渋滞にはまらない秘策集！快適なドライブのコツ｜PassMe!お出かけNote

車でお出かけするときに必ずつきまとう問題、それが渋滞。遅々として進まない車列、襲い掛かる眠気、「まだー？」「つまんなーい」を連呼する子供……想像するだけで身の毛がよだちますよね。 ここではそんな恐ろしい渋滞に巻き込まれることを少しでも避けるための方法をご紹介します。

イラスト／ワダシノブ

１.　日程や目的地に混んでいないところを選ぶ

身も蓋もない話ですが、これが何よりいちばんの方法です。ええ、わかっています、それができれば苦労しないしわざわざこの記事を読むこともないでしょう。 ですが、日程次第では道だけでなく観光地も空いていますし、料金だって割安なことがほとんどです。何も秋の紅葉の時期に日光を目指さなくても、東照宮はいつだって諸手を広げてあなたを受け入れてくれるでしょうし、秋に出かけるなら海の近くの温泉地などを目指せば夏よりずっと空いています。時期がずらせないなら、平日に１日お休みをとって前後に少しずらすだけでも渋滞に遭遇する確率はぐっと下がります。 まずは時期や行き先に空いている場所を選ぶことが一番の方法であることも改めて視野に入れておきたいところです。

２.　時間をずらす

・基本は深夜早朝

日程や場所をずらせないなら出発する時間をずらす、これは多くの方がやっていることではないでしょうか。出発を深夜や早朝にするだけで渋滞に巻き込まれず、また早く到着することで現地でゆっくり過ごすことができます。 帰り道も、名残惜しい気持ちはわかりますが昼頃を目処に早めに出発することで渋滞を避けられる可能性が高くなります。渋滞に巻き込まれてクタクタになるよりも、早く帰って翌日からの日常に英気を養いましょう。

・渋滞予測情報もチェック

また、事前に渋滞予測情報をチェックすることも大切です。何時ころにどこが混むかはNEXCOやJARTICのウェブサイトに 出ていますので、出発前に必ずチェックをしておきましょう。 道路交通情報および渋滞予測情報は、以下のサイトからご利用いただけます。

・ＮＥＸＣＯ東日本
・ＮＥＸＣＯ中日本
・ＮＥＸＣＯ西日本
・ＪＢ本四高速
・日本道路交通情報センター

３.　渋滞していない道を選ぶ

次に取れる手段は、そもそも混んでいない道を選ぶことです。そのための工夫をご紹介します。

・Google Mapの交通情報をオンに

Google Mapで気になるお店をお気に入りに登録している方も多いかと思いますが、渋滞情報をチェックするのにも大変便利です。Google Mapは他のGoogle Map利用者の位置情報を集めてビッグデータとしてまとめ、それを地図上の道路に混雑状況として反映しています（利用者のデータを使った交通情報をプローブ情報といいます）。

使い方は、Google Mapのアプリを開き、右上のレイヤーマーク（①）をタップすると出てくる設定画面に「交通状況（②）」という項目があるので、これをタップしてオンにします。一般的なカーナビと同じく、赤が渋滞、オレンジが混雑、緑が空いている状態を表します。

Google Map

・iOS
・Android　

・ 降りるインターチェンジを一つ手前や奥にする

ETCの普及で出入り口の渋滞はだいぶ減りましたが、降りた先の交差点での信号が原因で渋滞することはしばしばあります。インターチェンジを降りたらそこは渋滞だった、ということを避けるため、1つ手前のインターチェンジで降りてそこから一般道で行く方が目的地に早く辿り着くことができることもあります。渋滞情報とにらめっこして決めましょう。

・Yahoo!ナビアプリを使う

数あるカーナビアプリの中でも、プローブ情報とVICS情報（道路交通情報通信システムセンターが出している交通情報、カーラジオや一般の車載カーナビが取得しているのもこれ）の両方を取得し、それを元にナビゲートしてくれるのがYahoo!ナビアプリです。出発前にインストールしておいて、早く効率的な道を選んで案内してもらいましょう。

Yahoo!ナビ

・iOS 

・Android

・るるぶなどの情報誌をチェック

アナログな手法ではありますが、観光地周辺の飲食店情報だけではなく、渋滞しやすいポイントも記載されていますので、はじめからそこを避けて計画することで渋滞に巻き込まれるリスクを減らすことができます。

るるぶ情報版　国内シリーズ

・ETCを使う

ETCカードを取得すれば料金所で並ぶ必要もなくなりますし、何より料金を安く抑えることができます。例えば東京湾を横断するアクアラインは、普通車の場合ETCありだと800円、なしだと3090円で2000円以上（往復だと4500円以上！！）も違いますので、使わないのは絶対に損！また、時間帯によって割引が設定されているところもあります。レンタカーしか使わないという方も持っておいて損はありません。今や普及率は90%近くに達していますので多くの方がお持ちでしょうが、まだの方はこの機会に取得しておきましょう。

ETC割引を使いこなそう（ETCで走ろう会オフィシャルサイト）
 お使いのクレジットカードのカード会社に申し込めば多くのところが無料で発行してくれます。また、クレジットカードをお持ちでない方にはデポジットタイプ（Suicaのように先にお金を入れておくタイプ）のETCパーソナルカードというカードもあります。
・ETCパーソナルカード（ETC総合情報ポータルサイト） 　

４.　それでも渋滞にはまってしまったら

ここまでいくつか渋滞を避ける方法をご紹介しましたが、それでも渋滞に巻き込まれてしまうことはどうしてもあります。そんなときのために備えておくことは決して無駄ではないでしょう。ここでは主に高速道路の渋滞にはまってしまったときに備える対策をご紹介します。

