今回はアイランズモルトの中から、ハイランドパークのリーフ・エリクソン・リリースを飲みます。
彼の父は、グリーンランドを発見した赤毛のエイリークであり、彼もグリーンランドに移住し育ちました。
その後、キリスト教に改宗した後でグリーンランドにキリスト教の教会をたてたほか、グリーンランドの西側の情報を得て西に探検のための航海を行い、現在のカナダやアメリカの北東部にたどり着いたとされています。
つまり、クリストファー・コロンブス(クリストバル・コロン)が西インド諸島にたどり着くよりも500年ほど前にアメリカ大陸に到達したといえます。
さて、そんな彼の名を冠したボトルをハイランドパークがリリースしていますが、これは免税店向けとしてリリースされた「ザ・ウォーリアー・シリーズ」のひとつとなります。
このシリーズでは6つのボトルがリリースされています。
ハイランドパークのレギュラーボトルではシェリー樽原酒を使用していますが、このリーフ・エリクソン・リリースではバーボン樽原酒とアメリカンオーク製のシェリー樽原酒をメインに使っています。
液色は中庸な琥珀色です。
味わいは、アルコールからの辛みが比較的強めで、あとからほろ苦さ、酸味へと続きます。
味わいは、引き続き辛みがしっかり訪れ、続いてフルーツを思わせる酸味が続きます。
味わいは、辛みがそこそこあるものの、酸味がメインとなり、あとから甘さもついてきます。
味わいにおいては、アルコール感とは異なるスパイシーさがあり、癖がしっかりしている印象があります。
とはいえ、ウイスキーらしさがしっかり感じられて、本格的なものを飲みたい人にとってはうってつけだと思います。
700mL、アルコール度数40度、価格は6000円ほどです。
伝説のバイキングの名を冠したボトル
ボトル名の由来となったのは、アイスランド生まれのバイキング、レイフ・エリクソンです。彼の父は、グリーンランドを発見した赤毛のエイリークであり、彼もグリーンランドに移住し育ちました。
その後、キリスト教に改宗した後でグリーンランドにキリスト教の教会をたてたほか、グリーンランドの西側の情報を得て西に探検のための航海を行い、現在のカナダやアメリカの北東部にたどり着いたとされています。
つまり、クリストファー・コロンブス(クリストバル・コロン)が西インド諸島にたどり着くよりも500年ほど前にアメリカ大陸に到達したといえます。
さて、そんな彼の名を冠したボトルをハイランドパークがリリースしていますが、これは免税店向けとしてリリースされた「ザ・ウォーリアー・シリーズ」のひとつとなります。
このシリーズでは6つのボトルがリリースされています。
ハイランドパークのレギュラーボトルではシェリー樽原酒を使用していますが、このリーフ・エリクソン・リリースではバーボン樽原酒とアメリカンオーク製のシェリー樽原酒をメインに使っています。
甘い香りとスパイシーな味わい
グラスからの香り、液色
グラスからはラムレーズンのほか、リンゴ、カラメルの甘い香りが得られます。液色は中庸な琥珀色です。
ストレート
軽いフェノール感のあるスモーキーさが先に訪れ、その後はレーズン、リンゴ、ナシ、シナモン、黒コショウ、バニラと続きます。味わいは、アルコールからの辛みが比較的強めで、あとからほろ苦さ、酸味へと続きます。
ロック
スモーキーさがさらに強まり、その後にライムのさわやかな香りが現れてきます。レーズンの香りは抑え気味になり、シナモンや黒コショウのスパイシーな香りが前に出てきます。味わいは、引き続き辛みがしっかり訪れ、続いてフルーツを思わせる酸味が続きます。
ハイボール
スモーキーさとレーズンの香りがしっかり鼻を通っていく後に、シナモン、バニラの甘い香り、カカオの香ばしさが続きます。味わいは、辛みがそこそこあるものの、酸味がメインとなり、あとから甘さもついてきます。
まとめ
レギュラーボトルよりもさらに甘い香りが強くなり、豊かさがかなり増した印象になっています。味わいにおいては、アルコール感とは異なるスパイシーさがあり、癖がしっかりしている印象があります。
とはいえ、ウイスキーらしさがしっかり感じられて、本格的なものを飲みたい人にとってはうってつけだと思います。
700mL、アルコール度数40度、価格は6000円ほどです。
<個人的評価>
- 香り B: しっかりしたスモーキーな香りに、レーズン、リンゴ、シナモン、バニラ、カカオが加わる。
- 味わい B: 先にスパイシーな辛みが訪れ、ほろ苦さを伴いつつも酸味が全体を覆う。
- 総評 B: 癖がありつつもシングルモルトながら香りが豊かで、ウイスキーらしさがしっかり感じられる。