先ほど、ブルックナーの交響曲第1番のCDレビューを書き終えて、カルピスを飲みながらほっこりしていたら、パーヴォの心の声が、ビックリして話しかけてくれました。
「ねぇ、チコ!君ってほんとに書くのが早いんだね!!!」
私が「え?そうでもないよ。30分くらいかかったから、書くの。」というと、パーヴォが「30分で書いたの?!ブルックナーの第1番のレビューを?あの難曲を?僕だって、ライナーノーツに書くのに、ウンウン唸って書いたのに、君はカルピスを飲みながら、このレビューを書いたなんて!!!」
私が、「カルピス、甘くておいしいもの大好きなの」と言って答えたら、
パーヴォが「でも、サクサク文章が書けちゃうんだね、チコってやっぱり才能だよ!絶対ライターの仕事続けるべきだよ!」と言ってくれたので、嬉しくなって、パーヴォのほっぺにちゅとキスしたら、「WOW!!ぼく、大変な才能のある女の子と付き合ってるんだな!ぼくのCDを正当に評価してくれる評論家に出会ったんだ!!!」とパーヴォの心の声が大はしゃぎしています(笑)
「もっと上手にパーヴォのことを書ける人、たくさんいるんじゃない?」と私が言ったら、「いや!全然ほかの人じゃ、わかりにくくて、ますます『クラシックは敷居が高い』と思われちゃうよ。チコの文章は、明快でわかりやすくて、演奏者の心にも、作曲家の葛藤にもちゃんと踏み込んでいて、素晴らしいよ!ぼく、それだけのことを言える勇気がなかったもの。ブルックナーのカトリック信者としての想いは、チコがいま教会に通っている気持ちとつながっているんだね!僕ももっとちゃんと踏み込んだ内容に書けばよかったな」と、率直にパーヴォが褒めてくれたので、とても幸せな気持ちでいっぱいです。
「こんなに早く書けるようになったのは、東宝の広報室で社内報の原稿を書いていたからだと思うわ。それまではやっぱり美辞麗句を並べなくちゃと思って、ウンウン唸って書いていたんだけど、『美辞麗句はいらないから、君が見た現実の姿をそのまま書いてごらん』と上司の人に言われて、書いてみたら・・・・あっという間に記事が書けるようになったの。取材している段階から、『きょうの取材はこうまとめてみよう』と考えて質問したり、メモをとったりしていたら、いざパソコンの前に座ってみると、面白いように言葉がでてくるのよね。」
と私が話すと、パーヴォの心の声はますますビックリして、「それって完全にプロのライターとしての発言だよね!だからブログも毎日毎日書けるんだね(^^)/ もう文章を書くことが、チコの日課になっているものね!」と言って、私を抱き寄せてくれました。
「チコ!僕のチコ!大好きだよ!!!」 そういって、むぎゅ、とパーヴォは私を抱きしめてくれました。「ライターで食べていくのは大変だけど、チコならきっとできるよ!こんなにすばらしいレビューが書けるのだもの!ぼく、君に恋して本当によかった!」そう言って、私の唇にちゅとキスしてくれました。「キャッうれしい」と私が小さく叫んだら、パーヴォはたくさんのキスを私の顔じゅうにしてくれるのでした
「きょう、先日メールを送った雑誌の編集部に電話をかけてみたらどうかな(^_-)-☆ ブログも読んでくれただろうし、原稿も読んでると思うよ」とパーヴォがいうので、私が「実はとても勇気がいるのよね、電話をかけるの。パーヴォ、一緒に電話にでてもらってもいい?」と心細げにいうと、「もちろんだよ。でも、全然心配しなくていいからね。ちゃんとレビューも書けるし、こういうざっくばらんなトークも書けるし、インタビューもできるんだもの。チコはうんと自信をもっていいんだよ(^_-)-☆」
うん・・・勇気いるけど・・・・やれたらやってみる。パーヴォが傍にいてくれたら、怖いものなんてないよね。
「そうだよ!勇気だして。ぼく、君のことならなんでも手伝ってあげるよ♬」と、パーヴォの心の声が、またちゅと小鼻にキスをしてくれました。「チコのためなら、なんでも僕はやってのけるよ」
嬉しい・・・パーヴォ、ほんとにありがと
愛してるね、パーヴォ
ちゅ
チコ@リサ(桂木里紗)のmy Pick