・基本は左車線

隣の芝生は青く、隣のレーンは早く進むように見えるものですが、車線変更を繰り返すのはあまり意味がないばかりか事故を招く原因になりますので止めておきましょう。途中で高速を降りる車が出てくる左車線が相対的に早く進むことが多いので、まずは左車線に移ることをおすすめします。

・高速バスやトラックの後ろにつく

高速バスやトラックは無線で連絡を取り合っていち早く情報を掴んでいますし、 運転席が高い位置にあり遠くを見渡すことができるので、早く進むレーンを知っています。そんなバスやトラックの後ろに着くのは一つの手でしょう。ただし排気ガスをもろに受けるのでエアコンは車内循環モードにしておきましょう。 　

・食べ物と飲み物の確保

お腹が空くと、ただでさえイライラする渋滞がイライラ倍増です。観念して車内でお菓子パーティーを開くくらいの心構えで食べ物を買い込んでおけば、それもまた楽しい時間に。ついでに眠気覚ましのガムも一緒に買っておきましょう。

・トイレは早めに

できれば一時間おきに休憩をとり、都度トイレに行っておくことをおすすめします。特にお子さんはギリギリに言ってくることがありますので、早め早めに連れて行っておきたいところです。小さいお子さんがいる場合は、緊急時に備えて携帯用トイレがあるとなお安心です。（「子供と車でお出かけの便利・安心アイテム10」もご一読下さい！）

・給油も早めに

高速道路上でのガス欠は整備不良として道交法違反にあたります（2点、普通車の場合は反則金9000円）。それだけでなくさらなる渋滞を招くことになりますので、残量が半分を切ったら次のSA・PAで給油するように心がけましょう。 交通違反ドットコム

・モバイルバッテリーなどの充電環境を整える

最新の渋滞情報をチェックし、ツイッターに「渋滞なう」とつぶやくためにもスマホのバッテリーは切らさないようにしたいところ。最近の車はUSB給電がついているものもありますが、ない場合はモバイルバッテリーやシガーソケットに挿すタイプの充電器と充電ケーブルを用意しておきましょう。 コンセント直挿しできて普段は充電器としても使えるAnkerのPowerCore Fusion 5000はUSBポートが２つあり急速充電にも対応していてとてもオススメです。 
・Anker PowerCore Fusion 5000

・あまり酷いようなら渋滞が解消するのを待つのもあり

最近は温泉など長時間滞在できる施設を備えたSA・PAも増えてきました。中でもハイウェイオアシス刈谷はサービスエリアでありながら国内で東京ディズニーリゾート、USJに次ぐ入場者数を誇ります。他にも長時間滞在が苦にならないSA・PAはたくさんあるので、事前に調べておきましょう。
・「休むだけではもったいない、日本全国の楽しいSA」（近日公開予定！）

また、一度高速を降りて食事や休憩にあてられるよう、道の駅や通過予定の街の施設を調べておくとさらに安心です。渋滞にしびれを切らして降りてみたものの何もないような場所だった、なんてことがないようにしたいものです。

・道の駅公式ホームページ 
・道の駅ランキング（トリップアドバイザー）

せっかくの車の旅、渋滞を避けて一層楽しいものにしましょう！ 　

５.　もう渋滞も怖くない、車で行きたいお出かけスポット

鴨川シーワールド 

鴨川シーワールドは、雄大な太平洋を目の前に「海の世界との出会い」をコンセプトにした、生命の大切さとふれあいのすばらしさを感じ、楽しく学ぶことのできる日本を代表する水族館です。海の王者シャチをはじめ、ベルーガやイルカ、アシカのパフォーマンスのほか、自然環境を再現した展示を通して800種1万1000点の川や海の動物たちに出会うことができます。

ターザニア 

ターザニアは、樹から樹へと空中移動が体験できるヨーロッパで人気の森林冒険施設です。身長110cmから体験できるキャノピーコースと身長140cm以上から体験できるアドベンチャーコースと445ｍを大滑空するロングジップスライドがございます。エリア内には、テニスコートやプール、レストラン、日帰り入浴施設、宿泊施設などもあり、1日中楽しめます。

淡路ファームパーク　イングランドの丘

淡路ファームパーク イングランドの丘は、花、動物ふれあい、島グルメ、収穫体験など、1日ゆったり遊べるメニューが盛りだくさんで、家族みんなで楽しめる農業公園です。 季節によって様々な花が咲き誇る花畑が広がる「イングランドエリア」と、コアラをはじめとした沢山の動物たちに出会える「グリーンヒルエリア」に分かれています。 また、レストランでは、地元食材を使用したご当地グルメやスウィーツなどを数多く取り揃えています。 淡路牛を使用した「島バーガー」や淡路産玉ねぎの料理、淡路島牛乳のソフトクリームなど、おすすめグルメも盛りだくさんです。コアラモチーフのスイーツは大人気♪

指宿コーラルビーチホテル 

指宿コーラルビーチホテルは、大正7年創業の老舗和風旅館です。ホテル敷地内に自家源泉を有しており、ふたつの泉源からの蛇口を調整して温度調節しているので、豊富な湯量を誇る指宿湯の浜温泉を100％自家源泉掛け流し！ また内風呂やジャグジーなど全ての湯船は天然温泉掛け流しです。泉質はナトリウム塩化物泉。リウマチや火傷、肌に良い美肌の温泉でもあります。