新型コロナ変異ウイルスの職場クラスターが発生した埼玉県。
今度は、児童が通う施設で、変異ウイルスのクラスターが発生していることがわかった。
濃厚接触者は、61人にのぼる。
イギリス由来で感染力の強い変異ウイルスへの感染が確認されたのは、埼玉県在住でイギリス滞在歴のない10歳未満の子ども6人を含む、男女11人。
このうち10人は、県内の同じ施設に通う10歳未満の子どもや職員、保護者で、この施設で変異ウイルスのクラスターが発生したとみられている。
濃厚接触者は、61人にのぼる。
埼玉県では、これまでに、同じ職場の関係者12人が変異ウイルスに感染した職場クラスターが発生しているが、今回の感染者との接点はなく、感染源はわかっていない。
一方、全国では5日午後11時時点で、新たに2,372人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、国内の感染者数の累計は40万人を超えた。
都道府県別では、東京都で577人と、8日連続で1,000人を下回ったほか、神奈川県で288人、大阪府で209人などとなっている。
感染者数が減少傾向にある一方で、亡くなった人は全国で106人確認され、4日連続で100人を超えている。