な…なんだか東京は台風の影響で久しぶりに夏が戻ってきたみたいな感じですね
みなさんのところはいかがでしょう?
そういえば…なのですが子供の何気ない言葉から色々とその子のご両親との関わり方…みたいなのが分かるのですが、昨日もお隣の塾生の子達が顔を出してくれてて、昨日のテーマは「どうして盗みがいけないか」で、倫理の全然出来てません私が子供たちにそれを教えてました
…で、子供の「じゃ…じゃぁもしも私達が盗んじゃったらどうなるの?」って言う質問に私が「みんなの大切なお父さんやお母さんがみんなの代わりに警察に連れて行かれて、もう二度と帰ってこれなくなっちゃうのよ…悲しいでしょう?」ってちょっとだけ大げさに説明してたのですが、「パパは連れて行かれても良いけど、ママは嫌…私絶対に盗みはしないよ…」って、結果的に盗むコトの悪さを教えることには成功したみたいですが、お父様の扱いにちょっと悲しくなっちゃいましたorz
お父様…強く生きてください
巷に溢れかえる「防錆オイル・グリース」、その性能は本物??
…って言うことで毎回前置きの日記スペースが長くなっちゃって本当にスミマセン…ですorzorz
前回、「大切な工具を錆から守ってくれるオイルを探せ!」の記事では比較的入手しやすいオイルを選んで、その中から大切な工具のメンテナンスに最適なオイルをチョイスしてみました♪♪
…で、その記事に頂いてましたコメントの中で、工具以外にも自転車のためにも…ってすっごい嬉しいコトにこんな記事を参考にしてくださってた方がいらっしゃいましたので、今回は前回ベストチョイスでした呉工業さんの「KURE 5-56」を含めてその他の防錆を謳うオイル・グリースも試してみたい…って思って色々実験してみました
今回は前回と違って「防錆」や「防水」をメインにしてるオイル・グリースを選んでみましたので、前回みたいな淡水の吹きかけ…とか生ぬるいことはせずに「塩水 + 塩害」のダブル攻めで徹底的にそのオイルの防錆性能を見て行きたいと思います(笑)
一般的に鉄製品が錆びる最悪の条件として「塩水、塩害、高湿度」って言うのがあってオイルやグリースの場合、防錆性能を図る一つの指標にもなってたりする…のですが、各社で意外とこの辺の基準値がバラバラだったりしますので今回はうちに集めた防錆を謳い文句にしてるオイル・グリースを全部同じ条件にして実験してみるコトにしました
今回のテストに参加させるオイル・グリースを紹介します!
…って言うことでまずは今回のテストに参加させるオイル・グリースをご紹介してみたいと思います♪♪
今回は防錆性能を謳うオイル・グリースばっかりを参加させたいと思いましたので、入手先をネットショップにまで拡大して手に入れてみました
※この記事の写真も全部クリックで拡大出来ます
呉工業製「KURE 5-56」
価格:320ml/498円(ダイレクトショップ)
1ml当たりの価格:約1.56円
前回のテストでは殆どパーフェクトに近いくらいの防錆性能と、入手性の良さ、価格の面も含めてこのブログではベストチョイスに選んでみた定番のメンテナンスオイルです
ホームセンターや自転車屋さん、カーメンテナンスショップ、スーパーや薬局とかでも売ってたりしてて入手性は本当に良いですね♪♪
前回は淡水での実験でしたが、塩水に塩害…って言う今回みたいな最悪の条件ではどうでしょう…??
↓安心の日本製です
呉工業製「KURE 3-36」
価格:180ml/698円(ダイレクトショップ)
1ml当たりの価格:約3.88円
ホームセンターのカーメンテナンスコーナーとか、カーメンテナンス専門店とかでは完全に「防錆剤」として売られてるKURE 3-36…容量に対してちょっと価格が高めですが、今回みたいな最悪な条件でのテストでは活躍してくれそうな予感がしてます♪
↓こちらも安心の日本製です
株式会社エーゼット製「Z45オイル」
価格:1000ml/1200円(ダイレクトショップ)
1ml当たりの価格:1.2円
前回のテストではこの最下位モデルの「エーゼット オイルスプレー イエロー」が散々な結果に終わっちゃってた…のですが、こちらのZ45オイルはちゃんとした海水テスト済み…って言うコトみたいでしたので…しかもオイルスプレーイエローの方は中国製、こちらは日本製…って言う違いもあったりしましたので、思い切って1Lも買っちゃいました
も…もしもコレであんまり振るわない結果が出ちゃっても、オイル残量を気にせずドンドン使える…って言う安心感もありますので、これで良かったのかも…も…???
↓こちらも安心の日本製です
株式会社エーゼット製「極圧 グリーススプレー」
価格:420ml/598円(ダイレクトショップ)
1ml当たりの価格:約1.42円
自転車のチェーンとかにも挿せて、更に長期潤滑や防錆性能を謳ってる粘度の高いオイルはないかしら…って色々探してたらこのオイルを見つけました♪
ホームセンターのDIY用メンテナンスオイルコーナーとかで扱ってたりします
↓こちらも安心の日本製です
株式会社エーゼット製「長期防錆オイル」
価格:50ml/630円(ダイレクトショップ)
1ml当たりの価格:12.6円
ホームセンターの自転車用メンテナンスコーナーとか、自転車屋さんとかに置いてるエーゼットさんの防錆オイル…で謳い文句は「塩水噴霧試験216時間A級」…とか…呉工業さんのスーパーラストガードとかも長期防錆を謳い文句にしてて、確かに前回のテストでもゴム塗料が完全に鉄を空気から隔離してくれたおかげで錆びるメカニズムを根本から絶ってくれましたが、スーパーラストガードはゴム塗料のせいで可動部品には使えない…って言うのがデメリットで、こちらのエーゼットさんの方は元から可動部品向けに作られてる…って言う大きな違いがありますので、これで良い結果が出れば工具とかのメンテナンスもこれに任せてみようかなぁ…とか考えてます
元々自転車メンテナンス用に作られてるせい‥もあるのでしょうか…ちょっと容量が少ない…ですのが残念な感じはしますorzorz
↓こちらも安心の日本製です
大澤ワックス株式会社製「ちょっとオイル サビ止めオイル」
価格:20ml/130円(Amazon)
1ml当たりの価格:6.5円
ホームセンターのDIY用メンテナンスオイルコーナーとかに置いてある「ちょっとオイルシリーズ」のサビ止め専用オイルで、価格が結構安い…ですので容量に対しての価格も安い…って思ったら今回参加させたオイル中2位の高値だったりします
エコパッケージのおかげでキャップと容器が一体成型で出来てて、使う時に容器の一部を捻り取るとそれがキャップ代わりになる…って言うアイデアは良いのですが、これのおかげで容器をちょっとでも傾けると中のオイルが漏れてくる…って言うちょっと構造上の欠陥もあったりするオイルだったりしますorz
↓こちらも安心の日本製です
株式会社エーゼット製「モリブデングリース」
価格:100g/735円(ダイレクトショップ)
1g当たりの価格:7.35円
ココからグリース枠になります
自転車のチェーンとか高トルクがかかる場所に最適なエーゼットさんのモリブデングリースで、粘り気の強いグリースがガッチリと金属にかじりついてくれますよ♪
ホームセンターのDIY用グリースコーナーとか、大きめの自転車屋さん、カーメンテナンス専門店とかだと置いてたりしますね♪
↓こちらも安心の日本製です
TRI-FLOW社製「Synthetic Grease」
価格:85g/1680円(エフ・アイ・テック株式会社)
1g当たりの価格:約19.76円
ラジコン専門店とか、東急ハンズとかでは置いてたりするTRI-FLOW社のテフロン配合トータルケアグリースで、自作PC用ファンのベアリングメンテナンスには欠かせないくらい重要なグリースだったりします
ベアリングとかに使うと回転速度の遅い時にはガッチリと金属に食らいついた粘度の高いグリース層がベアリングを守ってくれて、回転速度が上がってくるとオイルに近いくらいまで柔らかくなってファンの回転を妨害しない…って言う理想的なグリースだったりします♪♪
本社の謳い文句に「Prevents rusting even when exposed to salt water!(塩水に晒されても錆びを防いでくれる!)」ってありますので、今回のテスト向きですね
↓一応、製造国は一切書いてありませんでしたが、調べてみたらSynthetic Greaseの正規品は全部Made in U.S.A.らしいです
…で、米国が来たなら飼い主的存在の英国も…って言うコトで、↓こちらです(笑)
Molyslip社製「COPASLIP」
価格:100g/2100円(HF.com International LTD.)
1g当たりの価格:21円
「HAHAHA!アイツらって古いよな?まだグリースに銅なんて古臭いモノ使ってるんだぜー!うちのなんてほら、核融合から生まれたテフロンだぞ!どうだい新しいだろ?」なんていうアメリカさんの高笑いが聞こえてきそうなくらい歴史の長い英国製トータルケアグリースのコパスリップですが、この前のPC用グリースでは銅入りの底力を見せつけてくれたくらい幅広い用途に使えて、うちでも自転車のギアとかチェーンとかに使ってます♪♪
一応、この二ヶ月間風雨に耐えてくれてますので防錆性能も結構ある…と思うのですが、塩水…ですといかがでしょう…??
↓正規品は全部英国製みたいですね
↓今回も前回と同じ100円ショップの中国製カッターナイフの刃を使います(笑)
↓今回の参加オイル・グリースは全部で9種類にもなります
あ…相変わらず字が汚くって本当にスミマセン…ですorzorz
↓今回も文字には三菱鉛筆さんの「JETSTREAM」を使っていきます♪
↓まずは刃を取り出して全部KUREブレークリーンで洗浄します
↓キレイになりました
↓まずはそのまま「何もつけない」の項目に洗浄したままの刃を貼り付けます。
↓次にKURE 5-56を刃に吹きかけます
↓KURE 5-56は無色透明ですが、臭いがいかにも「工場」って言う感じです(笑)
↓KURE 5-56がテストに参加しました
↓次にKURE 3-36を吹きかけます
↓KURE 3-36も無色透明…ですが、臭いがKURE 6-66そっくりです(笑)
↓KURE 3-36がテストに参加しました
↓次にエーゼット Z45オイルを吹きかけます。
↓オイルそのものの色は薄い黄褐色なのですが、付けて伸ばすと無色透明っぽくなりますね
↓エーゼット Z45オイルが参加しました
↓次にエーゼット 極圧グリーススプレーを吹きかけます。
↓極圧グリーススプレーは無色透明ですが、名前の通りオイルにしては結構粘度が高くてトロっとしてます。
↓エーゼット 極圧グリーススプレーが参加しました
↓次にエーゼット 長期防錆オイルを付けます。
↓オイルそのものの色は濃い黄褐色をしてますので、ちょっとだけ刃も黄色くなります。
そ…そして揮発が異常に早くって、揮発した後はちょっとゴム状の膜が張ったような感じになっててネバネバします…一応工具とかにも付けてみましたがスーパーラストガードみたいに固着はしないものの、オイル…として考えちゃうとちょっと難があるかもしれません
↓エーゼット 長期防錆オイルが参加しました
↓次にちょっとオイル サビ止めを付けます。
↓オイルそのものは黄色っぽかったのですが、付けてみるとそんなに色は出ませんでした。
こちらのオイルもちょっと粘度が高め…で、エーゼットさんの極圧グリーススプレーと似たような感触です。
↓ちょっとオイル サビ止めが参加しました
↓次にエーゼット モリブデングリースを付けます。
↓薄く伸ばすとエメラルドグリーンの刃になりました(笑)
↓エーゼット モリブデングリースが参加しました
↓次にTRI-FLOW Synthetic Greaseを付けます。
↓今回試したオイル・グリース中最高粘度で、伸ばすとプラスチックみたいな光沢になりました(笑)
↓TRI-FLOW Synthetic Greaseが参加しました
↓最後はMolyslip COPASLIPを付けます。
↓鉄色の刃が銅色になりました(笑)
コパスリップは今回試したグリースの中では一番粘度が低くて、だからこそCPUの冷却用グリースとしても使えるだけの性能を出してくれる…のですが、今回みたいな過酷なテストだともしかしてグリースが溶けて錆が出ちゃうかも…って言う不安があったりします…が…いかがでしょう…???
↓Molyslip COPASLIPが参加しました
…って言うことでコレで全部のオイル・グリースが参加しましたので、ココからテスト開始にしたいと思います♪♪
↓テスト開始時刻は2013年10月4日、6:28になります
↓そして今回吹きかけるのは塩水になります
今回は塩害攻撃も浴びせかけたかったですので、吹きかけた後、刃の表面の塩水が乾いてきた頃を見計らって私が起きている間は何度でも塩水を吹きかけ続ける…って言う最悪な状況を作り出すことにしました
↓テスト終了時刻は2013年10月6日、1:30になります
実時間で43時間、この間に十数回塩水が吹きかけられて塩害も発生しています
さ…さて…結果はどうでしょう…??
↓うわぁ…
全滅に近いレベルになりました
↓まずは何も付けてない刃はもう港の鉄製品みたいな状態に…
↓前回ベストチョイスでしたKURE 5-56もこんな状態に…
何も付けてないよりは相当錆を防いでくれましたが、水の溜まりやすい場所ではその防錆性能も意味がありませんでしたorz
↓KURE 3-36は相当優秀です
KURE 3-36の方も刃の先に大分水が溜まりやすい状態でした…にも関わらずたったこれだけの錆で済んでますので「防錆剤」の看板に偽りはないと思います♪♪
↓エーゼット Z45オイルも中々の防錆力です
1ml当たりの価格が1.2円…って容量から考えちゃうと今回一番安かったZ45ですが、KURE 3-36まで…はちょっと届きませんでしたが(刃の先の部分がちょっと大きく錆びてしまいましたので)コストパフォーマンスは中々良い…って考えて良いと思います♪♪
↓エーゼット 極圧グリーススプレーも結構健闘しました♪
どうしても粘度の高いオイルが揮発した塩水の塩を抱え込む形になっちゃいますので、そういう意味では条件的にあまりよろしくなかった環境の極圧グリーススプレー…でしたが、ポツポツと錆が点在するくらいに留まってて思ったよりも随分健闘した…と思いました
↓エーゼット 長期防錆オイルはパーフェクトでした
え…って言うか何これ…買った時のそのままの状態になってます…防錆で有名なKURE 3-36でもあれだけ錆を許しちゃってる中で…何このインチキみたいなキレイさは…
これだけの過酷なテストでこれだけパーフェクトな状態を保っていられますので、室内でフツーに保管してる工具とかでしたら錆びるまで数年は掛かりそうな勢いですね
ちょ…ちょっとビックリでした
↓ちょっとオイル サビ止め…もちょっと意味が良くわかりませんorz
実はこのオイルを付けた刃…なのですが、何も付けてない刃よりも先に錆が始まって、テスト終了時刻には何も付けてない刃よりも錆びちゃってる状態になってしまってました
サビ止め…ですよね…
逆に錆を呼んでるような形になってしまいましたため、もしもこのオイルを大切な鉄製品にサビ止めとして使ってらっしゃる方がいましたら、今直ぐに手持ちの…あるいはホームセンターで投げ売り状態のKURE 5-56を買ってきて一旦それで完全に洗い流してから乾拭きするコトをオススメします
コレで大切な工具とかをメンテナンスしてた…なんて想像しましただけでもちょっとゾッとします
↓エーゼット モリブデングリースも殆どパーフェクトに近いです♪
グリースは厚みがある分、圧倒的にオイルに比べて空気から鉄を守れますのである程度今回みたいな条件でも大丈夫…って思ってましたが、すっごく厳密な見方をしちゃうと一点だけすっごい小さな錆が発生してるのを除いて殆どパーフェクトの状態に持って行ってくれました
↓TRI-FLOW Synthetic Greaseは塩害の餌食になりました
多分、常にトルクが加わってて部品と部品が摩擦しあってるような環境ならこんな結果にはならなかったのかも…って思ってますが、何も摩擦がない状態だとグリースの食いつきの良さが災いして揮発した塩水のあとに残った塩を抱き込む形になっちゃって、そこから錆がどんどんと進行していっちゃったような感じになりました
↓Molyslip COPASLIPは…
うーん…ちょ…ちょっと色が銅色ですので錆の色と混じっちゃってわかりづらい…のかも…も…??
↓一旦エレクトロニッククリーナーでグリースを除去してみました
↓ぉぉぉっっ
こちらもパーフェクトでしたっっ
一点の錆も許してない所はすっごいですね
…って言うことで、今回パーフェクトに錆を防いでくれたのはエーゼットさんの「長期防錆オイル」と、MolyslipさんのCOPASLIPだけ…って言う結果になりました
使うケースに合わせた防錆剤のチョイスを!
…って言うことで今回も色々とテストをしてみて気が付きましたが、いつも使うような工具にエーゼットさんの長期防錆オイルが必要か…って言うと実はそんなコトもなかったりしてて、今回これだけ過酷な条件でも相当健闘してくれて、しかもコストパフォーマンスの良いエーゼットさんのZ45オイルの方こそそういう方にはオススメだったりもしてて、長期防錆オイルが活躍しそうかなぁ…って言うのは、沿岸部でDIYを趣味にしてらっしゃるような、潮風にさらされてるご自宅の方だけ…かなぁ…って思いました
グリースにも同じことが言えて、沿岸部でツーリングやポタリングを楽しんでらっしゃる自転車乗りの方にはコパスリップの防錆力はすっごい魅力的ですが、内陸に住んでらっしゃってしかも自転車は週に一度は絶対にメンテナンスします~って言う方にとっては入手性や優れた防錆力のあるエーゼットさんのモリブデングリースがオススメですし、もしも長期でメンテナンスをしない…ってわかった時点でチェーンやギアを洗浄してコパスリップに乗り換える…っていうのも有りかも…って思いました
使うケースによってベストなオイル・グリースを選んで大切な鉄製品を錆から守ってあげてくださいね
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そういえば…なのですが子供の何気ない言葉から色々とその子のご両親との関わり方…みたいなのが分かるのですが、昨日もお隣の塾生の子達が顔を出してくれてて、昨日のテーマは「どうして盗みがいけないか」で、倫理の全然出来てません私が子供たちにそれを教えてました
…で、子供の「じゃ…じゃぁもしも私達が盗んじゃったらどうなるの?」って言う質問に私が「みんなの大切なお父さんやお母さんがみんなの代わりに警察に連れて行かれて、もう二度と帰ってこれなくなっちゃうのよ…悲しいでしょう?」ってちょっとだけ大げさに説明してたのですが、「パパは連れて行かれても良いけど、ママは嫌…私絶対に盗みはしないよ…」って、結果的に盗むコトの悪さを教えることには成功したみたいですが、お父様の扱いにちょっと悲しくなっちゃいましたorz
お父様…強く生きてください
巷に溢れかえる「防錆オイル・グリース」、その性能は本物??
