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緒方 慎之介
主夫ライター。妻の海外赴任についていくため、13年間勤めた会社を辞めて専業主夫に。カナダとアメリカで合計4年半を過ごして帰国、今は小さな会社で事務員をしつつライター業と主夫業にも勤しんでます。趣味は旅行やカメラや陶芸など薄く広く。最近はウエイトトレーニングがブームのカープファン。
スタッドレスタイヤとサマータイヤ、一体いつ頃交換するのが良いの?交換しないままでいると何か問題があるの? そんな疑問にお答えします。
交換時期について考える前に、まずはそれぞれのタイヤについて知っておきましょう。
スタッドレスタイヤの大きな特徴として、タイヤの素材とトレッドパターンがあります。
温度の低い雪道でも硬くならない素材を使うことでしっかりと路面に密着し、安定して走ることができます。
タイヤ表面に刻まれた小さな溝が凍った路面でもタイヤと路面の間の水の膜を取り除き、滑らないようにしています。
タイヤと路面の間に水の膜が入ることで車が水の上を滑るようになってしまい、ハンドルもブレーキも効かない状態をハイドロプレーニング現象といいます。(非常に危険!)サマータイヤにもこれを防ぐ溝は入っていますが、アイスバーン(凍った路面)上では特に起こりやすいためスタッドレスタイヤには特殊なトレッドパターンが刻まれています。
それならサマータイヤも同じようにすれば良いのでは?と思われるかもしれませんが、トレッドパターンは燃費や走行音にも影響するため、サマータイヤはそちらの機能を優先したトレッドパターンが、スタッドレスタイヤには雪道やアイスバーンを滑らず安全に走ることを優先したトレッドパターンが刻まれているのです。(グッドイヤー公式サイトから)
スタッドレスタイヤでも普通の乾いた路面を走ることはもちろんできますが、上述の通り燃費が悪く走行音も大きくなり、また値段もサマータイヤに比べて高いため夏場も使い続けることはおすすめできません。
車を買った時に最初から装着されているのはサマータイヤです。サマータイヤは乾いた路面と濡れた路面を走るのに最適化されているため、ほとんどの路面状態で安定して走ることができます。さらに走行音が小さく、燃費も良くなるように作られています。
ただし、雪道やアイスバーンではスリップして大変危険ですので、サマータイヤのままそれらの道を運転することは絶対に避けましょう。
オールシーズンタイヤというものがあります。海外では割と普及しているタイプのタイヤで、乾いた路面や濡れた路面での安定性や走行音、燃費はサマータイヤとスタッドレスタイヤの中間です。また、サマータイヤと異なり雪道も走ることができますので、高速道路で「冬用タイヤ規制」が出ても安心です。
ただしトレッドパターンはサマータイヤに近いためアイスバーンを走ることができませんし、雪道もスタッドレスタイヤほど安定して走れるものでもありません。値段はスタッドレスタイヤと比較すると少し高めですが、年に2回の交換費用を考慮するとお得ではあります。その分、サマータイヤやスタッドレスタイヤと比較すると性能は劣るとも言えます。
冬場に頻繁に雪道を走ることはないけれど万が一を考えて備えておきたい、けれどチェーンは装着できる自信もないし毎回交換しに行くのはめんどくさい、さらにタイヤに多くを求めない、という方向けです。海外では普及しているけれど日本ではなかなか普及しない理由がなんとなくわかる気がしますね。
実は、雪道をいちばん確実に走れるのはタイヤチェーンを巻いたタイヤ!降雪時の高速道路の規制にも「チェーン装着車以外走行禁止」となる場合があるくらいです。一方で、タイヤチェーン装着時は乗り心地が悪く、走行音もうるさい上に、スピードを出せません。当たり前ですが、雪道を走るとき限定で装着しましょう!また、凍結路面ではオールシーズンタイヤ同様、あまり役に立ちませんのでご注意を。
また、最近は装着が簡単なものも増えてきましたが、それでも慣れない人がつけるのは決して簡単ではなく、まして雪道で初めて装着するとなると困難を極めます。さらに、融雪剤で錆びることを防ぐため、使用後は毎回水洗いをする必要があるなど意外に面倒です。
ですが、チェーン規制などの緊急時に備えて車に搭載しておくのがおすすめ!天気が良くて明るいときに装着する練習をしておくと安心です。
