宮崎県農業研修生 湯田園さんが来伯
宮崎県農業青年ブラジル国派遣研修生の湯田園(ゆたぞの)翔太さん(24、宮崎)が、今月6日から来年3月1日までの約3カ月間にわたってブラジルに滞在している。
同制度は毎年実施されているが、昨年は該当者がなかったという。
宮崎県人会の高橋久子会長、吉加江紀子理事の案内で来社した湯田園さんは期間中、パラナ州マリアルバ、サンパウロ州イビウーナやピエダーデ、リオ・グランデ・ド・スル州サンタ・マリアなどに在住する宮崎県人農家などで研修を行うほか、隣国パラグアイも訪問する。
これまで農業には携わっていなかったが、帰国後は大根やニンジンなど野菜の露地栽培を行う考えだという湯田園さんは、「海外は初めてですが、ブラジルの野菜市場や蔬菜(そさい)の栽培技術などを日本と比較したい。また、各地域の青年たちとも積極的に交流していきたい」と抱負を語った。
2014年12月19日付
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