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学園騎士のレベルアップ! 〜 レベル1000超えの転生者、落ちこぼれクラスに入学。そして、 作者:三上康明
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ふるさとは遠くにありて思うもの(後)

 悲鳴が聞こえたほうへ走っていくと、そこは村の外郭、丸太による簡単な柵がある場所だった。

 悲鳴を発したのは村の女性で、なんだなんだと人々が集まっている。

 俺たちが見たのは血まみれの男に肩を貸して歩いてくる冒険者風の男だった。


「すまねえ! 討伐は失敗だ! 狂乱牛がこっちに向かってる……!」


 すると「ひぃっ」というような悲鳴がさらに起きた。

 俺はとにかく近くにいるオッサンに話しかけた。


「なになに、どういうことなの?」

「お、お前、レックんとこのソーマか? いやはや、見違えたなあ。デカくなりやがって」

「そりゃまあ成長期だから……じゃなくて! 狂乱牛ってなんだよ? 確か森の奥地にいるモンスターだろ」

「お、おお……はぐれの個体だったが村の近くに来ていたと報告があって、それで村長が外から冒険者を呼んだんだ。倒してくれって」

「で、失敗したと?」

「ああ……」


 そのとき俺はすさまじくイヤな予感がした。

 確か狂乱牛はラ●ドクル●ザー並にデカイ牛で、こっちから手を出さなければ異常に草を食いまくるくらいの無害なモンスターだ。

 だけどたかだか1頭でもはぐれてきたら……麦を植えている畑が大打撃だ。村長はそれを放置できないだろう。

 とはいえ手を出してしまえば、その名の通り「狂乱」する。

 見境なくなって襲いまくる。

 血まみれの冒険者が柵のところまでたどりつくと、細い隙間から村人たちが中へと招き入れている——。


「ッ! いる、奥に!!」


 柵の向こうは森だ。木立の向こうに、ぎらりと光る赤色の目。

 俺が叫ぶと村民たちは蜘蛛の子を散らすように逃げ、冒険者たちがよたよたと村内に入ってくる。

 狂乱牛が駈けてくる。

 ラ●クルと言ったな。あれはウソだ。どうみてもダンプカーサイズだ。


『ブモオオオオオオオオ』


 焦げ茶の体毛は微妙に長く、ドレッドヘアのようにまとまって縮れている。

 バッファローのように湾曲した角を地面すれすれに構えて、突っ込んで来る。

 柵なんて、このサイズの敵を相手にしたらなんの意味もない。余裕で吹っ飛ばして突っ込んできた。


「スヴェン!」

「はい!」


 俺とスヴェンは刀身が黒の剣を抜くと左右に走る。

 転んだ冒険者たちの横をすり抜け、狂乱牛の横へと駈け抜けざま、


一閃(スラッシュ)!」

斬撃(スラッシュ)!」


 その足目がけてエクストラスキルであるスラッシュを放った。


『ッギ!?』


 手応えあり。

 前足を切り裂いて血しぶきが走る。

 狂乱牛は前のめりになって転ぶと、頭を抱えてうずくまる冒険者たちの手前に横倒しになり、そのまま地面を跳ねると彼らを飛び越えて転げていった。


「……ふぇ?」


 泣き顔の冒険者たちがきょとんとしているが、


「スヴェン、油断するな。やっこさん、まだまだ暴れ足りないみたいだ」

「——奇遇ですね。俺もです」

「…………」


 こっちにも「狂乱剣士」がいたな、そう言えば……。


『ギギギギギギ!!』


 骨折でもしてくれていれば御の字だったのだけれど、太い骨にはヒビも入っていないらしい。

 狂乱牛は起き上がると泥と血にまみれた身体をこちらに向ける。

 牛って歯ぎしりするんだな。


(さて、どうするか。正面切って戦うにはこっちの被害も大きくなりそうだし……この人たちもまだ逃げられそうにないし)