…って言うことで毎回前置きの日記スペースが長くなっちゃって本当にスミマセン…ですorzorz
前回、「大切な工具を錆から守ってくれるオイルを探せ!」の記事では比較的入手しやすいオイルを選んで、その中から大切な工具のメンテナンスに最適なオイルをチョイスしてみました♪♪
…で、その記事に頂いてましたコメントの中で、工具以外にも自転車のためにも…ってすっごい嬉しいコトにこんな記事を参考にしてくださってた方がいらっしゃいましたので、今回は前回ベストチョイスでした呉工業さんの「KURE 5-56」を含めてその他の防錆を謳うオイル・グリースも試してみたい…って思って色々実験してみました
今回は前回と違って「防錆」や「防水」をメインにしてるオイル・グリースを選んでみましたので、前回みたいな淡水の吹きかけ…とか生ぬるいことはせずに「塩水 + 塩害」のダブル攻めで徹底的にそのオイルの防錆性能を見て行きたいと思います(笑)
一般的に鉄製品が錆びる最悪の条件として「塩水、塩害、高湿度」って言うのがあってオイルやグリースの場合、防錆性能を図る一つの指標にもなってたりする…のですが、各社で意外とこの辺の基準値がバラバラだったりしますので今回はうちに集めた防錆を謳い文句にしてるオイル・グリースを全部同じ条件にして実験してみるコトにしました
今回のテストに参加させるオイル・グリースを紹介します!
…って言うことでまずは今回のテストに参加させるオイル・グリースをご紹介してみたいと思います♪♪
今回は防錆性能を謳うオイル・グリースばっかりを参加させたいと思いましたので、入手先をネットショップにまで拡大して手に入れてみました
※この記事の写真も全部クリックで拡大出来ます
呉工業製「KURE 5-56」
価格:320ml/498円(ダイレクトショップ)
1ml当たりの価格:約1.56円
前回のテストでは殆どパーフェクトに近いくらいの防錆性能と、入手性の良さ、価格の面も含めてこのブログではベストチョイスに選んでみた定番のメンテナンスオイルです
ホームセンターや自転車屋さん、カーメンテナンスショップ、スーパーや薬局とかでも売ってたりしてて入手性は本当に良いですね♪♪
前回は淡水での実験でしたが、塩水に塩害…って言う今回みたいな最悪の条件ではどうでしょう…??
↓安心の日本製です
呉工業製「KURE 3-36」
価格:180ml/698円(ダイレクトショップ)
1ml当たりの価格:約3.88円
ホームセンターのカーメンテナンスコーナーとか、カーメンテナンス専門店とかでは完全に「防錆剤」として売られてるKURE 3-36…容量に対してちょっと価格が高めですが、今回みたいな最悪な条件でのテストでは活躍してくれそうな予感がしてます♪
↓こちらも安心の日本製です
株式会社エーゼット製「Z45オイル」
価格:1000ml/1200円(ダイレクトショップ)
1ml当たりの価格:1.2円
前回のテストではこの最下位モデルの「エーゼット オイルスプレー イエロー」が散々な結果に終わっちゃってた…のですが、こちらのZ45オイルはちゃんとした海水テスト済み…って言うコトみたいでしたので…しかもオイルスプレーイエローの方は中国製、こちらは日本製…って言う違いもあったりしましたので、思い切って1Lも買っちゃいました
も…もしもコレであんまり振るわない結果が出ちゃっても、オイル残量を気にせずドンドン使える…って言う安心感もありますので、これで良かったのかも…も…???
↓こちらも安心の日本製です
株式会社エーゼット製「極圧 グリーススプレー」
価格:420ml/598円(ダイレクトショップ)
1ml当たりの価格:約1.42円
自転車のチェーンとかにも挿せて、更に長期潤滑や防錆性能を謳ってる粘度の高いオイルはないかしら…って色々探してたらこのオイルを見つけました♪
ホームセンターのDIY用メンテナンスオイルコーナーとかで扱ってたりします
↓こちらも安心の日本製です
株式会社エーゼット製「長期防錆オイル」
価格:50ml/630円(ダイレクトショップ)
1ml当たりの価格:12.6円
ホームセンターの自転車用メンテナンスコーナーとか、自転車屋さんとかに置いてるエーゼットさんの防錆オイル…で謳い文句は「塩水噴霧試験216時間A級」…とか…呉工業さんのスーパーラストガードとかも長期防錆を謳い文句にしてて、確かに前回のテストでもゴム塗料が完全に鉄を空気から隔離してくれたおかげで錆びるメカニズムを根本から絶ってくれましたが、スーパーラストガードはゴム塗料のせいで可動部品には使えない…って言うのがデメリットで、こちらのエーゼットさんの方は元から可動部品向けに作られてる…って言う大きな違いがありますので、これで良い結果が出れば工具とかのメンテナンスもこれに任せてみようかなぁ…とか考えてます
元々自転車メンテナンス用に作られてるせい‥もあるのでしょうか…ちょっと容量が少ない…ですのが残念な感じはしますorzorz
↓こちらも安心の日本製です
大澤ワックス株式会社製「ちょっとオイル サビ止めオイル」
価格:20ml/130円(Amazon)
1ml当たりの価格:6.5円
ホームセンターのDIY用メンテナンスオイルコーナーとかに置いてある「ちょっとオイルシリーズ」のサビ止め専用オイルで、価格が結構安い…ですので容量に対しての価格も安い…って思ったら今回参加させたオイル中2位の高値だったりします
エコパッケージのおかげでキャップと容器が一体成型で出来てて、使う時に容器の一部を捻り取るとそれがキャップ代わりになる…って言うアイデアは良いのですが、これのおかげで容器をちょっとでも傾けると中のオイルが漏れてくる…って言うちょっと構造上の欠陥もあったりするオイルだったりしますorz
↓こちらも安心の日本製です
株式会社エーゼット製「モリブデングリース」
価格:100g/735円(ダイレクトショップ)
1g当たりの価格:7.35円
ココからグリース枠になります
自転車のチェーンとか高トルクがかかる場所に最適なエーゼットさんのモリブデングリースで、粘り気の強いグリースがガッチリと金属にかじりついてくれますよ♪
ホームセンターのDIY用グリースコーナーとか、大きめの自転車屋さん、カーメンテナンス専門店とかだと置いてたりしますね♪
↓こちらも安心の日本製です
TRI-FLOW社製「Synthetic Grease」
価格:85g/1680円(エフ・アイ・テック株式会社)
1g当たりの価格:約19.76円
ラジコン専門店とか、東急ハンズとかでは置いてたりするTRI-FLOW社のテフロン配合トータルケアグリースで、自作PC用ファンのベアリングメンテナンスには欠かせないくらい重要なグリースだったりします
ベアリングとかに使うと回転速度の遅い時にはガッチリと金属に食らいついた粘度の高いグリース層がベアリングを守ってくれて、回転速度が上がってくるとオイルに近いくらいまで柔らかくなってファンの回転を妨害しない…って言う理想的なグリースだったりします♪♪
本社の謳い文句に「Prevents rusting even when exposed to salt water!(塩水に晒されても錆びを防いでくれる!)」ってありますので、今回のテスト向きですね
↓一応、製造国は一切書いてありませんでしたが、調べてみたらSynthetic Greaseの正規品は全部Made in U.S.A.らしいです
…で、米国が来たなら飼い主的存在の英国も…って言うコトで、↓こちらです(笑)
Molyslip社製「COPASLIP」
価格:100g/2100円(HF.com International LTD.)
1g当たりの価格:21円
「HAHAHA!アイツらって古いよな?まだグリースに銅なんて古臭いモノ使ってるんだぜー!うちのなんてほら、核融合から生まれたテフロンだぞ!どうだい新しいだろ?」なんていうアメリカさんの高笑いが聞こえてきそうなくらい歴史の長い英国製トータルケアグリースのコパスリップですが、この前のPC用グリースでは銅入りの底力を見せつけてくれたくらい幅広い用途に使えて、うちでも自転車のギアとかチェーンとかに使ってます♪♪
一応、この二ヶ月間風雨に耐えてくれてますので防錆性能も結構ある…と思うのですが、塩水…ですといかがでしょう…??
↓正規品は全部英国製みたいですね
↓今回も前回と同じ100円ショップの中国製カッターナイフの刃を使います(笑)
↓今回の参加オイル・グリースは全部で9種類にもなります
あ…相変わらず字が汚くって本当にスミマセン…ですorzorz
↓今回も文字には三菱鉛筆さんの「JETSTREAM」を使っていきます♪
↓まずは刃を取り出して全部KUREブレークリーンで洗浄します
↓キレイになりました
↓まずはそのまま「何もつけない」の項目に洗浄したままの刃を貼り付けます。
↓次にKURE 5-56を刃に吹きかけます
↓KURE 5-56は無色透明ですが、臭いがいかにも「工場」って言う感じです(笑)
↓KURE 5-56がテストに参加しました
↓次にKURE 3-36を吹きかけます
↓KURE 3-36も無色透明…ですが、臭いがKURE 6-66そっくりです(笑)
↓KURE 3-36がテストに参加しました
↓次にエーゼット Z45オイルを吹きかけます。
↓オイルそのものの色は薄い黄褐色なのですが、付けて伸ばすと無色透明っぽくなりますね
↓エーゼット Z45オイルが参加しました
↓次にエーゼット 極圧グリーススプレーを吹きかけます。
↓極圧グリーススプレーは無色透明ですが、名前の通りオイルにしては結構粘度が高くてトロっとしてます。
↓エーゼット 極圧グリーススプレーが参加しました
↓次にエーゼット 長期防錆オイルを付けます。
↓オイルそのものの色は濃い黄褐色をしてますので、ちょっとだけ刃も黄色くなります。
そ…そして揮発が異常に早くって、揮発した後はちょっとゴム状の膜が張ったような感じになっててネバネバします…一応工具とかにも付けてみましたがスーパーラストガードみたいに固着はしないものの、オイル…として考えちゃうとちょっと難があるかもしれません
↓エーゼット 長期防錆オイルが参加しました
↓次にちょっとオイル サビ止めを付けます。
↓オイルそのものは黄色っぽかったのですが、付けてみるとそんなに色は出ませんでした。
こちらのオイルもちょっと粘度が高め…で、エーゼットさんの極圧グリーススプレーと似たような感触です。
↓ちょっとオイル サビ止めが参加しました
↓次にエーゼット モリブデングリースを付けます。
↓薄く伸ばすとエメラルドグリーンの刃になりました(笑)
↓エーゼット モリブデングリースが参加しました
↓次にTRI-FLOW Synthetic Greaseを付けます。
↓今回試したオイル・グリース中最高粘度で、伸ばすとプラスチックみたいな光沢になりました(笑)
↓TRI-FLOW Synthetic Greaseが参加しました
↓最後はMolyslip COPASLIPを付けます。
↓鉄色の刃が銅色になりました(笑)
コパスリップは今回試したグリースの中では一番粘度が低くて、だからこそCPUの冷却用グリースとしても使えるだけの性能を出してくれる…のですが、今回みたいな過酷なテストだともしかしてグリースが溶けて錆が出ちゃうかも…って言う不安があったりします…が…いかがでしょう…???
↓Molyslip COPASLIPが参加しました
…って言うことでコレで全部のオイル・グリースが参加しましたので、ココからテスト開始にしたいと思います♪♪
↓テスト開始時刻は2013年10月4日、6:28になります
↓そして今回吹きかけるのは塩水になります
今回は塩害攻撃も浴びせかけたかったですので、吹きかけた後、刃の表面の塩水が乾いてきた頃を見計らって私が起きている間は何度でも塩水を吹きかけ続ける…って言う最悪な状況を作り出すことにしました
↓テスト終了時刻は2013年10月6日、1:30になります
実時間で43時間、この間に十数回塩水が吹きかけられて塩害も発生しています
さ…さて…結果はどうでしょう…??
↓うわぁ…
全滅に近いレベルになりました
↓まずは何も付けてない刃はもう港の鉄製品みたいな状態に…
↓前回ベストチョイスでしたKURE 5-56もこんな状態に…
何も付けてないよりは相当錆を防いでくれましたが、水の溜まりやすい場所ではその防錆性能も意味がありませんでしたorz
↓KURE 3-36は相当優秀です
KURE 3-36の方も刃の先に大分水が溜まりやすい状態でした…にも関わらずたったこれだけの錆で済んでますので「防錆剤」の看板に偽りはないと思います♪♪
↓エーゼット Z45オイルも中々の防錆力です
1ml当たりの価格が1.2円…って容量から考えちゃうと今回一番安かったZ45ですが、KURE 3-36まで…はちょっと届きませんでしたが(刃の先の部分がちょっと大きく錆びてしまいましたので)コストパフォーマンスは中々良い…って考えて良いと思います♪♪
↓エーゼット 極圧グリーススプレーも結構健闘しました♪
どうしても粘度の高いオイルが揮発した塩水の塩を抱え込む形になっちゃいますので、そういう意味では条件的にあまりよろしくなかった環境の極圧グリーススプレー…でしたが、ポツポツと錆が点在するくらいに留まってて思ったよりも随分健闘した…と思いました
↓エーゼット 長期防錆オイルはパーフェクトでした
え…って言うか何これ…買った時のそのままの状態になってます…防錆で有名なKURE 3-36でもあれだけ錆を許しちゃってる中で…何このインチキみたいなキレイさは…
これだけの過酷なテストでこれだけパーフェクトな状態を保っていられますので、室内でフツーに保管してる工具とかでしたら錆びるまで数年は掛かりそうな勢いですね
ちょ…ちょっとビックリでした
↓ちょっとオイル サビ止め…もちょっと意味が良くわかりませんorz
実はこのオイルを付けた刃…なのですが、何も付けてない刃よりも先に錆が始まって、テスト終了時刻には何も付けてない刃よりも錆びちゃってる状態になってしまってました
サビ止め…ですよね…
逆に錆を呼んでるような形になってしまいましたため、もしもこのオイルを大切な鉄製品にサビ止めとして使ってらっしゃる方がいましたら、今直ぐに手持ちの…あるいはホームセンターで投げ売り状態のKURE 5-56を買ってきて一旦それで完全に洗い流してから乾拭きするコトをオススメします
コレで大切な工具とかをメンテナンスしてた…なんて想像しましただけでもちょっとゾッとします
↓エーゼット モリブデングリースも殆どパーフェクトに近いです♪
グリースは厚みがある分、圧倒的にオイルに比べて空気から鉄を守れますのである程度今回みたいな条件でも大丈夫…って思ってましたが、すっごく厳密な見方をしちゃうと一点だけすっごい小さな錆が発生してるのを除いて殆どパーフェクトの状態に持って行ってくれました
↓TRI-FLOW Synthetic Greaseは塩害の餌食になりました
多分、常にトルクが加わってて部品と部品が摩擦しあってるような環境ならこんな結果にはならなかったのかも…って思ってますが、何も摩擦がない状態だとグリースの食いつきの良さが災いして揮発した塩水のあとに残った塩を抱き込む形になっちゃって、そこから錆がどんどんと進行していっちゃったような感じになりました
↓Molyslip COPASLIPは…
うーん…ちょ…ちょっと色が銅色ですので錆の色と混じっちゃってわかりづらい…のかも…も…??
↓一旦エレクトロニッククリーナーでグリースを除去してみました
↓ぉぉぉっっ
こちらもパーフェクトでしたっっ
一点の錆も許してない所はすっごいですね
…って言うことで、今回パーフェクトに錆を防いでくれたのはエーゼットさんの「長期防錆オイル」と、MolyslipさんのCOPASLIPだけ…って言う結果になりました
使うケースに合わせた防錆剤のチョイスを!
…って言うことで今回も色々とテストをしてみて気が付きましたが、いつも使うような工具にエーゼットさんの長期防錆オイルが必要か…って言うと実はそんなコトもなかったりしてて、今回これだけ過酷な条件でも相当健闘してくれて、しかもコストパフォーマンスの良いエーゼットさんのZ45オイルの方こそそういう方にはオススメだったりもしてて、長期防錆オイルが活躍しそうかなぁ…って言うのは、沿岸部でDIYを趣味にしてらっしゃるような、潮風にさらされてるご自宅の方だけ…かなぁ…って思いました
グリースにも同じことが言えて、沿岸部でツーリングやポタリングを楽しんでらっしゃる自転車乗りの方にはコパスリップの防錆力はすっごい魅力的ですが、内陸に住んでらっしゃってしかも自転車は週に一度は絶対にメンテナンスします~って言う方にとっては入手性や優れた防錆力のあるエーゼットさんのモリブデングリースがオススメですし、もしも長期でメンテナンスをしない…ってわかった時点でチェーンやギアを洗浄してコパスリップに乗り換える…っていうのも有りかも…って思いました
使うケースによってベストなオイル・グリースを選んで大切な鉄製品を錆から守ってあげてくださいね
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みなさんのところはいかがでしょう?
朝晩の冷え込みも激しくなってきてて風邪を引きやすかったりしますので、どうかみなさんも暖かくしてお過ごしくださいね
2013年のCPU用放熱グリーステストには工業枠から凄い刺客が参加!
…って言うことで昨年に行わせて頂きましたCPU用放熱グリーステストで一番冷えてたのがGELID Solutions社製「GC-Extreme」…って言う結果だったのですが、今年もまた新しくマシンを組もう…って思ってましたのでちょっとその前に今年もちょっとCPU用放熱グリースを使って色々とテストしてみたいと思いました♪
それの第一弾が先日行わせて頂きました実験で、まだあの時は「ところで、本当に金属由来の物質を含んでるグリースは通電性があるの…??」って言う疑問を実験で解決してて、実際にCPUに付けては実験してませんでした…が、今回はちゃんとCPUに使ってみながらデータを取ることが出来ましたのでそちらをご紹介してみたいなぁ…って思います
あれから1年が経って海外サイト様とかを見ながら色々と検討はしてた…のですがちょっとあんまり「こ…これはっっ!!」って言うモノもありませんでしたので、工業枠から面白そうなグリースを色々と買ってみて、その中でも熱伝導率が良さそうなモノを2本に絞ってPC用の放熱専門グリースと比較してみるコトにしました♪♪
工業用のグリースは元々熱伝導をメインに考えてるCPU用放熱グリースとは違って、基本は「長期潤滑と耐久性」がメインですので、もちろん熱伝導にとってはデメリットにしかならない樹脂系とかを良く含んでたりします(テフロンとか…)。
でもその代わり「容量あたりの単価が安い」…って言うのが最大の売りで、数グラムで数千円もしちゃうようなPC用とは違って色々な場所の潤滑にガシガシ使えたりします
今回実験に参加させてみましたグリースはどちらも工業用やモータースポーツ界ではその高い耐圧性や耐腐食性が認められてるモノになりますので、もしもコレで工業用のグリースがPC用よりも熱効率が良いようでしたら、自転車、バイク、家の中のあらゆる場所の潤滑に加えてPC用途も全部一本のグリースで補えてしまう…って言うまさに夢の様なグリースの一本化が出来ちゃうことになります…が、それを実際のテスト結果と一緒にご覧頂きたいとおもいます♪♪
今回のテストに使う素材
…って言うことで今回のテストに使います素材類をご紹介してみたいと思います♪♪
グリースの紹介部分には、ダイレクトショップや正規輸入代理店での販売価格と、1gあたりの価格も添えてみたいと思います
け…計算…あってる…かなぁ…確か1g当たりの価格を割り出すには、価格をグラム数で割れば良いのです…よ…ね…??ガクガクガク…orzorz
※この記事の写真も全部クリックで拡大出来ます
株式会社エーゼット製「シリコングリース」
・メーカー:株式会社エーゼット
・生産国:日本
・用途:ゴム・樹脂製品を含めた全パーツの潤滑
・容量:50g
・価格:1,580円
・価格を参照した販売店:エーゼットダイレクトショップ
・1g当たりの価格:31.6円
信頼のある日本製のシリコングリース…って言ったらエーゼットさんのシリコングリースで、お値段はちょっと高めですがゴム製パッキンとかOリングとか、その他樹脂製品が多用されてる製品の潤滑…って色々な用途で使えるのが良いですね♪♪
ホームセンターのDIY用グリースコーナーとかに置いてあります。
一般的にPCパーツショップで激安で売ってる中国製シリコングリースと違ってエーゼットさんのは粘度がすっごいありますので、液ダレしにくいのも特徴です
Gelid Solutions製「GELID GC-EXTREME」
・メーカー:GELID Solutions Ltd.
