森喜朗氏がまた失言をしていた*1。今回は五輪の組織委員長という立場から、女性は発言が長くなるから規制したいという内容だ。
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「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」とも発言。「女性の理事を増やしていく場合は、発言時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困ると言っておられた。だれが言ったとは言わないが」などと語った。その場にいたJOCの評議員会のメンバーからは笑い声もあがった。
しかし新型コロナ禍で五輪が延期している今、感染症を広げかねない会食を正当化したり継続して問題視された政治家は、政府与党の男性が目立つ。
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自民と立民の両国対委員長の間では、国会議員の夜の会食についてルール作りを検討することで合意していた。
「しかし、自民党の森山裕国対委員長は当初から及び腰でした。森山氏は『菅総理と二階さんが仕事にならない』と漏らしており、会食を政治活動の柱にする2人の存在を常に気にしていたようです」
坂本哲志地方創生担当相は25日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス感染が判明した自民党の石原伸晃元幹事長を含む3人で会食したことを認めた上で、「2メートル以上離し、対面ではなく三角形式で、マスクを付けた」と釈明した。
立憲民主党の小川淳也氏は「この期に及んで不用意な会食は信じ難い」と批判。更迭を迫ったが、菅義偉首相は「坂本氏を信じている。更迭は考えていない」と拒否した。
男の発言はそれ自体が価値があるもので、女の発言は時間をつかうために特別な価値が求められる……という不平等な前提が森発言の背後に隠されている気がする。
また、ここ最近の報道で読みごたえあるJOC理事の発言といえば、女性の山口香氏によるものだけだったな……ということも思い出すのだった。
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念のため、たとえ現状の女性理事から有意義な提言がなされなかったとしても*2、森発言が性差別的であることに変わりはないが……