会計士にもバカンスは存在するのか-パリの会計事務所インタビュー!(後編)【「旅人会計人 地球紀行」第8回】
コンタプリュス公認会計士事務所の強み
インタビューの最後に、コンタプリュス公認会計士事務所の強みについて伺ってみました。
マルシィアノさんがおっしゃるには「一番の強みはトータル的に多角的にコンサルティングすること。自分が経営者だったらどうするのがいいか、経営者の立場に立ったアドバイスをすること」
トータルコンサルタントを行う。会計や税務に関する知識だけでなく、幅広い知識がある人はそれほど多くはいません。たとえばマルシィアノさんは公認会計士の資格を持っていらっしゃるだけでなく、法学と経済学についても修士課程を修めていらっしゃるとか。
このようなバックグラウンドがあるため、コンタプリュス公認会計士事務所は会計税務はもちろんのこと、法律なども含めたトータルコンサルティングが行えるそうです。
幅広い知識から、クライアントにとって最良のアドバイスを行うことができることが、コンタプリュス公認会計士事務所の強みであるとおっしゃっていました。
また、コンタプリュスではフランスのルールに合わせて仕事をするが、クライアントが知らないであろう日仏のルールの違いやギャップについて先回りして知らせ、そのギャップの橋渡しをすることにも注力しているとおっしゃっていました。
国内だけで業務を行なっているのなら、フランスや日本それぞれの法律やルールだけを知っていればいいですが、国をまたがって業務展開する上では、その違いを知っていないといけませんよね? とはいえ、それを全部自力で調べるのは大変です。そういう痒いところに手が届く対応も強みだそうです。
最後に、日本人のスタッフが10人以上いることも強みの一つだとおっしゃっていました。言葉の壁があるフランス進出において日本語で相談できるのは安心感ありますよね。
世界の会計士の話を聞くのって思っていたより面白いかも!?
こんな感じで今回のインタビューは幕を閉じました。正直初めてのインタビューだったこともあり、質問の内容や話の広げ方など、準備不足を感じることも多くありました。
一方で、初めて海外の会計士の話を伺って、国が違えばルールが違い、そのことが会計や税務にもいろいろな違いを生み出しているのだな! ということをリアリティを持って感じることができました。
著者: 三矢英人
旅人会計人
一橋大学商学部経営学科卒業。大手証券会社勤務を経て、米国公認会計士試験合格。2013年11月より長期旅行中の「行きたいところに行き、見たいものを見て、食べたいものを食べ、飲みたい酒を飲む」がモットーな旧時代的旅行者。3度の飯より酒が好き。『アジア旅行最強ナビ』本文執筆、写真提供
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