・生産国:米国
・用途:CPUの熱をヒートシンクに伝える
・容量:3.5g
・価格:1,254円
・価格を参照した販売店:Amazon
・1g当たりの価格:約358.2円
昨年の実験ではダントツで冷やしてくれたのがこのGELID GC-EXTREMEで、1g当たりの価格もダントツだったりします
秋葉原とかではPCパーツショップには大体在庫してあったりしてて、他には大手家電量販店さんの自作コーナーとかでも最近は取り扱うようになってきましたね♪♪
柔らかいので相当薄く伸ばすコトが出来る…のにしっかりと金属の隙間に食いついてたりしますので、その辺りが冷える秘訣なのかも…って思ってます
株式会社エーゼット製「モリブデングリース」
・メーカー:株式会社エーゼット
・生産国:日本
・用途:ギア・チェーン等、高トルクの掛かる金属の潤滑
・容量:100g
・価格:735円
・価格を参照した販売店:エーゼットダイレクトショップ
・1g当たりの価格:7.35円
自転車のメンテナンスに力を入れてらっしゃる方…とかにはお馴染みエーゼットさんのモリブデングリースです♪
ホームセンターのDIYショップとか、大きめの自転車屋さんとかには置いてあったりしますね♪
粘度が結構固めですが、高トルクがかかると柔らかくなる性質を持ってますので自転車のギアにちょっと挿しておくだけでもチェーンやギアをしっかり守ってくれるのが特徴ですね
そして1g当たりの価格が今回の中では一番安いのもお財布に優しくて良いと思います(笑)
Molyslip社製「Copaslip」
・メーカー:Molyslip Atlantic Ltd
・生産国:英国
・用途:全ての金属の潤滑・焼き付き防止、接点保護/潤滑
・容量:100g
・価格:2,100円
・価格を参照した販売店:HF.com International LTD.(正規輸入代理店)
・1g当たりの価格:21円
銅入りグリースとして英国のモータースポーツ界や工業用分野で有名なのがこのコパスリップ…で、耐水性を謳ってる通り普段乗りの自転車のギアとか外にあるネジとかに使うと長期間サビを防止してくれたりします
うちの普段乗りの自転車のギアにもつけてみたのですが、この風雨に晒された二ヶ月…でしたが今もしっかり潤滑してくれてますので、その性能はバツグンですね♪♪
私が購入しました正規輸入代理店のHF.com International LTD.さんから買うと、本当にちょっとだけですが今も復興を頑張ってる福島県の企業応援にもなったりします(送られてきた袋に福島県のPRが書いてありました♪)
キラキラした銅粉末がラメみたいに光っててキレイなグリースで、結構柔らかめ…ですのに金属にはしっかりと食いついてくれますので、今回のテストではちょっと期待してたりします
↓その他は昨年と全く同じパーツで、マザーボードはGigabyte社製「A55-DS2」と
↓AMD最後の可変倍率LlanoコアCPU「AMD A8-3870k」と
↓Scythe社製「峰2」になります♪
AMDがFusion AシリーズをどんどんとBulldozerコアの改良型に移行させていく中で一番最後のK10コアとして頑張ってたのがこのA8-3870Kで、元々Bulldozerコアはコア当たりの性能は低くてもコア数でそれを相殺する…って言う手法が取れるモノだったのですが、サーバー用のOpteronやハイエンドデスクトップのFXシリーズみたいにはコアが増やせなかったAシリーズは出だしは本当に酷評ばっかり…で、しばらくは既存ベンチマーク上ではK10コア採用のAシリーズの方が断然高いスコアを出してたりしました
Richlandコアの採用とかで最近は良い評価も多いAシリーズですが、そんな最後のK10コア…って考えるとちょっとだけ実験の意気込みも変わってきちゃいますね♪♪
それでは実験を開始します!
それではちょっと今年は夏からズレちゃいましたが、グリースの実験を始めてみたいと思います♪♪
えぇと…今回も…ですが、室温が事務所のクーラーだけで調整してたりする関係…と、温度を測ってるのがアナログ温度計だったりしてて色々正確さに欠けてたりしますorzorz
の…ので、あくまでも参考程度にご覧いただけましたら…って思います
2013年10月4日追記
す…スミマセンちょっとだけ注意書きの追記…です
今回は工業用やモータースポーツ用に設計されてるグリースをサポート外の使い方で使ってますので、万が一通電した時に他パーツから出た火花がグリースに燃え移って火災になってしまってもメーカーさんには一切非がありませんので、工業用グリースをCPU用に使う場合にはショート…とか多分いらっしゃらないとは思いますがくわえタバコなどで火災の原因を作っちゃわないように十分注意して作業を行ってください…です
↓それではまずはマザーを開けて
↓CPUをセットします
株式会社エーゼット製「シリコングリース」
まずはこのデータを今回の基準にしたいと思います
↓純白でちょっと弾力性があります
↓ヒートシンク側はちょっと傷がありますが、性能には影響しません
↓室温は大体25度くらい…かなぁ…
び…ビミョーに25度を超えてそうな感じもしますが、企業が行ってるような精密調査ではありませんので気にしないことにします…スミマセンorzorz
アイドル開始:12度
アイドル終了(三分後):12度
フルロード開始:28度
フルロード終了(三分後):45度
昨年の記録では室温が大体26度でフルロード終了時の温度が43度…でしたので、ちょっと温度高めに出ちゃったかなぁ…とは思いますが、概ね昨年の記録をなぞるような形になりました♪
↓外しました(ヒートシンク側)
↓こちらがCPU側です
ちょっとポンプアウトが多めに出ちゃいましたが、ちゃんとグリースが残ってて均一に良く伸びてたのが分かりました♪
Gelid Solutions製「GELID GC-EXTREME」
次に昨年最高の記録を出してくれましたGC-EXTREMEを使ってみたいと思います♪♪
↓薄い灰色で柔らかめです
↓室温は…うーん…
エアコンの温度設定は25度にしてたのですが、もうちょっとコレは「大体25度」なんて言えないくらい室温が上がっちゃってましたorzorz
…の…ので、一応25.5度くらい…って読んでください…ですorz
アイドル開始:11度
アイドル終了(三分後):11度
フルロード開始:11度
フルロード終了(三分後):38度
あ…相変わらずシリコングリースと比較しちゃうとすっごい性能差ですよね(笑)
昨年のデータと比べてみると、室温が26度から25.5度…ってたった0.5度くらいしか違ってないのに、昨年のデータよりもアイドル時でさらに1度下げてきちゃう辺りにこの放熱用グリースのポテンシャルを感じさせてくれる結果になりました♪♪
↓外してみました(ヒートシンク側)
↓こちらがCPU側になります
ちょっと偏りが見られますが概ね均一に伸びてくれてて、しっかりと金属面に食いついてくれてるのが分かりました
株式会社エーゼット製「モリブデングリース」
…って言うことでココからは完全に工業枠になります(笑)
工業枠でもしも凄く良い数値が出れば、PC用の高い放熱用グリースは全部捨てて万能型の工業用グリースで全部がまかなえる計算になりますが、さて…いかがでしょう…??
↓ダークグリーンともダークブルーとも言えそうな黒さです
さ…流石高トルク部品に使われるグリースだけあって結構固めです
↓室温はやっぱり25.5度くらいです
アイドル開始:11度
アイドル終了(三分後):11度
フルロード開始:15度
フルロード終了(三分後):45度
さ…最初アイドル時で放熱専用グリースのGC-EXTREMEと並んじゃった時にもう「えぇええええ…ほ…本当に工業枠の方が性能が良いの…嘘…なんで私は3.5gで1,300円近くもの金額を払ってたの…ぉぉぁ…orz」って焦っちゃいましたが、フルロードになると急に性能が伸び悩んで結局シリコングリースと同じ温度にまで行っちゃいました…ちょっとだけ安心(?)しました(笑)
でもずっとCPUをフルロードさせてるケースはあんまり無かったりしますので、それを考えればシリコングリースを買うよりもちょっとだけ性能が上…って見てみると良いかもしれませんね♪♪
何よりも本来こちらは放熱用途じゃなくって金属の潤滑ですので、家の中の色々な金属部品にも使えるのを考えてみると価格的にも結構良いチョイスになりそうかも…ですね
↓外してみました(ヒートシンク側)
↓こちらがCPU側になります
結構固かった割にすっごいキレイに伸びてくれてて、しかも金属と金属の間に結構な厚みを持って残ってくれてるのが分かりました
多分この厚みを持って残ってる…って言うのがギアとかの潤滑では大活躍する理由なのかもしれませんね♪
…でもCPUの放熱…ではあんまり厚みがあるのはNGですので、その辺もこの結果に響いてるのかも…って思いました
Molyslip社製「Copaslip」
さ…さて…工業枠の大御所が最後になります
コレでPC用の放熱専用グリースが優れてるのか、汎用性のある工業枠グリースが優れてるのかの疑問に決着が付きそうな感じがします(そんな大げさなモノでもありませんが…笑)
↓色はラメ入りの黄金色…なのですが…
CPUのヒートスプレッダが白飛びしないように…ってちょっとだけ絞り値を上げて撮影してますせいで、結構汚らしいヴィジュアルになってしまいましたorzorz
グリース自体は結構柔らかめ…で、良く伸びそうな感じがします
↓室温は相変わらず25.5度くらいです
う…結局当初の25度には出来ませんでしたorzorz
アイドル開始:11度
アイドル終了(三分後):11度
フルロード開始:13度
フルロード終了(三分後):42度
わぉっ
こちらもアイドル状態ではGC-EXTREMEと同じ11度を完璧にキープしてくれてて、フルロードでも42度…って実はこの温度はProlimatech社製Samuel 17付属グリースやDeepcool社製Z9の41度に迫る性能を出してるコトになります
そもそもこのグリースは本来モータースポーツや工業用製品用に作られてるグリースで、こういう電子機器の放熱用途は一切考えられてない…って言うのを前提に見てみるとこの数字はフツーにPC用の放熱用グリースに対抗出来るすっごいグリースだなぁ…ってビックリさせられちゃいました
熱伝導率の良い銅が入ってるのはこういう用途でもバッチリ活躍してくれました♪♪
↓外してみました(ヒートシンク側)
↓こちらがCPU側になります
すっごいキレイに均一に伸びてるのが見て取れて、しかも柔らかさのおかげですっごい薄く伸びてるのが分かりました♪
何よりも外した時のこのラメ入りの銅色が本当にキレイですね♪♪
昨年のデータと今年のデータをまとめました
…って言うことで私自身のために取ってたデータ…ですが、もしかしたらどなたかの参考になれるかも…??みたいな期待を込めて昨年のデータと今年のデータを合わせて表とグラフにしてみました
うーん…
こ…こうして一覧してみてみると、もうコパスリップとGC-EXTREMEだけ持っていれば後はいらないような気がしてきました
今回もCPU専用品の性能を見せ付けたGC-EXTREME、汎用性で圧倒した工業用のCopaslip!
…って言うことでいつもの全然まとまってないまとめ…ですorzorz
今回は前回と違って工業枠のグリースを参加させてみたのですが、正直なところココまでPC専用品を追い詰める性能を見せてくれるなんて思ってもみませんでした♪♪
特に工業枠の意地…みたいなのを見せてくれたコパスリップですが、例えばCPU用としてPCパーツショップにズラーって並んでる放熱用グリースと違ってコパスリップの場合にはPC用途で使わない時も家の自転車からドアから、ちょっとしたDIY用にまで金属が使われてる色々な部分の潤滑・防錆・焼き付き防止グリースとして使えますので、そういう汎用性では圧倒的に優れてる…って言えるかな…って思いました
コパスリップの場合にはもう過酷な状況下でも長期潤滑が認められてるようなモノですので、「付けたばかりの時は性能が良いけど、一年も使ってると枯渇してダメになっちゃう」って言う心配も無いですし、そういう安心感も工業用製品だけあるかなぁ…って思いました♪
…ので、ちょっと放熱性能が良いCPUクーラーを買ったので少しだけグリースにも凝ってみたいなぁ…って思ったら取り敢えずコパスリップの汎用性で攻めてみて、その上でオーバークロックとかでもう一段階上の冷却性能がほしい…って言うことになったら迷わずGC-EXTREMEで…みたいな流れでも十分かもしれませんね
ココから余談…です(2014年10月4日追記)
ココからはちょっとだけ記事に関係がありそうな余談…なのですが、実は今回こんなにコパスリップがPC専用品に迫る性能を見せてくれたおかげでちょっとだけ心配なコト…があったりしてて、それは「熟練の自作PCユーザーのみなさんなら万が一本来の用途外のグリースの使い方で火が出ちゃってもいつもの自己責任で終わりそうだけど、それ以外のユーザーさんが万が一この記事を参考にしたばっかりに思わぬ用途で火災とかにでもなっちゃったら…ヘタすると記事を書いた私が批判されるだけじゃなくってメーカーさんにも迷惑がかかっちゃうかも…コパスリップの場合には国を跨ぐからもしかしたら向こうの企業から訴訟とかにも…ぅ…超怖い…orzorz」って思って、じゃぁ記事書くなって言うコトなのですが一応念のためコパスリップ正規輸入代理店のHF.com International LTD.さんに「記事‥これって大丈夫です??」ってどーしようもない質問をさせて頂いたらわざわざ英国本社にお問い合わせ頂いて「PL法の兼ね合いも御座いますため、使用用途以外での使い方をされる場合には事故や火災に十分注意してください…という注意喚起を載せて頂けましたら弊社も助かります」って言う回答を頂けましたので、上の方の追記分として注意書きを追加させて頂きました
こ…こんな個人のどーしようもない記事のコトでわざわざ英国本社にまで問い合わせて頂けます辺りに、やっぱり正規輸入代理店で買って良かったなぁ…って思いました
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それの第一弾が先日行わせて頂きました実験で、まだあの時は「ところで、本当に金属由来の物質を含んでるグリースは通電性があるの…??」って言う疑問を実験で解決してて、実際にCPUに付けては実験してませんでした…が、今回はちゃんとCPUに使ってみながらデータを取ることが出来ましたのでそちらをご紹介してみたいなぁ…って思います
あれから1年が経って海外サイト様とかを見ながら色々と検討はしてた…のですがちょっとあんまり「こ…これはっっ!!」って言うモノもありませんでしたので、工業枠から面白そうなグリースを色々と買ってみて、その中でも熱伝導率が良さそうなモノを2本に絞ってPC用の放熱専門グリースと比較してみるコトにしました♪♪
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でもその代わり「容量あたりの単価が安い」…って言うのが最大の売りで、数グラムで数千円もしちゃうようなPC用とは違って色々な場所の潤滑にガシガシ使えたりします
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今回のテストに使う素材
…って言うことで今回のテストに使います素材類をご紹介してみたいと思います♪♪
グリースの紹介部分には、ダイレクトショップや正規輸入代理店での販売価格と、1gあたりの価格も添えてみたいと思います
け…計算…あってる…かなぁ…確か1g当たりの価格を割り出すには、価格をグラム数で割れば良いのです…よ…ね…??ガクガクガク…orzorz
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株式会社エーゼット製「シリコングリース」
・メーカー:株式会社エーゼット
・生産国:日本
・用途:ゴム・樹脂製品を含めた全パーツの潤滑
・容量:50g
・価格:1,580円
・価格を参照した販売店:エーゼットダイレクトショップ
・1g当たりの価格:31.6円
信頼のある日本製のシリコングリース…って言ったらエーゼットさんのシリコングリースで、お値段はちょっと高めですがゴム製パッキンとかOリングとか、その他樹脂製品が多用されてる製品の潤滑…って色々な用途で使えるのが良いですね♪♪
ホームセンターのDIY用グリースコーナーとかに置いてあります。
一般的にPCパーツショップで激安で売ってる中国製シリコングリースと違ってエーゼットさんのは粘度がすっごいありますので、液ダレしにくいのも特徴です
Gelid Solutions製「GELID GC-EXTREME」
・メーカー:GELID Solutions Ltd.
・生産国:米国
・用途:CPUの熱をヒートシンクに伝える
・容量:3.5g
・価格:1,254円
・価格を参照した販売店:Amazon
・1g当たりの価格:約358.2円
昨年の実験ではダントツで冷やしてくれたのがこのGELID GC-EXTREMEで、1g当たりの価格もダントツだったりします
秋葉原とかではPCパーツショップには大体在庫してあったりしてて、他には大手家電量販店さんの自作コーナーとかでも最近は取り扱うようになってきましたね♪♪
柔らかいので相当薄く伸ばすコトが出来る…のにしっかりと金属の隙間に食いついてたりしますので、その辺りが冷える秘訣なのかも…って思ってます
株式会社エーゼット製「モリブデングリース」
・メーカー:株式会社エーゼット
・生産国:日本
・用途:ギア・チェーン等、高トルクの掛かる金属の潤滑
・容量:100g
・価格:735円
・価格を参照した販売店:エーゼットダイレクトショップ
・1g当たりの価格:7.35円
自転車のメンテナンスに力を入れてらっしゃる方…とかにはお馴染みエーゼットさんのモリブデングリースです♪
ホームセンターのDIYショップとか、大きめの自転車屋さんとかには置いてあったりしますね♪
粘度が結構固めですが、高トルクがかかると柔らかくなる性質を持ってますので自転車のギアにちょっと挿しておくだけでもチェーンやギアをしっかり守ってくれるのが特徴ですね
そして1g当たりの価格が今回の中では一番安いのもお財布に優しくて良いと思います(笑)
Molyslip社製「Copaslip」
・メーカー:Molyslip Atlantic Ltd
・生産国:英国
・用途:全ての金属の潤滑・焼き付き防止、接点保護/潤滑
・容量:100g
・価格:2,100円
・価格を参照した販売店:HF.com International LTD.(正規輸入代理店)
・1g当たりの価格:21円
銅入りグリースとして英国のモータースポーツ界や工業用分野で有名なのがこのコパスリップ…で、耐水性を謳ってる通り普段乗りの自転車のギアとか外にあるネジとかに使うと長期間サビを防止してくれたりします
うちの普段乗りの自転車のギアにもつけてみたのですが、この風雨に晒された二ヶ月…でしたが今もしっかり潤滑してくれてますので、その性能はバツグンですね♪♪
私が購入しました正規輸入代理店のHF.com International LTD.さんから買うと、本当にちょっとだけですが今も復興を頑張ってる福島県の企業応援にもなったりします(送られてきた袋に福島県のPRが書いてありました♪)
キラキラした銅粉末がラメみたいに光っててキレイなグリースで、結構柔らかめ…ですのに金属にはしっかりと食いついてくれますので、今回のテストではちょっと期待してたりします
↓その他は昨年と全く同じパーツで、マザーボードはGigabyte社製「A55-DS2」と
↓AMD最後の可変倍率LlanoコアCPU「AMD A8-3870k」と
↓Scythe社製「峰2」になります♪
AMDがFusion AシリーズをどんどんとBulldozerコアの改良型に移行させていく中で一番最後のK10コアとして頑張ってたのがこのA8-3870Kで、元々Bulldozerコアはコア当たりの性能は低くてもコア数でそれを相殺する…って言う手法が取れるモノだったのですが、サーバー用のOpteronやハイエンドデスクトップのFXシリーズみたいにはコアが増やせなかったAシリーズは出だしは本当に酷評ばっかり…で、しばらくは既存ベンチマーク上ではK10コア採用のAシリーズの方が断然高いスコアを出してたりしました
Richlandコアの採用とかで最近は良い評価も多いAシリーズですが、そんな最後のK10コア…って考えるとちょっとだけ実験の意気込みも変わってきちゃいますね♪♪
それでは実験を開始します!
