信号機の配色ですね(笑)。
黒いタンク塗装と黒いヘルメットばかりが
世の中増え過ぎていて個性がないので、こ
のオリジナル塗装のヘルメットにしていた
が、古いけど黒のショウエイを引っ張り出
して被ろうかとも最近思ってる。
アライのもあるけど結構古いんだよなあ。
ラパイドの(笑)。
バイクもウエアも古くても問題はないけ
ど、ヘルメットの場合は、帽体の発泡スチ
ロールが経年変化で硬化して縮むからね。
そうしたら寿命。
あと、一度でも路面に落としたりしたら
それでもメットはオシャカ。
そんなもん。
この今のメインメット以外に一度も転ん
でない予備の古いフルヘルのメットは5個
あるが、まあ、まだ安全性が大丈夫な黒っ
ぽいショウエイもまた被ってみるか。
なぜマット塗装が大流行なのか、私には
理由が分からない。
面白い色彩感が流行っていると思う。
人気の理由が分からないまま、私もマット
ブラックヘルを複数持っているし、使用し
ている。
二輪関係のマット塗装は、元々は四輪車
での流行の影響でと記憶している。
しかし、大元は光を反射させない軍事塗装
からだろう。戦車、車両、軍艦、航空機。
典型的なのが戦闘機で、これは航空機の
歴史の中では最初から今までずっと艶消し
塗装だ。航行秘匿性のためである。
第二次大戦末期に米軍が無塗装のジュラル
ミンの銀肌剥き出しの爆撃機で日本上空に
に押し寄せたのは、制空権を掌握したので
塗装して隠す必要がなかったから。
広島、長崎の原爆の犠牲者は甚大だが、
3月の東京大空襲では、それよりも多い人
たちが一晩の空襲で焼き殺されたのを忘れ
ないでね。
都市空襲というのは、完全に大量殺戮で
あるのだから。
地獄の業火には、色など無い。
あるのは、待っている暗闇ばかり。
色彩こそは平和の象徴だ。