 冒険者のうち片方は涙に濡れた顔で呆け、もうひとりの血まみれのほうはとっくに気を失っている。

 さあ、どうする——。


「ヒャッハァーッ!!」


 そのとき、近くの納屋の屋上からジャンプした人影が、狂乱牛の頭上へと降ってきた。


『!』


 影で気づかれたが、狂乱牛の図体はデカい。身体をよじってかわそうにも遅い。

 その人影は狂乱牛の背中に、両の手に持った2本の短刀をズブリとブッ刺した。


『ブモオオオオオオオオ!!』


 その大音声は離れていた俺とスヴェンですら耳を塞がないと鼓膜が破れるかという感じなのに、背中にへばりついたヤツ(・・)はむしろ喜ばしそうに叫んだ。


「アッハハハハァッ!」


 ああ……いやだ。

 ほんとうにいやだ。

 俺がたった1年、村を空けている間に戦闘狂が高じてただのバカになっている……。


「レプラ! 無事か!?」

「アハハハアハハ」

「…………」


 ダメだアイツ。鼓膜もイッてやがる。

 髪をオールバックにし、粗末な服はあちこちちぎれて洗い落とし切れていない血のシミが多数。それが人間のものじゃないことを俺は切に願うよ。


「師匠……」

「言うな、スヴェン。昔はまともな男の子だったんだ」

「俺も参戦しても?」


 そっちかよ。もう好きにして。


「参る!」


 スヴェンが剣を構えて突っ込んでいくと、


『ブモッ!!』

「アハァハハハハァハァッ」


 落とそうとする狂乱牛と刺した剣にへばりついたレプラとが、なんかロデオみたいになっていた。

 巨体が揺れ、近づくだけで地響きでろくに動けないようなところだけれど、スヴェンの踏み込みは——年がら年中、毎日1千回を超えてやっている踏み込みは、まったくもって正確だった。