それではちょっと今年は夏からズレちゃいましたが、グリースの実験を始めてみたいと思います♪♪
えぇと…今回も…ですが、室温が事務所のクーラーだけで調整してたりする関係…と、温度を測ってるのがアナログ温度計だったりしてて色々正確さに欠けてたりしますorzorz
の…ので、あくまでも参考程度にご覧いただけましたら…って思います
2013年10月4日追記
す…スミマセンちょっとだけ注意書きの追記…です
今回は工業用やモータースポーツ用に設計されてるグリースをサポート外の使い方で使ってますので、万が一通電した時に他パーツから出た火花がグリースに燃え移って火災になってしまってもメーカーさんには一切非がありませんので、工業用グリースをCPU用に使う場合にはショート…とか多分いらっしゃらないとは思いますがくわえタバコなどで火災の原因を作っちゃわないように十分注意して作業を行ってください…です
↓それではまずはマザーを開けて
↓CPUをセットします
株式会社エーゼット製「シリコングリース」
まずはこのデータを今回の基準にしたいと思います
↓純白でちょっと弾力性があります
↓ヒートシンク側はちょっと傷がありますが、性能には影響しません
↓室温は大体25度くらい…かなぁ…
び…ビミョーに25度を超えてそうな感じもしますが、企業が行ってるような精密調査ではありませんので気にしないことにします…スミマセンorzorz
アイドル開始:12度
アイドル終了(三分後):12度
フルロード開始:28度
フルロード終了(三分後):45度
昨年の記録では室温が大体26度でフルロード終了時の温度が43度…でしたので、ちょっと温度高めに出ちゃったかなぁ…とは思いますが、概ね昨年の記録をなぞるような形になりました♪
↓外しました(ヒートシンク側)
↓こちらがCPU側です
ちょっとポンプアウトが多めに出ちゃいましたが、ちゃんとグリースが残ってて均一に良く伸びてたのが分かりました♪
Gelid Solutions製「GELID GC-EXTREME」
次に昨年最高の記録を出してくれましたGC-EXTREMEを使ってみたいと思います♪♪
↓薄い灰色で柔らかめです
↓室温は…うーん…
エアコンの温度設定は25度にしてたのですが、もうちょっとコレは「大体25度」なんて言えないくらい室温が上がっちゃってましたorzorz
…の…ので、一応25.5度くらい…って読んでください…ですorz
アイドル開始:11度
アイドル終了(三分後):11度
フルロード開始:11度
フルロード終了(三分後):38度
あ…相変わらずシリコングリースと比較しちゃうとすっごい性能差ですよね(笑)
昨年のデータと比べてみると、室温が26度から25.5度…ってたった0.5度くらいしか違ってないのに、昨年のデータよりもアイドル時でさらに1度下げてきちゃう辺りにこの放熱用グリースのポテンシャルを感じさせてくれる結果になりました♪♪
↓外してみました(ヒートシンク側)
↓こちらがCPU側になります
ちょっと偏りが見られますが概ね均一に伸びてくれてて、しっかりと金属面に食いついてくれてるのが分かりました
株式会社エーゼット製「モリブデングリース」
…って言うことでココからは完全に工業枠になります(笑)
工業枠でもしも凄く良い数値が出れば、PC用の高い放熱用グリースは全部捨てて万能型の工業用グリースで全部がまかなえる計算になりますが、さて…いかがでしょう…??
↓ダークグリーンともダークブルーとも言えそうな黒さです
さ…流石高トルク部品に使われるグリースだけあって結構固めです
↓室温はやっぱり25.5度くらいです
アイドル開始:11度
アイドル終了(三分後):11度
フルロード開始:15度
フルロード終了(三分後):45度
さ…最初アイドル時で放熱専用グリースのGC-EXTREMEと並んじゃった時にもう「えぇええええ…ほ…本当に工業枠の方が性能が良いの…嘘…なんで私は3.5gで1,300円近くもの金額を払ってたの…ぉぉぁ…orz」って焦っちゃいましたが、フルロードになると急に性能が伸び悩んで結局シリコングリースと同じ温度にまで行っちゃいました…ちょっとだけ安心(?)しました(笑)
でもずっとCPUをフルロードさせてるケースはあんまり無かったりしますので、それを考えればシリコングリースを買うよりもちょっとだけ性能が上…って見てみると良いかもしれませんね♪♪
何よりも本来こちらは放熱用途じゃなくって金属の潤滑ですので、家の中の色々な金属部品にも使えるのを考えてみると価格的にも結構良いチョイスになりそうかも…ですね
↓外してみました(ヒートシンク側)
↓こちらがCPU側になります
結構固かった割にすっごいキレイに伸びてくれてて、しかも金属と金属の間に結構な厚みを持って残ってくれてるのが分かりました
多分この厚みを持って残ってる…って言うのがギアとかの潤滑では大活躍する理由なのかもしれませんね♪
…でもCPUの放熱…ではあんまり厚みがあるのはNGですので、その辺もこの結果に響いてるのかも…って思いました
Molyslip社製「Copaslip」
さ…さて…工業枠の大御所が最後になります
コレでPC用の放熱専用グリースが優れてるのか、汎用性のある工業枠グリースが優れてるのかの疑問に決着が付きそうな感じがします(そんな大げさなモノでもありませんが…笑)
↓色はラメ入りの黄金色…なのですが…
CPUのヒートスプレッダが白飛びしないように…ってちょっとだけ絞り値を上げて撮影してますせいで、結構汚らしいヴィジュアルになってしまいましたorzorz
グリース自体は結構柔らかめ…で、良く伸びそうな感じがします
↓室温は相変わらず25.5度くらいです
う…結局当初の25度には出来ませんでしたorzorz
アイドル開始:11度
アイドル終了(三分後):11度
フルロード開始:13度
フルロード終了(三分後):42度
わぉっ
こちらもアイドル状態ではGC-EXTREMEと同じ11度を完璧にキープしてくれてて、フルロードでも42度…って実はこの温度はProlimatech社製Samuel 17付属グリースやDeepcool社製Z9の41度に迫る性能を出してるコトになります
そもそもこのグリースは本来モータースポーツや工業用製品用に作られてるグリースで、こういう電子機器の放熱用途は一切考えられてない…って言うのを前提に見てみるとこの数字はフツーにPC用の放熱用グリースに対抗出来るすっごいグリースだなぁ…ってビックリさせられちゃいました
熱伝導率の良い銅が入ってるのはこういう用途でもバッチリ活躍してくれました♪♪
↓外してみました(ヒートシンク側)
↓こちらがCPU側になります
すっごいキレイに均一に伸びてるのが見て取れて、しかも柔らかさのおかげですっごい薄く伸びてるのが分かりました♪
何よりも外した時のこのラメ入りの銅色が本当にキレイですね♪♪
昨年のデータと今年のデータをまとめました
…って言うことで私自身のために取ってたデータ…ですが、もしかしたらどなたかの参考になれるかも…??みたいな期待を込めて昨年のデータと今年のデータを合わせて表とグラフにしてみました
うーん…
こ…こうして一覧してみてみると、もうコパスリップとGC-EXTREMEだけ持っていれば後はいらないような気がしてきました
今回もCPU専用品の性能を見せ付けたGC-EXTREME、汎用性で圧倒した工業用のCopaslip!
…って言うことでいつもの全然まとまってないまとめ…ですorzorz
今回は前回と違って工業枠のグリースを参加させてみたのですが、正直なところココまでPC専用品を追い詰める性能を見せてくれるなんて思ってもみませんでした♪♪
特に工業枠の意地…みたいなのを見せてくれたコパスリップですが、例えばCPU用としてPCパーツショップにズラーって並んでる放熱用グリースと違ってコパスリップの場合にはPC用途で使わない時も家の自転車からドアから、ちょっとしたDIY用にまで金属が使われてる色々な部分の潤滑・防錆・焼き付き防止グリースとして使えますので、そういう汎用性では圧倒的に優れてる…って言えるかな…って思いました
コパスリップの場合にはもう過酷な状況下でも長期潤滑が認められてるようなモノですので、「付けたばかりの時は性能が良いけど、一年も使ってると枯渇してダメになっちゃう」って言う心配も無いですし、そういう安心感も工業用製品だけあるかなぁ…って思いました♪
…ので、ちょっと放熱性能が良いCPUクーラーを買ったので少しだけグリースにも凝ってみたいなぁ…って思ったら取り敢えずコパスリップの汎用性で攻めてみて、その上でオーバークロックとかでもう一段階上の冷却性能がほしい…って言うことになったら迷わずGC-EXTREMEで…みたいな流れでも十分かもしれませんね
ココから余談…です(2014年10月4日追記)
ココからはちょっとだけ記事に関係がありそうな余談…なのですが、実は今回こんなにコパスリップがPC専用品に迫る性能を見せてくれたおかげでちょっとだけ心配なコト…があったりしてて、それは「熟練の自作PCユーザーのみなさんなら万が一本来の用途外のグリースの使い方で火が出ちゃってもいつもの自己責任で終わりそうだけど、それ以外のユーザーさんが万が一この記事を参考にしたばっかりに思わぬ用途で火災とかにでもなっちゃったら…ヘタすると記事を書いた私が批判されるだけじゃなくってメーカーさんにも迷惑がかかっちゃうかも…コパスリップの場合には国を跨ぐからもしかしたら向こうの企業から訴訟とかにも…ぅ…超怖い…orzorz」って思って、じゃぁ記事書くなって言うコトなのですが一応念のためコパスリップ正規輸入代理店のHF.com International LTD.さんに「記事‥これって大丈夫です??」ってどーしようもない質問をさせて頂いたらわざわざ英国本社にお問い合わせ頂いて「PL法の兼ね合いも御座いますため、使用用途以外での使い方をされる場合には事故や火災に十分注意してください…という注意喚起を載せて頂けましたら弊社も助かります」って言う回答を頂けましたので、上の方の追記分として注意書きを追加させて頂きました
こ…こんな個人のどーしようもない記事のコトでわざわざ英国本社にまで問い合わせて頂けます辺りに、やっぱり正規輸入代理店で買って良かったなぁ…って思いました
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な…なんだかあっという間の三連休でしたが、みなさんはいかがでした…でしょうか?
私は…って言うと、お店の新しいポップを作ってたり経理をしてたり…ってお店はお休みでしたが結局裏でお仕事をしてる三連休でしたorzorz
まだ今日までお休み…って言う方も沢山いらっしゃると思いますが、どうか皆さん季節の変わり目は風邪を引きやすかったりしますのでお体にお気をつけてお過ごしくださいね
Canon IXY 3…コレはズームの鬼ですか…
…って言うことでこの前買ってきましたCanonの日本製コンパクトデジカメ「IXY 3」ですが、今回はお仕事の関係でちょっと平日に外出できましたのでその足で秋葉原に立ち寄ってみました♪♪
…でも単純に秋葉原に寄っただけ…だとちょっと自営業…って言ってもやっぱりサボってるだけみたいで後ろめたいですので(…実際にサボってるワケ…なのですが…orzorz)ついでにまだ試してませんでしたIXY 3の機能を色々と使って撮影してきました(笑)
このIXY 3は私はフォルムとかそのモノ造りへの哲学とかに惹かれて買っちゃった…のですが、何よりもこの機種が売りにしてる機能が「このコンパクトボディーに光学12倍もの物理ズームを収納してる」って言うコトだったりしてて、今回は折角だしその最大の売り機能を試してみたい…って思いました
みなさんはデジカメのズーム…って普段使ったりする…でしょうか…??
実は私はあんまりこのズーム機能を使ってなかったりしてて、どちらか…って言うと気に入った風景があったらまず体が近づいていっちゃうアホの子ですので、いつも結局ズームは使わずに済んでたりしますorzorz
でも秋になってウォーキングとかに出かけながら途中の野鳥とかを撮影したりするのにズーム機能はすっごい良さそうかも…って思いました♪♪
…で、実際に使ってみると結構コレがすごくって、今回は調子に乗って中秋の名月…もズームで撮影してみたのですが結構良い感じに撮影出来ましたので、そちらも載せさせていただきますね
ココからいつもの写真になります
今回もやっぱりブログに載せられますサイズにリサイズして個人情報に当たる部分はボカシてますが、その他の色味とかは一切変えてませんので参考程度…にご覧いただけましたら…って思います
※この記事の写真も全部クリックで拡大出来ます
※今回も人物の顔、車のナンバープレート等、個人情報にあたってしまいそうな部分にはボカシを入れさせていただきましたが、もしも「コレ…明らかに私(僕)なんですけど…」って言う部分がありましたらスミマセンがどうかコメント欄からお知らせ頂けましたら直ぐに訂正・削除をさせていただきます
↓この日は秋晴れで気持ち良かったので御茶ノ水からアプローチしてみました♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1250 /絞り値:3.4
↓まずは橋の上から意味もなく工事車両をズームしてみます(笑)
↓車両の名前が間近に見えますね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/100 /絞り値:5.6
↓更にデジタルズームも使って注意マークをズームしてみました♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/125 /絞り値:5.6
↓次に向こう側の橋の街灯もズーム!
↓あんなに遠かった街灯が間近に見えます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/250 /絞り値:5.6
↓秋晴れ、平日の御茶ノ水は本当に気持が良いです♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
↓逆光でも結構キレイに撮れますね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1250 /絞り値:3.4
↓今度はこの看板をズーム!
↓標識も信号機もクッキリ写りますね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/160 /絞り値:5.6
↓この聖橋周辺は晴れてると本当に気持が良いです♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
↓聖橋の下をくぐります
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/500 /絞り値:3.4
↓お日様が気持ち良いですね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/2500 /絞り値:4.0
↓湯島聖堂の横を通っていきます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
↓昌平橋が見えてきました
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:3.4
コレを超えると魔境の入り口です(笑)
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:3.4
↓直射日光直視ですのに結構キレイに撮れますね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/2500 /絞り値:4.0
↓昌平橋交差点は開放感があって本当に気持ち良いですね♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
↓もう一回直射日光!
ISO値:100 /シャッタースピード:1/2000 /絞り値:4.0
↓この鉄骨との印影がすごく好きです
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
↓平日なので秋葉原も全然人がいませんね♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/800 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1250 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/640 /絞り値:3.4
↓私がいつも工具を買ってるお店の一つがこちらのヒロセテクニカルさんです♪♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/800 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/250 /絞り値:3.4
マルト長谷川工作所さんの「KEIBA」シリーズとかは多分秋葉原中で一番品揃えがあったりしてて、その他にもフジ矢さんのニッパーとかも置いてない種類は無いんじゃないの…っていうくらい沢山置いてますので、取り敢えず何か「こういう工具があれば…」って思ったら必ず立ち寄りますよ♪
お店の方曰く、長らく弱電(~100Vくらいの電気)を扱う電気工事士の方に愛用されてるのがフジ矢さんのニッパーらしくて、本職の電気工事士の方のフィードバックを受けて工具のラインナップを揃えてらっしゃるみたいなのでどれも現場で使われてるモノばかり…とか…。
やっぱりリアルなお店の凄いところって、ネットショップみたいに「なんでも揃えてるけど、どれが現場で愛用されてるかはわかりません」って言うモノじゃなくって、本当に現場で愛用されてるモノだけが置かれてて、お店の人もそれがどういう現場でどう使われてるかを説明するコトが出来る…って言うところだなぁ…って改めて思わされました
↓工具も買い終えましたので中央通りをブラブラします(笑)
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/800 /絞り値:3.4
↓平日もこちらはイベントが行われてました♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/320 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/160 /絞り値:3.4
↓平日の中央通りは人が全然いませんので歩きやすいですね♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/640 /絞り値:3.4
↓陰影が激しすぎて黒つぶれが出ちゃいました
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:3.4
↓裏通りのあきばお~8号店さんで面白そうなモノを見つけました♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/400 /絞り値:3.4
↓ゆ…USBスピーカーが800円…ちょっと取り敢えず買ってみました(笑)
ISO値:100 /シャッタースピード:1/100 /絞り値:3.4
↓さらに裏通りを進みます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/640 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/800 /絞り値:3.4
↓ちょっと歩き疲れてきちゃったら…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/640 /絞り値:3.4
↓店頭の特価品をズーム機能で覗きます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/50 /絞り値:5.6
…完全に堕落のための機能になってしまいましたorzorz
↓QC PASSさんも…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/100 /絞り値:3.4
↓この距離からズームで特価品を覗きます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/50 /絞り値:5.0
ISO値:100 /シャッタースピード:1/50 /絞り値:5.0
歩かずに特価品が見れて堕落大好きな私にとってすっごい便利な機能…かと思いましたが、画面の揺れにちょっと乗り物酔いみたいになってしまいましたので、堕落の代償が随分大きいことに気が付きました(…アホすぎる‥orz)
↓末広町交差点に出ました
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1250 /絞り値:3.4
↓ようやく画面酔いが治ってきましたので、フツーにズームしてみますorz
↓看板類もクッキリです
ISO値:100 /シャッタースピード:1/320 /絞り値:5.6
ISO値:100 /シャッタースピード:1/40 /絞り値:5.6
↓今度は逆光下ではどうでしょう?
↓すっごいキレイですね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/60 /絞り値:5.6
↓今度はこちらの看板とか…
↓コレもバッチリですね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/160 /絞り値:5.6
↓また聖橋まで戻ってきました
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1250 /絞り値:3.4
↓聖橋から見える看板とかをズームしてみました♪
↓まずは一番遠くの橋上のタクシー
ISO値:100 /シャッタースピード:1/50 /絞り値:5.6
ちょっと潰れ気味…ですが、車体横に書いてある番号が読み取れるレベルでした♪
↓こちらはソフマップさんの看板も…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:5.6
このくらいでしたら余裕ですね
↓パセラさんの看板なんて…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/500 /絞り値:5.6
文字まで全部読み取れました
↓夜は中秋の名月の日でしたので、満月をズーム!
