14年間、誰も解けなかった代替現実ゲームが2020年に解決。1枚の顔写真から「サトシ」を探し出すゲーム「10億分の1」
現実世界を舞台にした代替現実ゲームを提供する英国のマインド・キャンディー社が2006年に出題した、256番目のパズル「10億分の1」。

パズルに用いられた1枚の写真には男性の顔と「私を見つけなさい」という文字だけ。ヒントは「私の名前はサトシです」というもの。

2007年、このパズルに熱心に取り組んだローラさんが撮影現場がカイゼルスベルグであることを突き止めるも、サトシがどこの誰なのかはわからないまま。

2018年に再びサトシを探そうとする動きが高まり、2020年12月に進化した顔認識技術で検索したところ、検索結果の4ページ目にある集合写真が表示される。

写真が掲載されたウェブサイトを調べ、ハーフマラソンの集合写真を発見。

このマラソン大会が信州駒ヶ根ハーフマラソンであること、彼のゼッケンが2938であることから、彼の名前が下島聡 シモジマサトシであることを突き止める。

下島さんの会社のメールアドレスが分かるので、日本人の友人の助けを借り、英語と日本語で下島さんにメールを送ったところ、彼が長年探し求められていた「オレたちのサトシ」だという返信があり、長年の謎が14年目にして解かれる事となった。

サトシを探すために作られたサイト「Find Satoshi」にはその経緯と、サトシからの返信メールが英文で掲載されている。

サトシさん、パズルに使用するために顔写真の使用を許可したことをすっかり忘れていたみたい。

How We Solved A 14 Year Old Mystery - Inside A Mind






































































































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