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イマシリ!『70万人のPCR検査 今なぜ?』 広島・湯崎知事に聞く

2021.2.5 17:34
 今、知りたいことをわかりやすくお伝えする「イマシリ!」。きょうのテーマは、『70万人のPCR検査 今なぜ?』。

 広島市の4つの区でおよそ70万人を対象にしたPCR検査が今月中旬にも実施されます。県議会の臨時議会で、4日、その費用となる10億3800万円の予算が認められましたが、議会の中には賛否両論がありました。まわりでは行くという人と行かない人といろいろ…。どこでやるのか、など、わからないことも多く、迷っている人も多いのではないでしょうか。

 そこで、この時間は、大規模検査を提案した湯崎英彦知事とつないで、このタイミングで検査をする意義などを聞いてみたいと思います。

 ― 知事は、この計画を打ち出した後に、広島市での感染状況次第では、検査見送りの可能性もあると言われていました。実際の広島市の感染状況を確認しておきますと、広島市の新規感染者は去年12月25日の98人をピークに徐々に少なくなって、先週以降はかなり抑えられた感じです。そして、ついにきょう5日は今のところ、感染発表がないという状況です。減少傾向の中、このタイミングで実施する意味はあるのかどうか、お聞かせください。

 ― 検査場所や詳しい実施方法はどまで決まっているのか。いつ、発表するのか、お聞かせください。

 ― 大規模検査について今週、アンケートを取りました。およそ100人から回答を寄せていただきましたが、検査を希望するかどうか聞いたところ、希望していないという人が最も多く、およそ半数の48%。決めていない人も37%いました。こうした人からは、検査に対して様々な疑問が寄せられていて、疑問が多いことが検査希望が増えない原因になっているのではないかと思います。

 ― 寄せられた意見について直接、知事にうかがいます。30歳代の主婦から「検査は任意なので、どれぐらいの人が検査するかわからない。検査数が少ないと効果がないのではないか?」と。いかがでしょうか?

 ― 40歳代の保育現場の女性や複数の人から「費用対効果に疑問を感じる。10億円かける価値があるのですか? そのお金があるのなら感染防止対策として別の使い方があるのではないでしょうか?」と。

 ― 50歳代の無職の女性のほか、20歳代の飲食店の女性の意見です。「検査して陰性だったとしても次の日に感染する可能性もある。それでは意味がないのではないでしょうか?」と。

 ― 40歳代の建設業の男性からです。「検査の結果、多くの陽性が出た場合、医療体制をひっ迫させるのではないか? ホテルなどの療養施設は十分に確保できているのか?」と。

 ― 最後に県民に、特に検査対象となる70万人の市民にメッセージがありましたら、どうぞ。
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