ISO値:100 /シャッタースピード:1/320 /絞り値:5.6
ちょ…ちょっと流石にコレには三脚を使ってしまいましたorz
↓光学物理ズームだけだとコレくらいの大きさになります
ISO値:100 /シャッタースピード:1/250 /絞り値:5.6
デジタルズームだとジャギーが気になってしまってましたが、やっぱり物理ズームだけだとすっごいキレイですね♪♪
↓…で、この日買ってきたモノです
ISO値:100 /シャッタースピード:1/20 /絞り値:3.4
↓まずはマルト長谷川工作所さんの「マイクロラジオペンチ」です♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/25 /絞り値:3.4
ケーブルだらけのケース内でSATAケーブルとかを手軽に抜き差しできる細めのラジオペンチは無いかなぁ…って思ったらこんな便利そうなのがありましたので買ってみました♪♪
日本製ならではの本当に精巧な仕上がりで、道具としてだけじゃなくて見た目的にも本当にプレミアム感がありますね
↓次にフジ矢さんの「電工ストレートバサミPRO」です♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/25 /絞り値:3.4
PCの内部配線を自作してる時とかに、何本かの単芯線をまとめて切り揃えたい時とかには毎回ケーブルカッターを使ってたのですが、それだとあんまりにも大掛かりでしたので片手でサクっと切れるハサミみたいなのはないかしら…って思ったらこちらがありました♪
試しに手持ちの銅針金をまとめて切ってみましたが、本当にサクっと切れてちょっと感動しました
↓最後に同じくフジ矢さんの「ストレートニッパー」です♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/20 /絞り値:3.4
今まではPCの自作ケーブルからオーディオの自作ケーブルまで、色々と活躍させてたのがマルト長谷川工作所さんの「電工用薄刃ニッパー」だったのですが、もうちょっと小回りが効いて、軽くて、形状はフラットで、でもプラスチック専用じゃなくって銅線も切れるモノ…なんて言うちょっと欲張りな要求に答えてくれたのがこのストレートニッパーで、切れ味もそうですが仕上がりもフラットならではの整った切り口が本当に気に入ってしまいました
↓やっぱり日本製のニッパーは本当に芸術的な仕上がりですよね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/10 /絞り値:3.4
↓さ…さて…問題の800円USBスピーカーです
ISO値:100 /シャッタースピード:1/15 /絞り値:3.4
↓あぁ…格安品で有名なOHM電機さんの商品だったのですね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/15 /絞り値:3.4
リンクを貼ろうと思って型番の「ASP-U130Z」で検索してみましたが、公式にはページがありませんでしたので型落ちしてからよっぽど経ってる…か、もしくは何かのキャンペーン用商材の可能性もあります…が、とにかく怪しさしか感じられなくてすっごくワクワクしてきちゃいました(笑)
↓同封品はスピーカー本体と説明書だけです。
ISO値:100 /シャッタースピード:1/13 /絞り値:3.4
…しかもケーブルは全部直出しです…コレは…結構地雷気味…でしょうか…
すっごい軽いですし、こんなので本当にちゃんと音が出るかも怪しくなってきました(笑)
↓あ、この連結出来るのはちょっと便利ですね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/8 /絞り値:3.4
↓USBとアナログの2-WAY入力でしょうか…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/8 /絞り値:3.4
↓音量ダイヤル…って言うことはアンプ内蔵でしょうか…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/4 /絞り値:3.4
↓取り敢えずXperia ZでUSB出力してみます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/15 /絞り値:3.4
あら…音が…出ません…あら…
↓も…もしかして…コレは2-WAY用のアナログプラグじゃなくて、コレがメイン…??
ISO値:100 /シャッタースピード:1/15 /絞り値:3.4
↓あ、音が出ました(笑)
ISO値:100 /シャッタースピード:1/10 /絞り値:3.4
やっぱりあのUSBは転送は一切サポートしてなくて、ただの電源用だったのですね(笑)
↓Walkmanアプリの「Clear Audio +」を有効にしてみました♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/10 /絞り値:3.4
おおおおおおおおおおおっっっ
こ…これすっごい良い音が出ますよ
ちょっと低音が足りない感じがありますが、中音域~高音域にかけての伸びは思った以上に良くって、ヘタしますと4~5,000円クラスのポータブルスピーカーと肩を並べられるくらいの良い音が出てビックリしちゃいました♪♪
音質の良いXperia Zには結構音楽を沢山入れてますので、コレでどこにでも持ち歩けるXperia Z専用ポータブルスピーカーが800円で手に入ったことになります
しかもポータブルスピーカーみたいにスピーカー側の電池の心配とか、それ用にまた重たい電池をゴソゴソと持って…みたいなのも必要なくって、スピーカーとXperia Zと、後はUSB Micro Bのマスター変換コネクタさえ持っていけば結構良い音質を外でも楽しめることになりますので、コレは予想外の収穫になりました
800円でコレは本当に良いお買い物になったと思います
Canon IXY 3のズームは凄い!
…って言うことで最後の方はあんまりにも良い掘り出し物に一体何のレビュー記事を書いてましたのかも忘れちゃいそうになってしまってましたが(…スミマセンorzorz)、IXY 3のズーム機能に付いてのまとめ…ですorz
IXY 3のズームをここまで色々使ってみましたが、物理レンズを使った光学ズームなら結構遠目のモノもクッキリと写してくれてて、中でも満月がこんなコンパクト機であそこまでキレイに撮れたのには本当に感動でした♪♪
デジタルズームを使っていけば更に遠くのモノも撮れるのですが、やっぱりちょっとジャギーが目立つかなぁ…って思いました
でもこれから秋の観光シーズンになってきて、足で距離を縮められる以上の距離に被写体がある場合(立ち入り禁止になっちゃってて、それ以上は足で距離を縮められない…とか…)には最悪ちょっと画質は落ちちゃうけどデジタルズームもある…って考えておくと結構心強い機能になってるかもしれませんね
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道具よ哲学を見せろ!Canon製コンパクトデジカメ「IXY 3」が来た!
衝動買いしちゃうくらいに物造りの哲学が伝わってくるデジカメ「IXY 3」を買ってきましたのでレビューをしています♪
道具よ哲学を見せろ!Canon製コンパクトデジカメ「IXY 3」が来た!×2
実際にIXY 3で撮影しながら秋葉原を歩いてみました…光学手ブレ補正が凄いです!
私は…って言うと、お店の新しいポップを作ってたり経理をしてたり…ってお店はお休みでしたが結局裏でお仕事をしてる三連休でしたorzorz
まだ今日までお休み…って言う方も沢山いらっしゃると思いますが、どうか皆さん季節の変わり目は風邪を引きやすかったりしますのでお体にお気をつけてお過ごしくださいね
Canon IXY 3…コレはズームの鬼ですか…
…って言うことでこの前買ってきましたCanonの日本製コンパクトデジカメ「IXY 3」ですが、今回はお仕事の関係でちょっと平日に外出できましたのでその足で秋葉原に立ち寄ってみました♪♪
…でも単純に秋葉原に寄っただけ…だとちょっと自営業…って言ってもやっぱりサボってるだけみたいで後ろめたいですので(…実際にサボってるワケ…なのですが…orzorz)ついでにまだ試してませんでしたIXY 3の機能を色々と使って撮影してきました(笑)
このIXY 3は私はフォルムとかそのモノ造りへの哲学とかに惹かれて買っちゃった…のですが、何よりもこの機種が売りにしてる機能が「このコンパクトボディーに光学12倍もの物理ズームを収納してる」って言うコトだったりしてて、今回は折角だしその最大の売り機能を試してみたい…って思いました
みなさんはデジカメのズーム…って普段使ったりする…でしょうか…??
実は私はあんまりこのズーム機能を使ってなかったりしてて、どちらか…って言うと気に入った風景があったらまず体が近づいていっちゃうアホの子ですので、いつも結局ズームは使わずに済んでたりしますorzorz
でも秋になってウォーキングとかに出かけながら途中の野鳥とかを撮影したりするのにズーム機能はすっごい良さそうかも…って思いました♪♪
…で、実際に使ってみると結構コレがすごくって、今回は調子に乗って中秋の名月…もズームで撮影してみたのですが結構良い感じに撮影出来ましたので、そちらも載せさせていただきますね
ココからいつもの写真になります
今回もやっぱりブログに載せられますサイズにリサイズして個人情報に当たる部分はボカシてますが、その他の色味とかは一切変えてませんので参考程度…にご覧いただけましたら…って思います
※この記事の写真も全部クリックで拡大出来ます
※今回も人物の顔、車のナンバープレート等、個人情報にあたってしまいそうな部分にはボカシを入れさせていただきましたが、もしも「コレ…明らかに私(僕)なんですけど…」って言う部分がありましたらスミマセンがどうかコメント欄からお知らせ頂けましたら直ぐに訂正・削除をさせていただきます
↓この日は秋晴れで気持ち良かったので御茶ノ水からアプローチしてみました♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1250 /絞り値:3.4
↓まずは橋の上から意味もなく工事車両をズームしてみます(笑)
↓車両の名前が間近に見えますね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/100 /絞り値:5.6
↓更にデジタルズームも使って注意マークをズームしてみました♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/125 /絞り値:5.6
↓次に向こう側の橋の街灯もズーム!
↓あんなに遠かった街灯が間近に見えます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/250 /絞り値:5.6
↓秋晴れ、平日の御茶ノ水は本当に気持が良いです♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
↓逆光でも結構キレイに撮れますね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1250 /絞り値:3.4
↓今度はこの看板をズーム!
↓標識も信号機もクッキリ写りますね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/160 /絞り値:5.6
↓この聖橋周辺は晴れてると本当に気持が良いです♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
↓聖橋の下をくぐります
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/500 /絞り値:3.4
↓お日様が気持ち良いですね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/2500 /絞り値:4.0
↓湯島聖堂の横を通っていきます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
↓昌平橋が見えてきました
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:3.4
コレを超えると魔境の入り口です(笑)
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:3.4
↓直射日光直視ですのに結構キレイに撮れますね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/2500 /絞り値:4.0
↓昌平橋交差点は開放感があって本当に気持ち良いですね♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
↓もう一回直射日光!
ISO値:100 /シャッタースピード:1/2000 /絞り値:4.0
↓この鉄骨との印影がすごく好きです
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1600 /絞り値:3.4
↓平日なので秋葉原も全然人がいませんね♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/800 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1250 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/640 /絞り値:3.4
↓私がいつも工具を買ってるお店の一つがこちらのヒロセテクニカルさんです♪♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/800 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/250 /絞り値:3.4
マルト長谷川工作所さんの「KEIBA」シリーズとかは多分秋葉原中で一番品揃えがあったりしてて、その他にもフジ矢さんのニッパーとかも置いてない種類は無いんじゃないの…っていうくらい沢山置いてますので、取り敢えず何か「こういう工具があれば…」って思ったら必ず立ち寄りますよ♪
お店の方曰く、長らく弱電(~100Vくらいの電気)を扱う電気工事士の方に愛用されてるのがフジ矢さんのニッパーらしくて、本職の電気工事士の方のフィードバックを受けて工具のラインナップを揃えてらっしゃるみたいなのでどれも現場で使われてるモノばかり…とか…。
やっぱりリアルなお店の凄いところって、ネットショップみたいに「なんでも揃えてるけど、どれが現場で愛用されてるかはわかりません」って言うモノじゃなくって、本当に現場で愛用されてるモノだけが置かれてて、お店の人もそれがどういう現場でどう使われてるかを説明するコトが出来る…って言うところだなぁ…って改めて思わされました
↓工具も買い終えましたので中央通りをブラブラします(笑)
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/800 /絞り値:3.4
↓平日もこちらはイベントが行われてました♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/320 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/160 /絞り値:3.4
↓平日の中央通りは人が全然いませんので歩きやすいですね♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/640 /絞り値:3.4
↓陰影が激しすぎて黒つぶれが出ちゃいました
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:3.4
↓裏通りのあきばお~8号店さんで面白そうなモノを見つけました♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/400 /絞り値:3.4
↓ゆ…USBスピーカーが800円…ちょっと取り敢えず買ってみました(笑)
ISO値:100 /シャッタースピード:1/100 /絞り値:3.4
↓さらに裏通りを進みます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/640 /絞り値:3.4
ISO値:100 /シャッタースピード:1/800 /絞り値:3.4
↓ちょっと歩き疲れてきちゃったら…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/640 /絞り値:3.4
↓店頭の特価品をズーム機能で覗きます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/50 /絞り値:5.6
…完全に堕落のための機能になってしまいましたorzorz
↓QC PASSさんも…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/100 /絞り値:3.4
↓この距離からズームで特価品を覗きます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/50 /絞り値:5.0
ISO値:100 /シャッタースピード:1/50 /絞り値:5.0
歩かずに特価品が見れて堕落大好きな私にとってすっごい便利な機能…かと思いましたが、画面の揺れにちょっと乗り物酔いみたいになってしまいましたので、堕落の代償が随分大きいことに気が付きました(…アホすぎる‥orz)
↓末広町交差点に出ました
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1250 /絞り値:3.4
↓ようやく画面酔いが治ってきましたので、フツーにズームしてみますorz
↓看板類もクッキリです
ISO値:100 /シャッタースピード:1/320 /絞り値:5.6
ISO値:100 /シャッタースピード:1/40 /絞り値:5.6
↓今度は逆光下ではどうでしょう?
↓すっごいキレイですね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/60 /絞り値:5.6
↓今度はこちらの看板とか…
↓コレもバッチリですね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/160 /絞り値:5.6
↓また聖橋まで戻ってきました
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1250 /絞り値:3.4
↓聖橋から見える看板とかをズームしてみました♪
↓まずは一番遠くの橋上のタクシー
ISO値:100 /シャッタースピード:1/50 /絞り値:5.6
ちょっと潰れ気味…ですが、車体横に書いてある番号が読み取れるレベルでした♪
↓こちらはソフマップさんの看板も…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/1000 /絞り値:5.6
このくらいでしたら余裕ですね
↓パセラさんの看板なんて…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/500 /絞り値:5.6
文字まで全部読み取れました
↓夜は中秋の名月の日でしたので、満月をズーム!
ISO値:100 /シャッタースピード:1/320 /絞り値:5.6
ちょ…ちょっと流石にコレには三脚を使ってしまいましたorz
↓光学物理ズームだけだとコレくらいの大きさになります
ISO値:100 /シャッタースピード:1/250 /絞り値:5.6
デジタルズームだとジャギーが気になってしまってましたが、やっぱり物理ズームだけだとすっごいキレイですね♪♪
↓…で、この日買ってきたモノです
ISO値:100 /シャッタースピード:1/20 /絞り値:3.4
↓まずはマルト長谷川工作所さんの「マイクロラジオペンチ」です♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/25 /絞り値:3.4
ケーブルだらけのケース内でSATAケーブルとかを手軽に抜き差しできる細めのラジオペンチは無いかなぁ…って思ったらこんな便利そうなのがありましたので買ってみました♪♪
日本製ならではの本当に精巧な仕上がりで、道具としてだけじゃなくて見た目的にも本当にプレミアム感がありますね
↓次にフジ矢さんの「電工ストレートバサミPRO」です♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/25 /絞り値:3.4
PCの内部配線を自作してる時とかに、何本かの単芯線をまとめて切り揃えたい時とかには毎回ケーブルカッターを使ってたのですが、それだとあんまりにも大掛かりでしたので片手でサクっと切れるハサミみたいなのはないかしら…って思ったらこちらがありました♪
試しに手持ちの銅針金をまとめて切ってみましたが、本当にサクっと切れてちょっと感動しました
↓最後に同じくフジ矢さんの「ストレートニッパー」です♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/20 /絞り値:3.4
今まではPCの自作ケーブルからオーディオの自作ケーブルまで、色々と活躍させてたのがマルト長谷川工作所さんの「電工用薄刃ニッパー」だったのですが、もうちょっと小回りが効いて、軽くて、形状はフラットで、でもプラスチック専用じゃなくって銅線も切れるモノ…なんて言うちょっと欲張りな要求に答えてくれたのがこのストレートニッパーで、切れ味もそうですが仕上がりもフラットならではの整った切り口が本当に気に入ってしまいました
↓やっぱり日本製のニッパーは本当に芸術的な仕上がりですよね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/10 /絞り値:3.4
↓さ…さて…問題の800円USBスピーカーです
ISO値:100 /シャッタースピード:1/15 /絞り値:3.4
↓あぁ…格安品で有名なOHM電機さんの商品だったのですね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/15 /絞り値:3.4
リンクを貼ろうと思って型番の「ASP-U130Z」で検索してみましたが、公式にはページがありませんでしたので型落ちしてからよっぽど経ってる…か、もしくは何かのキャンペーン用商材の可能性もあります…が、とにかく怪しさしか感じられなくてすっごくワクワクしてきちゃいました(笑)
↓同封品はスピーカー本体と説明書だけです。
ISO値:100 /シャッタースピード:1/13 /絞り値:3.4
…しかもケーブルは全部直出しです…コレは…結構地雷気味…でしょうか…
すっごい軽いですし、こんなので本当にちゃんと音が出るかも怪しくなってきました(笑)
↓あ、この連結出来るのはちょっと便利ですね
ISO値:100 /シャッタースピード:1/8 /絞り値:3.4
↓USBとアナログの2-WAY入力でしょうか…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/8 /絞り値:3.4
↓音量ダイヤル…って言うことはアンプ内蔵でしょうか…
ISO値:100 /シャッタースピード:1/4 /絞り値:3.4
↓取り敢えずXperia ZでUSB出力してみます
ISO値:100 /シャッタースピード:1/15 /絞り値:3.4
あら…音が…出ません…あら…
↓も…もしかして…コレは2-WAY用のアナログプラグじゃなくて、コレがメイン…??
ISO値:100 /シャッタースピード:1/15 /絞り値:3.4
↓あ、音が出ました(笑)
ISO値:100 /シャッタースピード:1/10 /絞り値:3.4
やっぱりあのUSBは転送は一切サポートしてなくて、ただの電源用だったのですね(笑)
↓Walkmanアプリの「Clear Audio +」を有効にしてみました♪
ISO値:100 /シャッタースピード:1/10 /絞り値:3.4
おおおおおおおおおおおっっっ
こ…これすっごい良い音が出ますよ
ちょっと低音が足りない感じがありますが、中音域~高音域にかけての伸びは思った以上に良くって、ヘタしますと4~5,000円クラスのポータブルスピーカーと肩を並べられるくらいの良い音が出てビックリしちゃいました♪♪
音質の良いXperia Zには結構音楽を沢山入れてますので、コレでどこにでも持ち歩けるXperia Z専用ポータブルスピーカーが800円で手に入ったことになります
しかもポータブルスピーカーみたいにスピーカー側の電池の心配とか、それ用にまた重たい電池をゴソゴソと持って…みたいなのも必要なくって、スピーカーとXperia Zと、後はUSB Micro Bのマスター変換コネクタさえ持っていけば結構良い音質を外でも楽しめることになりますので、コレは予想外の収穫になりました
800円でコレは本当に良いお買い物になったと思います
Canon IXY 3のズームは凄い!
