新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は1日午前、衆院内閣委員会で緊急事態宣言に関して「解除の時期等々については国が決めること。いずれ諮問委員会が開かれて何らかの決定があると考えている」と、解除または延長などが近々に決定されることを示唆した。
尾身会長は1月27日の参院予算委員会で緊急事態宣言を再発令した効果が「今週末か、来週の初め(1日)には分かる」と答弁し、立憲民主党の後藤祐一衆院議員の質問に答えた。
また尾身会長は解除について「ステージ3相当に下がる。医療の負荷が、だんだんと軽減していることが明らかなこと。解除後にステージ2にだんだんと、いく見通しがあること。解除をしても、すぐにリバウンドするようなことがない」などの条件をあげた。