制作提供:株式会社ベーシック
スマートフォンやパソコンの普及が進む昨今、インターネットは多くの人にとって身近な存在です。それでも、「インターネットが身近になって、結局何が大きく変わったの?」と聞かれると、答えに迷ってしまう方も多いのではないのでしょうか。
- 友人や家族と連絡をとる
- 行きたい飲食店を探す
- 欲しい家電について調べる
- 動画を観る
- インスタに写真を載せて、多くの人に見てもらう
- ネット通販でモノを買う
これらはすべて、インターネットを活用してできることです。 ここでは、インターネット活用によって変化している、一般消費者の情報収集の手法について解説します。
「インターネット(Internet)」とは、直訳すると「お互いに接続された通信網」という意味です。その起源は、1960年代のアメリカにあります。米国内の大学と研究所にある4台のコンピューターを電話回線でつないだ仕組みが、インターネットの始まりだったと言われています。
ちなみに日本のインターネットの始まりは、1984年に東京大学、東京工業大学、慶應義塾大学のコンピューターをつないだ仕組みだったと言われています。※1
その後、日本ではパソコンの普及とともに、インターネットがじょじょに身近なものになっていきました。1995年の「Windows95」の発売以降には、インターネットに使用される回線も、高速で安定したものが登場。それをきっかけに、一般家庭にも爆発的にインターネットが浸透することとなったのです。
さらに1999年には、NTTドコモの携帯電話サービス「iモード」が登場。それ以前には、インターネットとはパソコンから接続するものでしたが、「iモード」の登場により携帯電話から、つまりいつでもどこでも、移動中であっても、手のひらの中の携帯電話からインターネットに接続できるようになりました。
やがて、スマートフォンやタブレット端末も登場。
現在では、日本のインターネット利用率は80%にものぼり、なおかつ、スマホからインターネットを利用している人が60%となっています。※2
つまり、今や「自分の手のひらの中にあるスマホが、世界中のコンピューターネットワークと接続されている状況にある」と言うことができるのです。
私たちは自分のスマホから世界中のネットワークに接続して、家族や友達と連絡を取ったり、何かを調べたり、SNSを利用したり、地図アプリや動画サイトなどを利用している状況にある、というわけです。
それでは、インターネットを利用することで私たちにとって、どんなメリットがあるのでしょうか?
インターネットに接続された環境のことを「オンライン」、インターネットに接続されていない環境のことを「オフライン」と言います。
ここでは「オンライン」「オフライン」の双方を比較して、「オンライン」のメリットについて見ていきます。
まず、誰もが日常的に利用するサービスといえば「検索サービス」が挙げられるでしょう。
例えば、「明日の天気は?」「今日のニュースは?」「渋谷区の焼き肉店は?」「●●社の最新掃除機の評判は?」など、何か自分の知りたいことがあるときに「Yahoo! JAPAN」などの検索サービスを利用すれば、いつでもどこでも、その瞬間に答えを得ることができます。
インターネットを使わずに調べ物をする手段だと「新聞」「書籍」「図書館」などが挙げられます。これらはいずれも、「調べる」という行動以前に「新聞が届くまでの時間」「書籍を手に入れるまでの手間・時間」「図書館へ行くまでの時間・目的の本を探し出すまでの手間」が発生します。
インターネットを利用する、つまり「オンライン」のメリットとは「知りたい情報をその瞬間に手に入れられる」ことにあると言えるでしょう。
まだインターネットが普及しておらず、電話しかなかった時代には、離れて住む家族や友達・恋人と連絡を取る際に「相手の迷惑にならない限られた時間に」「電話代を気にしながら」連絡を取ることが念頭にあったと思います。
しかし、eメールや「LINE」といった無料通信アプリの登場で、親しい人との連絡の取り方も一変しました。
自分の都合の良い時に連絡内容を送信しておけば、相手側もまた、都合の良い時に届いたメッセージを開いて見ることができます。そして、「長々と喋ってしまったけれど、通話料は幾らになるだろう?」と心配をする必要も少なくなりました。
また、手紙やはがきなどと比較した場合にも、オンラインだと「送った瞬間に相手に届く」というメリットもあり、相手からの返事をもらうまでの時間が格段にスピーディーになりました。
このことはプライベートの連絡だけでなく、仕事の場面でも大幅な効率化につながっています。今やビジネスにおいても、eメールやLINE、その他、チャットやオンラインビデオ通話ツールを活用する企業も急激に増えているのです。
最近では、ブログやSNS、動画サイトなどで友人・知人、あるいは芸能人やスポーツ選手などによる情報発信を日頃から見ている人も多いでしょう。
ブログ・SNS・動画サイトなどオンライン情報発信ツールを利用するメリットは「普段会えない人の近況に、毎日でも触れられる」「コメントのやり取りなどから、コミュニケーションの輪が広がる」という点にあります。
また、単にブログ・SNS・動画サイトを見るだけでなく、自分から情報発信することにも大きなメリットがあり、ビジネスに寄与する事例もあります。
例えば、地方都市の個人商店がSNSで自分のお店の情報発信をしていたところ、投稿が日本全国のSNS利用者から注目されて大きな反響を呼び、自社商品のネット販売注文数が急激に増大したという事例も。※3
ブログ・SNS・動画サイトといったオンライン手段の活用により、普段会えない、遠く離れた人ともコミュニケーションの輪が広がることは、ビジネスの成長・拡大にもつながる可能性を秘めているのです。
これは、インターネットのない、オフライン環境の時代とはまったく異なる、新たなコミュニケーションの広がり方だと言えるでしょう。
モノの売買を「オフライン」に当てはめて考えると「限られた営業時間内に」「住んでいる地域の近隣だけに限定して売買対象にする」となります。
一方、これを「オンライン」に当てはめて考えた場合は、どうでしょうか。
インターネット上の通販サイトやオークションサイト・フリマサイトを活用すれば、家にいながら、24時間365日いつでも好きな時に、日本全国から気に入った商品を取り寄せることできます。また、海外の通販サイトやオークションサイトのうち、日本への発送に対応しているサイトを利用すれば、海外の商品を「個人輸入」することも可能になります。
単に「買う」だけでなく、自分の持ち物で不要になったものをオークションサイトやフリマサイトに出品すれば、日本全国の利用者を対象に「不用品を売ってお金を得る」こともできます。
自分で商売を営んでいる人であれば、ネットショッピングサイトを立ち上げることで、自社商品を日本全国の人に届ける手段が生まれ、売上を大きく拡大させることも可能になります。
このように、モノ・お金の流れも「オフライン」しか無かった時代と、「オンライン」時代とで大きく様変わりしているのです。
「モノを買う」「お店に行く」までの流れも変わってきている
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