…って言うことで最後の方はあんまりにも良い掘り出し物に一体何のレビュー記事を書いてましたのかも忘れちゃいそうになってしまってましたが(…スミマセンorzorz)、IXY 3のズーム機能に付いてのまとめ…ですorz
IXY 3のズームをここまで色々使ってみましたが、物理レンズを使った光学ズームなら結構遠目のモノもクッキリと写してくれてて、中でも満月がこんなコンパクト機であそこまでキレイに撮れたのには本当に感動でした♪♪
デジタルズームを使っていけば更に遠くのモノも撮れるのですが、やっぱりちょっとジャギーが目立つかなぁ…って思いました
でもこれから秋の観光シーズンになってきて、足で距離を縮められる以上の距離に被写体がある場合(立ち入り禁止になっちゃってて、それ以上は足で距離を縮められない…とか…)には最悪ちょっと画質は落ちちゃうけどデジタルズームもある…って考えておくと結構心強い機能になってるかもしれませんね
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道具よ哲学を見せろ!Canon製コンパクトデジカメ「IXY 3」が来た!×2
実際にIXY 3で撮影しながら秋葉原を歩いてみました…光学手ブレ補正が凄いです!
ひぃぃぃ…な…なんだか関東圏は台風直撃の様子で、東京も朝から雨や風がすっごいですねorz
みなさんのところはいかがでしょう??
こういう時は家にいるのが一番安全ですが、お仕事とか予定の関係で外に出なくちゃいけない方はどうかお気をつけてお出かけくださいね
体の一部のように大切にしている工具たち…錆から守ってキレイに使いたい!
…ッて言うことで今日はいつもの記事とはちょっと違って、工具の話題で一つ記事を立てさせて頂きたいと思います♪♪
多分、このブログを読んでくださってる方の中で自作PC関係の検索ワードでいらっしゃった方はもちろんですが、自作オーディオ関係の検索キーワードでいらっしゃった方もお気に入りの工具が必ずある…と思います。
みなさんはどんな種類のどんなメーカーの工具を愛用してらっしゃる…でしょうか?
例えば自作PC関係でしたらドライバやラジオペンチが必需品で、自作オーディオ関係でしたらニッパーや半田ごてが必需品…ですが、どのジャンルでもそれぞれメーカーごとに色々な特徴があったりしてて、それぞれ手に馴染んでるメーカーの工具があるんじゃないかなぁ…って思ってます
電工関連の方でしたら会社からの支給品で手に馴染んでる室本鉄工株式会社さんの「メリー作業工具シリーズ」とか、秋葉原周りで工具を揃えてらっしゃる方はオーディオ・電子工作分野でも人気の高いマルト長谷川工作所さんの「KEIBAシリーズ」とか、DIYが趣味の方はホームセンターで比較的手に入れやすいフジ矢株式会社さんの工具とか、結構それぞれのジャンルの方に特化してる色々な工具があったりします。
私はお父さんが工場の整備士ですので小さいころからメリー作業工具やベッセルのドライバに慣れ親しんでましたが、ちょっとそれとは違ったメーカーのも使ってみたいなぁ…って思って今はドライバはKTC(京都ツール)とベッセルを併用してて、ラジオペンチもKTCとフジ矢のを併用してて、ニッパーは殆どKEIBAを使ってたりします♪♪
使ってる工具はどれも手に馴染んでて、思った通りのコトを思ったとおりに出来る…って言う殆ど体の一部みたいな感覚でいます。
…でもやっぱりリアルな肉体も運動とかお手入れを怠っちゃうと直ぐにダメになっちゃう…のと同じで、工具たちもメンテナンスを怠っちゃうと直ぐに錆びてきてしまいます
折角のお気に入りな工具も錆びちゃうとちょっとテンションが下がっちゃったりして悲しいですので、今日はそんな大切な工具たちを錆から守ってくれそうなメンテナンスオイルを実験結果と一緒に見てみたいとおもいます♪♪
錆のメカニズムと対策
まずはどうして錆びてしまうのか…からですが、Wikipediaの「錆」…って言う項目に詳しく書いてあります通り、鉄が空気と反応しあうと赤錆になって自然の状態に戻ろうとします…コレが工具が錆びてしまうメカニズムだったりします
…つまり、乱暴なお話をしちゃうと真空中だったり、グリース缶の中に放り込みっぱなしにして鉄が空気と触れ合わないようにしてあげれば工具が錆びるコトがなくなります。
…で…でもそれでは工具としてちょっと使えなくなっちゃいます…ので、一般的には極薄の皮膜を作って空気と鉄が触れ合わないようにしつつ、工具としても使えるようにしてくれるオイルを使っていくコトになります
今日はそんなオイルをご紹介してみたいと思います
今回、オイルに求める条件
それでは実験の前に今回メンテナンスオイルに求める条件…みたいなのを上げてみたいと思います。
錆を防いでくれるコト
まずはコレですね♪
工具としての実用性を失わせないコト
「錆は防いでくれるけど、工具として使えなくなっちゃう…」っていうのはNGになりますorz
気軽に手に入るコト
「海外から輸入すれば手に入るけど…」っていうのはNGになりますorz
…って言う3つの条件をつけて実験をしてみたいと思います♪♪
それでは実験に入ってみたいと思います♪
それでは各オイルを写真と一緒にご紹介しながら実験に入ってみたいと思います♪♪
※今回の写真も全部クリックで拡大出来ます
呉工業製「KURE 5-56」
参考価格:320ml/498円(ダイレクトショップ)
メンテナンスオイルの代表と言えばこのKURE 5-56で、ホームセンターとかの特価品とかで漁ればもっと安く買えちゃったり出来るのも嬉しいですね♪♪
揮発性がすっごい高いので長い期間で潤滑が必要なシーンでは絶対にNGですが、汚れを落としつつ防錆も求められるような工具のメンテナンス用途ではプロの現場でもよく使われてるオイルだったりします
呉工業製「KURE 6-66」
参考価格:315ml/748円(ダイレクトショップ)
マリーンスポーツとかではすっごい人気のKURE 6-66で、私は個人的に「666の悪魔スプレー」なんて言ってますが、潮風に晒されるような一番錆やすそうなシーンで使われるオイルですので、防錆効果も結構期待できそう…かも…??
カーケアー用品を扱ってるホームセンターや、街のカー用品店とかのメンテナンスオイルコーナーに必ず置いてますよ♪
揮発性は5-56に比べるとそこまで高くはありませんが、通常のオイルと比べちゃうとやっぱり高めですので、長い期間で潤滑が必要なシーンではやっぱりNGです
呉工業製「スーパーラストガード」
参考価格:300ml/840円(ダイレクトショップ)
こちらもカー用品店や、カーケアー用品売場を置いてるホームセンターで簡単に入手することが出来るオイルですね♪
「super rust guard」の名前の通り、「錆(rust)」に徹底的にターゲットを絞ってるモノ…なのですが、他のオイルと違ってこちらは潤滑を一切考えていません
…って言うのはコレはオイル…って言うよりもゴム塗料に近いから…だったりしてて、長期間使わない予定の工具に吹きかけると強力なゴム皮膜を作ってくれて、物理的に水や空気と完全に隔離した状態で工具を保存しておくことが出来る…っていうようなモノだから…だったりします
でもまた使う時にはKURE 5-56とかで簡単に洗浄出来ますので、一応今回のテストに参加させてみることにしました
呉工業製「シリコン ルブ スプレー」
参考価格:420ml/390円(ダイレクトショップ)
DIY用品店やカーケアー用品を置いてるホームセンターとかで簡単に手に入るシリコーン系スプレーです。
サラサラしてますが意外と揮発性が低いので、プラスチックやゴム製品、近くに食品が置いてある場所の機械とかを潤滑するのに向いてるスプレーなのですが、この手の防錆剤を一切添加してないシリコーンスプレーでも防錆を謳ってるモノも結構あったりしますので今回はこちらもテストに参加させてみることにしました♪♪
株式会社エーゼット製「オイルスプレー イエロー」
参考価格:420ml/298円(ダイレクトショップ)
DIY用のグリースからプロの現場でも使われるようなグリース類を沢山出してらっしゃるエーゼットさんの激安防錆スプレーがこの「オイルスプレー イエロー」で、ホームセンターのDIY用オイル・グリース棚で簡単に手に入ります♪♪
ホームセンターとかの特価品でも良く出てて、私は198円特価の時に良く何本か購入してます
揮発性が高い…って言われてるKURE 5-56よりももっと揮発性が高くて、スプレーして数時間で蒸発しちゃう…って言う「コレ本当に大丈夫なの…??」って言うオイルですので、長期間の潤滑が必要な場所にはNGです
でも蒸発しちゃった後には黄色く皮膜を張ってるのが見てわかりますので、防錆…って言う用途には結構強いんじゃないかなぁ…って思ってたりします
…って今回はこの5本を使って錆の実験をしてみたいと思います♪♪
↓今回は工具に見立てて、100円ショップのカッターの刃を使います
なんでコレを使うか…って言うと、実際の大切な工具を使っての実験はちょっと嫌…ですし、むき身の鉄板だと焼きが入ってませんので工具に見立てるにはちょっと素材的に無理がありますし、何よりも100円で焼きの入ってる鉄の板を沢山用意出来そうな素材がコレだけだったから…って言うのが大きな理由…だったりしますorzorz
そ…それにしましても100円ショップのカッターの刃なんて初めて買いました…大型刃が10枚も入ってて100円ってすっごいですが、本当に切れるのかしら…って言う不安感もすっごいです
↓いつもお店で使ってるカッターの刃はこちらです
写真左がNTカッターさんの「BL-300」(日本製)で、右がOLFAカッターさんの「LB10K」(日本製)です♪♪
関東の文具屋さんだとNTカッターが有名で、関西の文具屋さんだとOLFAカッターが有名…みたいなコトを聞いてるのですが、実際にはいかがでしょう…??
↓お店ではこれだけの種類のカッターを使っています
右二本は切れ味が半端じゃ無いですので子どもたちには絶対に使わせてませんが(厚手の手袋をしてても手袋ごと肉が切れるレベルです…orz)、どれも日本製ですので切れ味や操作性は抜群ですよ♪♪
子供たちには出来るだけ本物を使ってもらって、良い道具の良さを体で分かって育ってほしいなぁ…っていっつも思っています
…う…お話が逸れ過ぎちゃいました…スミマセン
↓取り敢えずケースから出しました
うわぁ…酷い加工精度です…
↓左が100円ショップのカッターの刃(中国製)、右がNTカッターさんの刃(日本製)です
↓穴の加工精度が酷いですね
切れ味の悪いパンチングで押し開けたような穴が開いてますねorz
↓刃の研磨も酷いです
悪い素材をテキトーに研磨してますのでもうザラザラで、場所によってすごい切れ味の差が出そうですorz
↓こちらがNTカッターさんの刃です
研磨も均一でどこの場所で切っても均一な切れ味が保証されてますね♪♪
うん…やっぱり道具は安かろう悪かろうだなぁ…って思わされましたorzorz
↓まずはこの油ギッシュな刃を洗浄します
洗浄に使ってるのは呉工業さんの「ブレークリーン」で、アルコール系を勢い良く噴射してくれますので自作PCユーザーの方は取り出したCPUクーラーを洗浄したりするのにも使えますよ♪♪
↓キレイになりました
↓表面に油が付いてないのを確認します
大丈夫そうですね
↓次にコピー用紙に油性ボールペンでテキトーに区切りと目印を入れます
…字がヘタクソな上に途中で間違っちゃったりしててスミマセン…ですorzorz
KURE 6-66の項目には特別に666の悪魔マークを描いておきました(笑)
↓まずは「何もつけない」の項目に洗浄済みの刃をそのまま貼り付けます。
↓次の刃はKURE 5-56を吹きかけます
↓KURE 5-56は匂いがいかにも「工場」って言う感じの匂いですが、色は無色透明です。
KURE 5-56を工具に使う時には一回吹きかけて良く拭いたら、必ず乾拭きでもう一回拭くのが工具を錆びさせないコツ…ってうちのお父さんが言ってましたので、今回の刃もその通りにしてみました♪
↓KURE 5-56が参加しました
↓次の刃にはKURE 6-66を吹きかけます
↓KURE 5-56と違って6-66は匂いもマイルドで、ちょっとアロマっぽいです…流石666の悪魔スプレーです(笑)
↓KURE 6-66が参加しました
↓次の刃にはスーパーラストガードを吹きかけます
↓スーパーラストガードは黄褐色の色が付きます
スプレーしたての時にはスーパーラストガードはまだオイル状のサラサラっとした粘度なのですが、数時間経つとゴムみたいな感じになります
コレがスーパーラストガードの特徴で、最初にオイル状の時に金属の表面に浸透して伸びて食いついて、乾くと分厚いゴム状になって長期間金属表面を空気から隔離するような感じになりますので、理論的にも錆が発生するメカニズムが生まれないことになります。
↓スーパーラストガードが参加しました
↓次の刃にはシリコン ルブ スプレーを吹きかけます。
↓シリコン ルブ スプレーも無色ですが、テカり感が他のスプレーとちょっと違いますね♪
↓シリコン ルブ スプレーが参加しました
↓次の刃にはエーゼット オイルスプレー イエローを吹きかけます。
↓オイルスプレー イエローはその名前通りちょっと黄色くなります
多分防錆系オイルが結構はいってる証拠なのかなぁ…って思っています
↓オイルスプレー イエローが参加しました
取り敢えず表が完成しましたので、ここから実験開始になります♪♪
↓開始日時は2013年9月3日、3時46分です
スーパーラストガードが乾くのを待ってから、毎晩霧吹きで均一に淡水を吹きかけるようにしてみたいと思います♪
多分もっと実験期間が長ければ良いのですが、なるべく短期間でそれなりの成果を出したかったですので工具にとっては最悪の環境をわざと作り出すためにこういうふうにしてみました
実験開始から5日が経ちました
それでは実験開始から毎晩一回、必ず淡水を吹きかけた結果はいかがでしょう…??
↓実験終了時刻は2013年9月8日、9時28分です
↓こんな結果になりました
う…うわぁ…
↓まずは何もつけてない刃は…
↓もう錆ッサビですね
淡水…って言っても毎晩霧吹きで超高湿度状態を作られてはやっぱりこうなっちゃいますよねorz
実験開始の翌日にはもう錆が出始めちゃって、日数が増すごとにどんどんと錆が進行していくのがわかりました
↓KURE 5-56は…ぉぉぉっっ
す…すっごいですね
ホームセンターで特価販売されてる激安オイルとは思えないくらいしっかりと錆を防いでくれました♪♪
実験開始当時の私の予想では理論的に錆が発生するメカニズムが生まれないスーパーラストガードは絶対に錆びない…って言うのは簡単に想像が出来ましたが、KURE 5-56は「何もつけてないよりはマシ」…くらいで早々にリタイヤする…って思ってたのに、最後までしっかりと錆を防止して生き残ってくれました♪♪
↓実際にはちょっとだけ錆を許してしまってます
…でも実際に残暑の残るような気温の中で毎晩のように霧吹きで水をかけられるような最悪な環境で、たったこの程度の錆で済ませてる…って言うのは本当にビックリでした
↓KURE 6-66もすっごいですね
水が侵入するような環境にはそれ専門の6-66…って言われてる理由がよく分かるような結果になりました♪♪
↓でもこちらもちょっとだけ錆を許してしまってます
メンテナンスの追加噴霧も無くて5日間、水や湿気と本当に良く戦いましたがこれだけの成果をあげられるなら実際に工具をメンテナンスするオイルとしては本当に良いモノになるんじゃないかなぁ…って思いました♪♪
↓スーパーラストガードは言うまでもなく錆びません
…分かってはいましたが、やっぱり錆びません…って言うか錆の発生するメカニズムそのものが生まれなければ錆びる…って言う結果も得られないのも当然ですね
スーパーラストガードを付けてて錆びちゃう…って言うのは、スーパーラストガードが他パーツとの摩擦で一部落ちちゃってそこが錆びる…とか、あるいはスーパーラストガードが溶けちゃうような溶剤がかかってしまって、ハゲた部分が錆びちゃって…とかしか錆びるメカニズムが生まれる可能性は無い…のですよねorz
今回みたいな淡水を霧吹きで吹きかける程度ではスーパーラストガードは落ちませんので、予想してた通りの結果になりました
↓シリコン ルブ スプレーも悲惨な結果に…
な…なんだかもう「実はコレ、オイル付けてなかったんじゃないの??」って思わず言いたくなっちゃうくらいに良く錆びてしまって、何も付けてない状態と殆ど変わらない結果になりましたorz
↓サビッサビですね
シリコーン系のスプレーでも時々防錆効果を謳ってるモノもあったりしますが、成分を見てみてもしも防錆剤が入ってなかったら結構要注意かもしれませんね
特に今回は純粋なシリコーンだけのスプレーでこんな結果でしたので、シリコーンだけのスプレーに防錆効果は一切ない…って思っておいたほうが残念な結果にならずに済むかも…です…orz
↓エーゼット オイルスプレー イエローは少し健闘しました
つけた当初は防錆剤特色の黄色みのある皮膜を張ってましたので結構防サビ効果はあるかなぁ…って思ってたオイルスプレー イエローでしたが、2日目の霧吹きまではKURE 5-56やKURE 6-66と同じくらい健闘してくれてた…のに、3日目辺りから限界を突破しちゃったのか突然錆が発生し始めました
↓何も付けてないよりはマシ…なレベルですねorz
シリコン ルブ スプレーみたいに何も付けてないのと同じくらい錆びちゃう…って言うことにはなりませんでしたが、それでも結構な錆が発生してしまってますので「何も付けてないよりはマシ」なレベルになってしまいましたorz
でもこのレベルでしたらメンテナンス期間を短めに見積もっておくことでそれなりの効果は発揮できそうかなぁ…って思いました♪♪
大切な工具を錆から守るならKURE 5-56で決まり!