「雪道を運転する予定はないけれど万が一のために準備をしておきたい」という方には雪道用の布製タイヤカバーもあります。こちらは値段も手頃(実勢価格1万円前後)で装着も簡単ですが、耐久性が低く数回使ったらダメになることを留意しておきましょう。また、オールシーズンタイヤ以上にあまり多くを求められるものではありませんので、本当に「万が一のため」と思っておいた方が無難です。
広い庭や大きな倉庫がある家ならともかく、日本の一般家庭でタイヤ4本を保管しておくのは簡単ではありません。それを受けて最近はディーラーやタイヤショップでタイヤ預かりサービスを行なっています。交換のときに外したタイヤをそのまま預かってくれるため、保管はおろか重たいタイヤを車から下ろす手間さえいりません。ただし、預けたタイヤをまた交換するときには倉庫からタイヤを取り寄せてもらう必要があるため、4日〜1週間くらい前には予約をする必要があります。
「一般道なら雪道でもゆっくり走れば大丈夫じゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですがサマータイヤで雪道を走るのは本当に危険なので絶対にしないでください。車をコントロールできなくなると自損事故だけで済まないことも多々あります。自分だけではなく他の人にも危害を及ぼす恐れがあるのでやめましょう。(大雪の時に「不要不急の外出は避けましょう」というのは貰い事故を防ぐ目的もあります)
そして、危険なだけではなく法令違反にもあたります。違反した場合、大型車で7000円、普通車で6000円の反則金が課されます。
都道府県によって細則が若干異なりますが、チェーンまたは雪用タイヤ(スタッドレスタイヤ・オールシーズンタイヤ)を装着していればいずれの地域も問題ありません。一部地域では「タイヤの溝が50%以上残っていることが必要」とあるように、溝が50%を下回ると機能が低下しますので、どれくらい溝が残っているかにも気をつけましょう。
・都道府県道路交通法施行細則 又は 道路交通規則における 積雪、凍結時の防滑措置
予備知識が長くなってしまいましたが、いよいよ本題に入ります。スタッドレスタイヤは雪が降っているときにこそ真価を発揮するタイヤですので、雪が降る期間の前後にうまく交換したいものです。もちろん、年によって降り始める時期も終わる時期も異なりますが、平年の傾向値を見てみましょう。
上の表のように、雪が降り始めるのは北海道で10月、東北や信州で11月、それ以外が12〜1月です。ここにタイミングを上手く合わせたいですね。
ところが考えることはみんな同じで、雪が降る時期の少し前あたりから需要が急速に伸びます。ヨコハマタイヤによると、50%以上が10月と11月に集中しています(これは雪が多い地方の割合が多いためで、東京ではもう少し遅れて11月から12月が一番混みます)。当然混雑するので、現地で待ち時間が発生することが予想されますし、いざ交換しようと思っても予約がとれないことも多々あります。
反対にスタッドレスタイヤからサマータイヤへの交換は3月から4月がピークです。混雑時期は地域によっても異なり、東京では春休みに向けて3月の交換需要がとても高まる一方、北海道ではゴールデンウィークに向けての4月にピークを迎えます。
ディーラーやタイヤショップでは、混雑する時期を少し外してもらうことを狙ってタイヤの安売りキャンペーンをやることがあります。このタイミングを逃さずに交換すれば、あまり待つことなく、かつお得に交換できますね!
地域によってキャンペーンを開始する時期は異なりますが、北海道など早いところでは8月下旬あたり、東京でも9月下旬あたりから早割キャンペーンを実施しています。ただし販売しているタイヤは前年の在庫処分を兼ねている場合もありますので、気になる方はお店に確認するようにしましょう。
気をつけたいのは、混んでいる時期を避けようとピークを過ぎてから行くと自分の車に合うサイズのタイヤが在庫切れしているかもしれません。また、雪が降ってからでは交換するためにショップへたどり着くことがそもそもできないという笑えない冗談みたいなことになることも。
サマータイヤ→スタッドレスタイヤ
北海道や東北、信州など雪が多い地方:9月
上記以外:10月
スタッドレスタイヤ→サマータイヤ
北海道や東北、信州など雪が多い地方:5月
上記以外:4月
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