プロ野球元広島東洋カープの投手で、福井県敦賀市出身の高橋里志(たかはし・さとし)さんが1月31日、肺がんのため広島県広島市内の病院で死去した。72歳だった。葬儀は親族のみで行った。親族によると、昨年6月ごろから体調を崩し入院していた。
高橋さんは敦賀工業高校、電電北陸から1968年にドラフト4位で南海(現ソフトバンク)に入団。74年に広島入りすると、77年に20勝を挙げセ・リーグ最多勝を獲得した。82年には日本ハムで最優秀防御率(1・84)に輝いた。86年に現役引退。通算309試合、61勝61敗4セーブ。