…って言うことで今回も超無理やり…なまとめ…ですが、今回の実験結果からコスト、入手性、容量の全部のバランスを完璧に満たせるメンテナンスオイルは「KURE 5-56」で決まり…って言っちゃっても良いと思います♪♪
もっと期間を置いてみたらまた違った結果にもなるのかもしれませんが、これだけの過酷すぎるような実験でも刃をきちんと錆から守ってくれてて、加えてどこのホームセンターでもカー用品店でも、もちろん自転車屋さんとかでも、置いてある所だとスーパーとか薬局とかでも手に入っちゃう入手性の良さ、そして何よりも容量に対しての価格…って言う面でも本当に良いスプレーとして見ていいと思いました♪♪
いつも使ってる工具ならメンテナンス期間もそんなに開いちゃうコトもないですし、KURE 5-56で全然大丈夫だと思います
…で、もしもメンテナンス期間が数週間~数ヶ月単位とかになっちゃう予定がもう立ってるのでしたら、スーパーラストガードで固めて保存…で大丈夫だと思います
余談…
ココから今回の錆実験とは全然関係のない余談…です
今回の錆実験では毎晩霧吹きでまんべんなく淡水を吹きかける…って言う工具にとっては最悪の環境を作り出してみた…のですが、それは実はこの文字に使われてるインクにとっても過酷な環境でした
↓5日間、毎晩のように水を吹きかけられてもクッキリとした黒をキープしてくれました
↓今回文字で使ったのは三菱鉛筆さんの油性ボールペン「JETSTREAM」です♪♪
今うちのお店で使ってるボールペンは全部このJETSTREAMシリーズなのですが、ゲルインクみたいにすっごいなめらかで書きやすい…のに、しっかりと油性らしく水に耐えてくれますので本当に重宝してますよ♪♪
基本的にはお店で使ったりするのって子供たちと絵を描いたりポップを描いたり、後は現金出納帳とかに使ったり…って結構耐久性が求められますので必然的に油性ボールペンしか選択肢にないのですが、最初は三菱鉛筆製JETSTREAMとぺんてる製VICUNA(ビクーニャ)とZEBRA製ジムノックUKを買ってきて、それぞれ私自身が使って試してみたり、お隣の塾生の子達が絵を描く時に使ってもらったりしてみたら、小学生2~6年生の子達がダントツで使ってたのがこのJETSTREAMで、中には「ちーちゃんコレすっごい描きやすいの…私のと交換して…ダメ??」って言う子もいたりしてて(結局その子のZEBRA製SARASAと交換になりました♪)、本当にすっごい人気でした♪♪
…ってそんなこんなな余談でした
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電工関連の方でしたら会社からの支給品で手に馴染んでる室本鉄工株式会社さんの「メリー作業工具シリーズ」とか、秋葉原周りで工具を揃えてらっしゃる方はオーディオ・電子工作分野でも人気の高いマルト長谷川工作所さんの「KEIBAシリーズ」とか、DIYが趣味の方はホームセンターで比較的手に入れやすいフジ矢株式会社さんの工具とか、結構それぞれのジャンルの方に特化してる色々な工具があったりします。
私はお父さんが工場の整備士ですので小さいころからメリー作業工具やベッセルのドライバに慣れ親しんでましたが、ちょっとそれとは違ったメーカーのも使ってみたいなぁ…って思って今はドライバはKTC(京都ツール)とベッセルを併用してて、ラジオペンチもKTCとフジ矢のを併用してて、ニッパーは殆どKEIBAを使ってたりします♪♪
使ってる工具はどれも手に馴染んでて、思った通りのコトを思ったとおりに出来る…って言う殆ど体の一部みたいな感覚でいます。
…でもやっぱりリアルな肉体も運動とかお手入れを怠っちゃうと直ぐにダメになっちゃう…のと同じで、工具たちもメンテナンスを怠っちゃうと直ぐに錆びてきてしまいます
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…で…でもそれでは工具としてちょっと使えなくなっちゃいます…ので、一般的には極薄の皮膜を作って空気と鉄が触れ合わないようにしつつ、工具としても使えるようにしてくれるオイルを使っていくコトになります
今日はそんなオイルをご紹介してみたいと思います
今回、オイルに求める条件
それでは実験の前に今回メンテナンスオイルに求める条件…みたいなのを上げてみたいと思います。
錆を防いでくれるコト
まずはコレですね♪
工具としての実用性を失わせないコト
「錆は防いでくれるけど、工具として使えなくなっちゃう…」っていうのはNGになりますorz
気軽に手に入るコト
「海外から輸入すれば手に入るけど…」っていうのはNGになりますorz
…って言う3つの条件をつけて実験をしてみたいと思います♪♪
それでは実験に入ってみたいと思います♪
それでは各オイルを写真と一緒にご紹介しながら実験に入ってみたいと思います♪♪
※今回の写真も全部クリックで拡大出来ます
呉工業製「KURE 5-56」
参考価格:320ml/498円(ダイレクトショップ)
メンテナンスオイルの代表と言えばこのKURE 5-56で、ホームセンターとかの特価品とかで漁ればもっと安く買えちゃったり出来るのも嬉しいですね♪♪
揮発性がすっごい高いので長い期間で潤滑が必要なシーンでは絶対にNGですが、汚れを落としつつ防錆も求められるような工具のメンテナンス用途ではプロの現場でもよく使われてるオイルだったりします
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カーケアー用品を扱ってるホームセンターや、街のカー用品店とかのメンテナンスオイルコーナーに必ず置いてますよ♪
揮発性は5-56に比べるとそこまで高くはありませんが、通常のオイルと比べちゃうとやっぱり高めですので、長い期間で潤滑が必要なシーンではやっぱりNGです
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こちらもカー用品店や、カーケアー用品売場を置いてるホームセンターで簡単に入手することが出来るオイルですね♪
「super rust guard」の名前の通り、「錆(rust)」に徹底的にターゲットを絞ってるモノ…なのですが、他のオイルと違ってこちらは潤滑を一切考えていません
…って言うのはコレはオイル…って言うよりもゴム塗料に近いから…だったりしてて、長期間使わない予定の工具に吹きかけると強力なゴム皮膜を作ってくれて、物理的に水や空気と完全に隔離した状態で工具を保存しておくことが出来る…っていうようなモノだから…だったりします
でもまた使う時にはKURE 5-56とかで簡単に洗浄出来ますので、一応今回のテストに参加させてみることにしました
呉工業製「シリコン ルブ スプレー」
参考価格:420ml/390円(ダイレクトショップ)
DIY用品店やカーケアー用品を置いてるホームセンターとかで簡単に手に入るシリコーン系スプレーです。
サラサラしてますが意外と揮発性が低いので、プラスチックやゴム製品、近くに食品が置いてある場所の機械とかを潤滑するのに向いてるスプレーなのですが、この手の防錆剤を一切添加してないシリコーンスプレーでも防錆を謳ってるモノも結構あったりしますので今回はこちらもテストに参加させてみることにしました♪♪
株式会社エーゼット製「オイルスプレー イエロー」
参考価格:420ml/298円(ダイレクトショップ)
DIY用のグリースからプロの現場でも使われるようなグリース類を沢山出してらっしゃるエーゼットさんの激安防錆スプレーがこの「オイルスプレー イエロー」で、ホームセンターのDIY用オイル・グリース棚で簡単に手に入ります♪♪
ホームセンターとかの特価品でも良く出てて、私は198円特価の時に良く何本か購入してます
揮発性が高い…って言われてるKURE 5-56よりももっと揮発性が高くて、スプレーして数時間で蒸発しちゃう…って言う「コレ本当に大丈夫なの…??」って言うオイルですので、長期間の潤滑が必要な場所にはNGです
でも蒸発しちゃった後には黄色く皮膜を張ってるのが見てわかりますので、防錆…って言う用途には結構強いんじゃないかなぁ…って思ってたりします
…って今回はこの5本を使って錆の実験をしてみたいと思います♪♪
↓今回は工具に見立てて、100円ショップのカッターの刃を使います
なんでコレを使うか…って言うと、実際の大切な工具を使っての実験はちょっと嫌…ですし、むき身の鉄板だと焼きが入ってませんので工具に見立てるにはちょっと素材的に無理がありますし、何よりも100円で焼きの入ってる鉄の板を沢山用意出来そうな素材がコレだけだったから…って言うのが大きな理由…だったりしますorzorz
そ…それにしましても100円ショップのカッターの刃なんて初めて買いました…大型刃が10枚も入ってて100円ってすっごいですが、本当に切れるのかしら…って言う不安感もすっごいです
↓いつもお店で使ってるカッターの刃はこちらです
写真左がNTカッターさんの「BL-300」(日本製)で、右がOLFAカッターさんの「LB10K」(日本製)です♪♪
関東の文具屋さんだとNTカッターが有名で、関西の文具屋さんだとOLFAカッターが有名…みたいなコトを聞いてるのですが、実際にはいかがでしょう…??
↓お店ではこれだけの種類のカッターを使っています
右二本は切れ味が半端じゃ無いですので子どもたちには絶対に使わせてませんが(厚手の手袋をしてても手袋ごと肉が切れるレベルです…orz)、どれも日本製ですので切れ味や操作性は抜群ですよ♪♪
子供たちには出来るだけ本物を使ってもらって、良い道具の良さを体で分かって育ってほしいなぁ…っていっつも思っています
…う…お話が逸れ過ぎちゃいました…スミマセン
↓取り敢えずケースから出しました
うわぁ…酷い加工精度です…
↓左が100円ショップのカッターの刃(中国製)、右がNTカッターさんの刃(日本製)です
↓穴の加工精度が酷いですね
切れ味の悪いパンチングで押し開けたような穴が開いてますねorz
↓刃の研磨も酷いです
悪い素材をテキトーに研磨してますのでもうザラザラで、場所によってすごい切れ味の差が出そうですorz
↓こちらがNTカッターさんの刃です
研磨も均一でどこの場所で切っても均一な切れ味が保証されてますね♪♪
うん…やっぱり道具は安かろう悪かろうだなぁ…って思わされましたorzorz
↓まずはこの油ギッシュな刃を洗浄します
洗浄に使ってるのは呉工業さんの「ブレークリーン」で、アルコール系を勢い良く噴射してくれますので自作PCユーザーの方は取り出したCPUクーラーを洗浄したりするのにも使えますよ♪♪
↓キレイになりました
↓表面に油が付いてないのを確認します
大丈夫そうですね
↓次にコピー用紙に油性ボールペンでテキトーに区切りと目印を入れます
…字がヘタクソな上に途中で間違っちゃったりしててスミマセン…ですorzorz
KURE 6-66の項目には特別に666の悪魔マークを描いておきました(笑)
↓まずは「何もつけない」の項目に洗浄済みの刃をそのまま貼り付けます。
↓次の刃はKURE 5-56を吹きかけます
↓KURE 5-56は匂いがいかにも「工場」って言う感じの匂いですが、色は無色透明です。
KURE 5-56を工具に使う時には一回吹きかけて良く拭いたら、必ず乾拭きでもう一回拭くのが工具を錆びさせないコツ…ってうちのお父さんが言ってましたので、今回の刃もその通りにしてみました♪
↓KURE 5-56が参加しました
↓次の刃にはKURE 6-66を吹きかけます
↓KURE 5-56と違って6-66は匂いもマイルドで、ちょっとアロマっぽいです…流石666の悪魔スプレーです(笑)
↓KURE 6-66が参加しました
↓次の刃にはスーパーラストガードを吹きかけます
↓スーパーラストガードは黄褐色の色が付きます
スプレーしたての時にはスーパーラストガードはまだオイル状のサラサラっとした粘度なのですが、数時間経つとゴムみたいな感じになります
コレがスーパーラストガードの特徴で、最初にオイル状の時に金属の表面に浸透して伸びて食いついて、乾くと分厚いゴム状になって長期間金属表面を空気から隔離するような感じになりますので、理論的にも錆が発生するメカニズムが生まれないことになります。
↓スーパーラストガードが参加しました
↓次の刃にはシリコン ルブ スプレーを吹きかけます。
↓シリコン ルブ スプレーも無色ですが、テカり感が他のスプレーとちょっと違いますね♪
↓シリコン ルブ スプレーが参加しました
↓次の刃にはエーゼット オイルスプレー イエローを吹きかけます。
↓オイルスプレー イエローはその名前通りちょっと黄色くなります
多分防錆系オイルが結構はいってる証拠なのかなぁ…って思っています
↓オイルスプレー イエローが参加しました
取り敢えず表が完成しましたので、ここから実験開始になります♪♪
↓開始日時は2013年9月3日、3時46分です
スーパーラストガードが乾くのを待ってから、毎晩霧吹きで均一に淡水を吹きかけるようにしてみたいと思います♪
多分もっと実験期間が長ければ良いのですが、なるべく短期間でそれなりの成果を出したかったですので工具にとっては最悪の環境をわざと作り出すためにこういうふうにしてみました
実験開始から5日が経ちました
それでは実験開始から毎晩一回、必ず淡水を吹きかけた結果はいかがでしょう…??
↓実験終了時刻は2013年9月8日、9時28分です
↓こんな結果になりました
う…うわぁ…
↓まずは何もつけてない刃は…
↓もう錆ッサビですね
淡水…って言っても毎晩霧吹きで超高湿度状態を作られてはやっぱりこうなっちゃいますよねorz
実験開始の翌日にはもう錆が出始めちゃって、日数が増すごとにどんどんと錆が進行していくのがわかりました
↓KURE 5-56は…ぉぉぉっっ
す…すっごいですね
ホームセンターで特価販売されてる激安オイルとは思えないくらいしっかりと錆を防いでくれました♪♪
実験開始当時の私の予想では理論的に錆が発生するメカニズムが生まれないスーパーラストガードは絶対に錆びない…って言うのは簡単に想像が出来ましたが、KURE 5-56は「何もつけてないよりはマシ」…くらいで早々にリタイヤする…って思ってたのに、最後までしっかりと錆を防止して生き残ってくれました♪♪
↓実際にはちょっとだけ錆を許してしまってます
…でも実際に残暑の残るような気温の中で毎晩のように霧吹きで水をかけられるような最悪な環境で、たったこの程度の錆で済ませてる…って言うのは本当にビックリでした
↓KURE 6-66もすっごいですね
水が侵入するような環境にはそれ専門の6-66…って言われてる理由がよく分かるような結果になりました♪♪
↓でもこちらもちょっとだけ錆を許してしまってます
メンテナンスの追加噴霧も無くて5日間、水や湿気と本当に良く戦いましたがこれだけの成果をあげられるなら実際に工具をメンテナンスするオイルとしては本当に良いモノになるんじゃないかなぁ…って思いました♪♪
↓スーパーラストガードは言うまでもなく錆びません
…分かってはいましたが、やっぱり錆びません…って言うか錆の発生するメカニズムそのものが生まれなければ錆びる…って言う結果も得られないのも当然ですね
スーパーラストガードを付けてて錆びちゃう…って言うのは、スーパーラストガードが他パーツとの摩擦で一部落ちちゃってそこが錆びる…とか、あるいはスーパーラストガードが溶けちゃうような溶剤がかかってしまって、ハゲた部分が錆びちゃって…とかしか錆びるメカニズムが生まれる可能性は無い…のですよねorz
今回みたいな淡水を霧吹きで吹きかける程度ではスーパーラストガードは落ちませんので、予想してた通りの結果になりました
↓シリコン ルブ スプレーも悲惨な結果に…
な…なんだかもう「実はコレ、オイル付けてなかったんじゃないの??」って思わず言いたくなっちゃうくらいに良く錆びてしまって、何も付けてない状態と殆ど変わらない結果になりましたorz
↓サビッサビですね
シリコーン系のスプレーでも時々防錆効果を謳ってるモノもあったりしますが、成分を見てみてもしも防錆剤が入ってなかったら結構要注意かもしれませんね
特に今回は純粋なシリコーンだけのスプレーでこんな結果でしたので、シリコーンだけのスプレーに防錆効果は一切ない…って思っておいたほうが残念な結果にならずに済むかも…です…orz
↓エーゼット オイルスプレー イエローは少し健闘しました
つけた当初は防錆剤特色の黄色みのある皮膜を張ってましたので結構防サビ効果はあるかなぁ…って思ってたオイルスプレー イエローでしたが、2日目の霧吹きまではKURE 5-56やKURE 6-66と同じくらい健闘してくれてた…のに、3日目辺りから限界を突破しちゃったのか突然錆が発生し始めました
↓何も付けてないよりはマシ…なレベルですねorz
シリコン ルブ スプレーみたいに何も付けてないのと同じくらい錆びちゃう…って言うことにはなりませんでしたが、それでも結構な錆が発生してしまってますので「何も付けてないよりはマシ」なレベルになってしまいましたorz
でもこのレベルでしたらメンテナンス期間を短めに見積もっておくことでそれなりの効果は発揮できそうかなぁ…って思いました♪♪
大切な工具を錆から守るならKURE 5-56で決まり!
…って言うことで今回も超無理やり…なまとめ…ですが、今回の実験結果からコスト、入手性、容量の全部のバランスを完璧に満たせるメンテナンスオイルは「KURE 5-56」で決まり…って言っちゃっても良いと思います♪♪
もっと期間を置いてみたらまた違った結果にもなるのかもしれませんが、これだけの過酷すぎるような実験でも刃をきちんと錆から守ってくれてて、加えてどこのホームセンターでもカー用品店でも、もちろん自転車屋さんとかでも、置いてある所だとスーパーとか薬局とかでも手に入っちゃう入手性の良さ、そして何よりも容量に対しての価格…って言う面でも本当に良いスプレーとして見ていいと思いました♪♪
いつも使ってる工具ならメンテナンス期間もそんなに開いちゃうコトもないですし、KURE 5-56で全然大丈夫だと思います
…で、もしもメンテナンス期間が数週間~数ヶ月単位とかになっちゃう予定がもう立ってるのでしたら、スーパーラストガードで固めて保存…で大丈夫だと思います
余談…
ココから今回の錆実験とは全然関係のない余談…です
今回の錆実験では毎晩霧吹きでまんべんなく淡水を吹きかける…って言う工具にとっては最悪の環境を作り出してみた…のですが、それは実はこの文字に使われてるインクにとっても過酷な環境でした
↓5日間、毎晩のように水を吹きかけられてもクッキリとした黒をキープしてくれました
↓今回文字で使ったのは三菱鉛筆さんの油性ボールペン「JETSTREAM」です♪♪
今うちのお店で使ってるボールペンは全部このJETSTREAMシリーズなのですが、ゲルインクみたいにすっごいなめらかで書きやすい…のに、しっかりと油性らしく水に耐えてくれますので本当に重宝してますよ♪♪
基本的にはお店で使ったりするのって子供たちと絵を描いたりポップを描いたり、後は現金出納帳とかに使ったり…って結構耐久性が求められますので必然的に油性ボールペンしか選択肢にないのですが、最初は三菱鉛筆製JETSTREAMとぺんてる製VICUNA(ビクーニャ)とZEBRA製ジムノックUKを買ってきて、それぞれ私自身が使って試してみたり、お隣の塾生の子達が絵を描く時に使ってもらったりしてみたら、小学生2~6年生の子達がダントツで使ってたのがこのJETSTREAMで、中には「ちーちゃんコレすっごい描きやすいの…私のと交換して…ダメ??」って言う子もいたりしてて(結局その子のZEBRA製SARASAと交換になりました♪)、本当にすっごい人気でした♪♪
…ってそんなこんなな余談でした
関係がありそうな他の記事…
サンポールで工具の徹底的な錆落とし!
海釣りで使ってる赤錆だらけのラジオペンチが家庭用のトイレ掃除液「サンポール」で本当にキレイになる??…って言うのを実験してみました♪
サンポールで工具の徹底的な錆落とし×2
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巷に溢れかえる「防錆剤」、その性能は本物?
