASKEDの崩玉の件はショックでした。
崩玉の扱いが今後どうなるかは、まさに久保先生のみが知る世界ですね。

ただ、破面編の序盤で恋次が「浦原さんに聞きたいこともあるし」と言って浦原のところへ行った時も、ルキアは浦原に対して特に思うことはなさそうでしたし、織姫が浦原から戦力外通知を受けて浦原商店を飛び出した時に極普通に浦原商店を訪ねてきたルキアさんと会っていたりと≪浦原とルキアは何の問題もなく再会を済ませている≫前提で話が進んできました。

UNMASKEDの「崩玉が崩壊した」という記述も併せて考えると、今後、作中に崩玉が登場する可能性は低いかなと思います。
壊れてなくなってしまった崩玉がいつルキアに隠されたのかを今更考えても仕方がないですから。

崩玉を巡る謎が解き明かされるのをずっと楽しみにしていたので、あの一文でそれがなくなってしまうのはとても残念です。

でも、実はそんなに先の展開を悲観してはいないのです。
浦原が一心と行動を共にし始めたことで、崩玉とは別の新たな可能性がでてきたのではないかと思っています。

「一護は死神と人間のハーフである。そして虚の性質も内に備えている」
これが今後の重要なポイントになるのではないかと思います。
397話で一護とルキアの出逢いを仕組んだのは藍染だと言う話がでてきました。
≪一護とルキアの出逢いそのものに意味があった≫ということです。
そして、一護とルキアの出逢いは浦原と一心の計画でもあったはずです。
むしろそうでなければ話が繋がりません。
7. Posted by KU   2011年06月09日 07:50
浦原と一心は一護の出生の秘密を握っています。
そして物語は一護の出生の秘密が鍵になっていきそうです。
だから、浦原や一心と行動を共にすることは物語の核心に近い部分で活躍できることに繋がるのではないかと思っています。

ルキアに特別な秘密があって、そんなルキアのために一護が戦う話ではなくなっていると思います。
現状は一護に特別な秘密があって、そんな一護を巡る話になっているのではないでしょうか?
銀城の狙いも一護の才能ですし、一心や浦原も一護の才能をどうにかしようとしているようです。

ルキアだけの特殊性がすごく欲しいのはありますが、まずは原作に登場しないことにはどうにもならないと思います。
なのであの足はルキアのものであって欲しいです。

長々とすみません。
これからもよろしくお願いします(*´∀`*)

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