「スラッシュ!!」


 なんという美しい剣の軌道だろう。

 ナナメに振り抜かれた剣の切っ先は狂乱牛の胴体にめり込み、さらには派生した斬撃が肉に食い込んでいく。


『ブモオオオオオオッ』


 狂乱牛がその場に転げたのは、ダメージによるものではなかった。直接的にレプラを押し潰すため、そしてそのままスヴェンに突っ込むためだ。


「やば」


 レプラは短刀を捨てて後ろに跳び、スヴェンもまた横っ飛びに跳んで攻撃をかわす。


『ブモーッ、ブモーッ』


 距離を取った狂乱牛に相対するふたり。

 レプラとスヴェンが肩を並べた。


「アンタやるじゃん。どこの誰?」

「……お前が、お前が師匠に最初に手ほどきを受けた男か……なんとうらやましいッ! だが、俺が一番弟子だァッ!」

「おいおい、ずいぶん血の気のあるヤツだなぁ。この牛ッコロ片づけたら俺とやり合おうぜえ……」

「俺が、師匠の、ナンバーワンッ!」

「いいねえ!」


 やべーよ。マジでやべーよ。

 アイツらの会話がまるきり成り立ってないし、まったく理解もできない。

 だというのに、ふたりしてキリッと狂乱牛に身体を向けた。


『ブモオオオオオオオ!!』


 狂乱牛が突っ込んで来る。

 敵も、このふたりがメインターゲットだと判断したみたいだ。


「どうやらアンタもエクストラスキルは使えるみたいだけど、その程度なら俺にはかなわない……ぞっと」


 俺はレプラの身体が「生命の躍動(ライトインパクト)」によって活性化されたことに気づいた。【格闘術】の最初のエクストラスキルだ。


「まだまだ、この上だァッ!」


 次にレプラの身体が銀色の光に包まれる。

【格闘術】レベル300——「硬筋力(ストーンスキン)」だ。

 短い時間ながらあらゆる刃を通さない皮膚となり、素手が、鋼鉄のごとき硬さとなる。


「——この一撃で仕留めよと、師匠はおっしゃっている」


 するとスヴェンもまた腰を下げ、剣を引き気味に下段に構えた。

 その剣にまとわりつくのは神秘の波動。

 いや、俺はなにも言ってないです。


「でやああああああああああ!」

「きええええええええええい!」

『ブモオオオオオオオオオオ!』


 突っ込んできた狂乱牛の真っ正面にレプラは突っ込む。

 眉間に叩き込んだ拳は、そのまま頭蓋骨を陥没させ、狂乱牛が白目を剥いた。

 レプラは車に轢かれた歩行者のように身体に乗り上げると、そのまま上空へ放り出された——ぐるんぐるん回転してるけど、ストーンスキンがあるからたぶん無傷。

 狂乱牛は勢いが死なないままスヴェンに突っ込む。

 スヴェンはわずかな歩数で狂乱牛の横をすり抜けると、剣を振るう。

【剣術】レベル300——「孤月斬撃(クレセントスラッシュ)」。

 広範囲に渡る斬撃が狂乱牛を切り裂き、首の下から背骨へと斬り上げた。

 30メートルほど走ると狂乱牛の足元がおかしくなり、首がずるりと落ちると身体は横倒しに倒れた。

 遠いところで、レプラが墜落した。




「……ふむ、つまりミーアは騎士学校へ入れるのもいい、というわけか?」

「そうですね。本人の希望次第ですけど、そこは説得できると思います」

「しかしあの子が騎士かのォ……」

「まあ、可能性を決めるのは我々大人ではなく、子ども本人でしょう」

「……お前も子どもじゃろ」

「あっ」


 狂乱牛騒ぎから1日が経って、村はお祭り騒ぎだった。

 狂乱牛の肉を使った焼肉パーティーである。

 肉食はやっぱり限られてるからね、肉があるとうれしいよね……たとえ筋張っていてもね。

 村の広場に設置されたテーブルで、俺は村長と向かい合いながら、レアに焼いたステーキを食べている。ドチャクソ固い。村長はレバーやらハツやらの内臓を食べていた。「これでまだ長生きできる」と言っている。


「しかし、レプラのほうはだいぶこたえたようでよかったわい」


 昼間からレバーを食いながらぐびりと発泡したエールを呑む村長。俺も早く大人になりたい。

 そう、レプラはスヴェンをライバルとして認め、狂乱牛を倒してからずっとふたりで模擬戦をやっている。

 スヴェンにとってもいい刺激になるようで、というか、エクストラスキルの2つ目を持ってる模擬戦相手なんてめちゃくちゃ限られているので、ふたりとも戦う相手に餓えていたのだ。

 レプラが「戦う相手はいないかな?」と街道を眺めたり、通りがかる商隊にケンカを売るのがなくなっただけでも村長はうれしいとのことだった。

 すでにレプラも、王都へ連れて行くことが決まっている……。

 まあ、ここでくすぶらせるよりいいかという判断だ。

 エクストラスキルが使えるってだけで雇ってくれるところもあるだろうし。


「なので、今年の夏からは騎士の選抜試験がありますから、ミーアには勉強を……」

「面倒じゃからミーアも連れて行け」

「すごくイヤです」

「ミーアは行きたそうじゃぞ」


 広場のはしっこで、朝から模擬戦やり続けて息も絶え絶えになって倒れているふたりがいる。それを間近まですすすすとやってきてのぞきこみ、ハァハァしているのがミーアだ。きっとレプラとスヴェンの組んずほぐれつを想像しているのだろう。

 ……控えめに言っても連れて行きたくない。


「頼むぞ、ソーマ」

「イヤですって」

「ほぉう? ならばレプラがこの1年で破壊した村の備品について、弁償してもらうかの?」

「はあ!?」


 村長がするりと差し出した木片に書き込まれていた金額を見て、


「……引き取りますわ」

「頼むぞい。しかし肉は美味いな」


 俺は頭を抱えた。

 狂乱牛を討伐した肉の代金も引いた上で、あの金額かよ……。

 俺、そんな問題児を連れて行かなきゃならんのか……。




 来年の入学試験で、レプラとミーアが台風の目になることをこのときの俺は知らなかった。いや、正直に言えばちょっとだけそんな気がしてた。

道を外したレプラとミーアでした。

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