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…ッて言うことで今日は下手なチラシの裏日記は一切入れずに緊急で皆さんにも拡散をお願いしたいと思って新しく記事を立ち上げさせていただきました。
まず、↓のニュース記事に一度目を通してみてください。
ドコモ、ビッグデータ販売へ…基地局機能活用
※読売Onlineさんの該当記事に飛びます。
…って、一見してみるとただ単純にNTT Docomoが新しいサービスを開始する…ッて言う単純なビジネスニュースに見えます。
でもこの要旨をまとめてみると、
NTT Docomoの顧客に関するデータを顧客に無断で売り出す
この項目で「大変!!なんて事をしてるの!?」って思われた方は正常です。
ネット上だと単純にビッグデータに出来そうな「統計データ」を販売するだけ…ッて言うふうにも受け取れるのですが、これが例えばどこかのメーカーの販売用に作られた「物質」ならよっぽど害があったり法律に触れるようなものでない限りは売り出すことに誰も文句は言いません。
でも、今回売り出すのは「顧客の大切な情報」で、それを「顧客に無断で売り出す」っていうのが物事の劣悪さを醸しだしてます。
ここの時点でNTT Docomoはもっと叩かれるべきです。
全く不透明な「個人情報がわからないようにする仕組み」
まず、今回の大きな問題は「顧客に関係する情報を顧客に無断で販売する企業姿勢」ッて言う所に前提がある…として、次に問題があるのは今回のこの仕組みです。
NTT Docomo側ではこのように説明をしていて
1.顧客の位置情報、住所、氏名、生年月日、性別を収集
この時点では問題がありません。契約時に必ず必要になり、また本人が犯罪などにあってしまった場合に警察等捜査機関への重要な情報にもなります。
2.収集した個人情報を識別不能にする
コレの仕組みが詳しく公開されていません。一部「個人を識別不可能に出来そうなガイドライン」はこちらのDocomo公式ホームページに掲載されていますが、公式ページが豪語するプライバシーを重視した完璧な方法で個人を割り出せなくするなら、どうして顧客へ無断で使用する…なんていう暴挙に出る必要があるのでしょう?
3.情報を統計する
4.お金で売る
こんな仕組みになっています。
さて、では顧客は一体どこを信用したら良いでしょうか?
通常、無断で私達に関係する情報を他社に渡されるだけでも心配ですのに、さらに個人を識別不可能にするための詳しい情報が一切明らかになっていません。
こちらのリンク先にDocomoの報道資料がありますが、どのようにしてそれを流出させないようにしているかの仕組みを詳細に公開しないのであれば、それは顧客への説明になってるとは到底思えません。
Docomo側が説明しているのは、いわゆる子供が親に「明日はちゃんと勉強する?」と聞かれて「うん、ちゃんとするよ」という、そのレベルの回答しかしていない事に顧客はもっと怒るべきです。
私達が知りたいのは、
1.Docomo本社だけでしか個人情報は掴めないのか?
コレが他社に委託…の場合には更に物事は深刻です。
2.個人情報を削除するのは手動か?それとも自動か?
プログラムで処理していくのが一般ですが、何れにしてもその中に例外やミスが含まれます。どのプログラムで処理し、どのプログラムで暗号化していくのかを詳細に報道するべきです。
3.切り捨てられる最少人数とは何人か?
これも重要です。1人は無いにしても2人かもしれませんし、3人かもしれません。犯罪者にとって有益な情報になってはいけないのです。
4.他社に販売するデータの完璧なサンプルの提示
販売すると言うからには必ず完璧なサンプルがあるべきです。一番マクロな販売データサンプルを提示するべきですね。
これら詳細情報が何もない時点で、Docomoの説明は子供の言い訳レベル…と見て良いと思います。
今もまだこれへのちゃんとした回答が私の所にない時点で、状況は推して知るべし…ですねorz
実はこの情報を元に犯罪を行うのは簡単
今のところは私達Docomoユーザー側からの視点で書いてみましたが、それでは私がこの情報を買う側だった…と仮定して、犯罪を行うとします…これはあくまでも仮定ですのでリアルな私自身は犯罪を一切行う意思はないものとしてお話を進めさせてください。
ケース1:反日テロ組織の場合
それではまず、私はテロ組織のメンバーだった…と仮定します。
あら、丁度2020年に東京オリンピックがありますね。
私は反日テロ組織のメンバーのため、この東京オリンピックの前に大きなテロを東京で起こして、日本を震え上がらせたい…と考えたとします(全部架空上のお話です)
ターゲットを20代~40代くらいに絞ります。場所は東京23区内で最もその年齢層がいる場所を絞ります。
ありました。xxと言う娯楽施設、及びその周辺に16:00~18:00の間に最も人が集まるようです。
それではここに複数爆弾をしかけ、爆発させます。
見事テロが完遂しました。
Docomoの情報のお陰でテロはこんなに簡単に起こせるようになりました。
ケース2:性犯罪者・反日性犯罪組織の場合
それではもっとコレが便利なケースを考えてみたいとします。
私…が仮に男性で、反日性犯罪組織のメンバーだった‥と仮定します。
性犯罪組織といえば韓国人が有名ですが、大体間違っていません。(コレはリアルな情報です)
それでは本国韓国から司令がありました。
日本人の若い女性を10人ほど韓国に性奴隷として連れて来いとの注文です。
それではターゲットを絞りましょう。場所は全国で、ターゲットは10代、性別は女性にします。
Docomo側では「少人数はデータとして切り捨て」とありましたが、ではその切り捨てられない最少人数を割り出します。
ありました。xx県、xx市、xx町のxxというバス停の付近に19:00~20:00に最少人数が出ました。
それではここに性犯罪組織を組織専用偽装ワゴン車で向かわせましょう。
見事に日本人の若い女性を本国韓国に性奴隷として連れて行くことが出来ました。
データは犯罪者にとってとても有益ですね。
お金さえ払えば他にいくらでも犯罪の手立てに出来るのですから、大変便利になりますね(怒)
…正直、書いてて虫唾が湧いてきます。
ユーザー全員でこの統計をボイコットしましょう!
…ッて言うことでここまでの事でDocomoが行おうとしている事の全容がお分かりいただけました…でしょうか?
「嫌だと言わないなら、犯罪に遭ってくださいね」これが今のDocomoの姿勢です。
金銭的に余裕があるなら、あるいは特に解約して支障が無いようでしたら今すぐ解約してAUにでも逃げる…のが得策ですが、コレをユーザーが「ビジネスモデルの失敗例」として示せないと結局AUでもソフトバンクでも同じようなモデルを打ち出すことになります。
それを防ぐ意味でもまずは「Docomo側に私の統計を止めろ」と言う事が必要で、それと同時に各機関への苦情を提出するのが得策です。
まずは「私を統計に含めるな」と言う窓口ですが、
1.Docomoショップで激詰め
まずはお近くのDocomoショップで激詰めしてください。遠慮はいりません。
企業の場合、内部的に上司に繋ぐための専用ラインがあります。
窓口で対応出来ないと言われたら、「上司を出せ」と詰めてください。
上司がここにいないと言われたら、「内線で繋げ」と言ってください。必ずあります。
ここでのポイントは、「どれだけ早く上司へ繋げさせるか」です。
窓口の対応員は殆どが何も知らないアルバイトみたいな方ですので、詰める途中で「あなたを怒ってる訳じゃないのです。上司に繋いで欲しいだけ」と言うことでより上司への内線を繋がせやすくするのもポイントです。
上司へ繋がせたら徹底的に上司を詰めます。遠慮は要りません。
次に、「モバイル空間統計に私の情報を含めるな」と言ってください。
ゴネる可能性がありますが、遠慮は要りませんので徹底的に詰めてください。
次に、それに関してOKの返事が出たら、「それを証明する書類を送れ」と詰めてください。
多少ゴネる可能性がありますが、遠慮は要りませんので徹底的に詰めます。
恐らく最終的に「それではこれは特別対応として対応させて頂きますので…」との定形文句が出ます。
本当はそういうための対応策がありますが、企業として渋ってるだけですので、無視してください。
以上になります。
2.専用ダイヤルにかける
これもとても簡単ですが、電話が混み合っていて繋がらない可能性もありますので、そんな場合にはDocomoショップで激詰めする方法を取ってください。
※ドコモあんしんホットライン
0120-053-320
…もしかしたらこの表記だと数字タップでダイヤルアプリが開かない可能性がありますので、
※ドコモあんしんホットライン
0120053320
…コレでこの番号のところはダイヤルアプリ起動に繋がる…かな…??
ネット上の情報だと、151でもモバイル空間統計をキャンセル出来るようなお話も見ていましたが、取り敢えず上の番号の方が確実です。
対応員が出ましたら
1.モバイル空間統計に私の情報を含めるなと言ってください。
2.次に、それの証明書類を送れと言ってください。
対応員がゴネるケースもネット上では見られましたが、遠慮は要りませんので徹底的に詰めてください。
3.各機関に苦情を言う
次に、私達ユーザーはこの件を単純な「企業内だけの問題」に終わらせてはいけません。
■警察庁
警察庁(このリンククリックで飛びます)
警察庁の場合、「Docomoが詳細な情報を何も公開しないため、精神的苦痛を受けた」等の被害報告でも構いません。
■総務省
総務省(このリンククリックで飛びます)
総務省の場合、「行政改革、行政情報化」にチェックを入れ、Docomo側からのアナウンスが希薄な旨を意見してください。
各機関に連絡する事で、この企業の暴挙を止めさせる手立てにもなって、それは他のキャリアでも失敗例だったと思わせる事が出来ます。
サービスの開始は10月から、急いでください
これらサービスの開始は10月からですので、今からでも直ぐにショップに向かって激詰めするか、もしくは電話で激詰めしてください。
Docomoがユーザーに対して暴挙に出たのです。ユーザーが多少の暴挙に出てもそれは正当な権利です。
皆さんは正当な事を正当だと主張するために多少企業側にとって無理を言ってしまうかもしれません。しかしそれは正しい行いです。
企業は間違った選択をしてしまったのだと知るべきなのです。
まず、↓のニュース記事に一度目を通してみてください。
ドコモ、ビッグデータ販売へ…基地局機能活用
※読売Onlineさんの該当記事に飛びます。
…って、一見してみるとただ単純にNTT Docomoが新しいサービスを開始する…ッて言う単純なビジネスニュースに見えます。
でもこの要旨をまとめてみると、
NTT Docomoの顧客に関するデータを顧客に無断で売り出す
この項目で「大変!!なんて事をしてるの!?」って思われた方は正常です。
ネット上だと単純にビッグデータに出来そうな「統計データ」を販売するだけ…ッて言うふうにも受け取れるのですが、これが例えばどこかのメーカーの販売用に作られた「物質」ならよっぽど害があったり法律に触れるようなものでない限りは売り出すことに誰も文句は言いません。
でも、今回売り出すのは「顧客の大切な情報」で、それを「顧客に無断で売り出す」っていうのが物事の劣悪さを醸しだしてます。
ここの時点でNTT Docomoはもっと叩かれるべきです。
全く不透明な「個人情報がわからないようにする仕組み」
まず、今回の大きな問題は「顧客に関係する情報を顧客に無断で販売する企業姿勢」ッて言う所に前提がある…として、次に問題があるのは今回のこの仕組みです。
NTT Docomo側ではこのように説明をしていて
1.顧客の位置情報、住所、氏名、生年月日、性別を収集
この時点では問題がありません。契約時に必ず必要になり、また本人が犯罪などにあってしまった場合に警察等捜査機関への重要な情報にもなります。
2.収集した個人情報を識別不能にする
コレの仕組みが詳しく公開されていません。一部「個人を識別不可能に出来そうなガイドライン」はこちらのDocomo公式ホームページに掲載されていますが、公式ページが豪語するプライバシーを重視した完璧な方法で個人を割り出せなくするなら、どうして顧客へ無断で使用する…なんていう暴挙に出る必要があるのでしょう?
3.情報を統計する
4.お金で売る
こんな仕組みになっています。
さて、では顧客は一体どこを信用したら良いでしょうか?
通常、無断で私達に関係する情報を他社に渡されるだけでも心配ですのに、さらに個人を識別不可能にするための詳しい情報が一切明らかになっていません。
こちらのリンク先にDocomoの報道資料がありますが、どのようにしてそれを流出させないようにしているかの仕組みを詳細に公開しないのであれば、それは顧客への説明になってるとは到底思えません。
Docomo側が説明しているのは、いわゆる子供が親に「明日はちゃんと勉強する?」と聞かれて「うん、ちゃんとするよ」という、そのレベルの回答しかしていない事に顧客はもっと怒るべきです。
私達が知りたいのは、
1.Docomo本社だけでしか個人情報は掴めないのか?
コレが他社に委託…の場合には更に物事は深刻です。
2.個人情報を削除するのは手動か?それとも自動か?
プログラムで処理していくのが一般ですが、何れにしてもその中に例外やミスが含まれます。どのプログラムで処理し、どのプログラムで暗号化していくのかを詳細に報道するべきです。
3.切り捨てられる最少人数とは何人か?
これも重要です。1人は無いにしても2人かもしれませんし、3人かもしれません。犯罪者にとって有益な情報になってはいけないのです。
4.他社に販売するデータの完璧なサンプルの提示
販売すると言うからには必ず完璧なサンプルがあるべきです。一番マクロな販売データサンプルを提示するべきですね。
これら詳細情報が何もない時点で、Docomoの説明は子供の言い訳レベル…と見て良いと思います。
今もまだこれへのちゃんとした回答が私の所にない時点で、状況は推して知るべし…ですねorz
実はこの情報を元に犯罪を行うのは簡単
今のところは私達Docomoユーザー側からの視点で書いてみましたが、それでは私がこの情報を買う側だった…と仮定して、犯罪を行うとします…これはあくまでも仮定ですのでリアルな私自身は犯罪を一切行う意思はないものとしてお話を進めさせてください。
ケース1:反日テロ組織の場合
それではまず、私はテロ組織のメンバーだった…と仮定します。
あら、丁度2020年に東京オリンピックがありますね。
私は反日テロ組織のメンバーのため、この東京オリンピックの前に大きなテロを東京で起こして、日本を震え上がらせたい…と考えたとします(全部架空上のお話です)
ターゲットを20代~40代くらいに絞ります。場所は東京23区内で最もその年齢層がいる場所を絞ります。
ありました。xxと言う娯楽施設、及びその周辺に16:00~18:00の間に最も人が集まるようです。
それではここに複数爆弾をしかけ、爆発させます。
見事テロが完遂しました。
Docomoの情報のお陰でテロはこんなに簡単に起こせるようになりました。
ケース2:性犯罪者・反日性犯罪組織の場合
それではもっとコレが便利なケースを考えてみたいとします。
私…が仮に男性で、反日性犯罪組織のメンバーだった‥と仮定します。
性犯罪組織といえば韓国人が有名ですが、大体間違っていません。(コレはリアルな情報です)
それでは本国韓国から司令がありました。
日本人の若い女性を10人ほど韓国に性奴隷として連れて来いとの注文です。
それではターゲットを絞りましょう。場所は全国で、ターゲットは10代、性別は女性にします。
Docomo側では「少人数はデータとして切り捨て」とありましたが、ではその切り捨てられない最少人数を割り出します。
ありました。xx県、xx市、xx町のxxというバス停の付近に19:00~20:00に最少人数が出ました。
それではここに性犯罪組織を組織専用偽装ワゴン車で向かわせましょう。
見事に日本人の若い女性を本国韓国に性奴隷として連れて行くことが出来ました。
データは犯罪者にとってとても有益ですね。
お金さえ払えば他にいくらでも犯罪の手立てに出来るのですから、大変便利になりますね(怒)
…正直、書いてて虫唾が湧いてきます。
ユーザー全員でこの統計をボイコットしましょう!
…ッて言うことでここまでの事でDocomoが行おうとしている事の全容がお分かりいただけました…でしょうか?
「嫌だと言わないなら、犯罪に遭ってくださいね」これが今のDocomoの姿勢です。
金銭的に余裕があるなら、あるいは特に解約して支障が無いようでしたら今すぐ解約してAUにでも逃げる…のが得策ですが、コレをユーザーが「ビジネスモデルの失敗例」として示せないと結局AUでもソフトバンクでも同じようなモデルを打ち出すことになります。
それを防ぐ意味でもまずは「Docomo側に私の統計を止めろ」と言う事が必要で、それと同時に各機関への苦情を提出するのが得策です。
まずは「私を統計に含めるな」と言う窓口ですが、
1.Docomoショップで激詰め
まずはお近くのDocomoショップで激詰めしてください。遠慮はいりません。
企業の場合、内部的に上司に繋ぐための専用ラインがあります。
窓口で対応出来ないと言われたら、「上司を出せ」と詰めてください。
上司がここにいないと言われたら、「内線で繋げ」と言ってください。必ずあります。
ここでのポイントは、「どれだけ早く上司へ繋げさせるか」です。
窓口の対応員は殆どが何も知らないアルバイトみたいな方ですので、詰める途中で「あなたを怒ってる訳じゃないのです。上司に繋いで欲しいだけ」と言うことでより上司への内線を繋がせやすくするのもポイントです。
上司へ繋がせたら徹底的に上司を詰めます。遠慮は要りません。
次に、「モバイル空間統計に私の情報を含めるな」と言ってください。
ゴネる可能性がありますが、遠慮は要りませんので徹底的に詰めてください。
次に、それに関してOKの返事が出たら、「それを証明する書類を送れ」と詰めてください。
多少ゴネる可能性がありますが、遠慮は要りませんので徹底的に詰めます。
恐らく最終的に「それではこれは特別対応として対応させて頂きますので…」との定形文句が出ます。
本当はそういうための対応策がありますが、企業として渋ってるだけですので、無視してください。
以上になります。
2.専用ダイヤルにかける
これもとても簡単ですが、電話が混み合っていて繋がらない可能性もありますので、そんな場合にはDocomoショップで激詰めする方法を取ってください。
※ドコモあんしんホットライン
0120-053-320
…もしかしたらこの表記だと数字タップでダイヤルアプリが開かない可能性がありますので、
※ドコモあんしんホットライン
0120053320
…コレでこの番号のところはダイヤルアプリ起動に繋がる…かな…??
ネット上の情報だと、151でもモバイル空間統計をキャンセル出来るようなお話も見ていましたが、取り敢えず上の番号の方が確実です。
対応員が出ましたら
1.モバイル空間統計に私の情報を含めるなと言ってください。
2.次に、それの証明書類を送れと言ってください。
対応員がゴネるケースもネット上では見られましたが、遠慮は要りませんので徹底的に詰めてください。
3.各機関に苦情を言う
次に、私達ユーザーはこの件を単純な「企業内だけの問題」に終わらせてはいけません。
■警察庁
警察庁(このリンククリックで飛びます)
警察庁の場合、「Docomoが詳細な情報を何も公開しないため、精神的苦痛を受けた」等の被害報告でも構いません。
■総務省
総務省(このリンククリックで飛びます)
総務省の場合、「行政改革、行政情報化」にチェックを入れ、Docomo側からのアナウンスが希薄な旨を意見してください。
各機関に連絡する事で、この企業の暴挙を止めさせる手立てにもなって、それは他のキャリアでも失敗例だったと思わせる事が出来ます。
サービスの開始は10月から、急いでください
これらサービスの開始は10月からですので、今からでも直ぐにショップに向かって激詰めするか、もしくは電話で激詰めしてください。
Docomoがユーザーに対して暴挙に出たのです。ユーザーが多少の暴挙に出てもそれは正当な権利です。
皆さんは正当な事を正当だと主張するために多少企業側にとって無理を言ってしまうかもしれません。しかしそれは正しい行いです。
企業は間違った選択をしてしまったのだと知るべきなのです。