新入生及び保護者の皆さんこの度はご入学おめでとうございます。
はじめまして。現在、東北大学3年のピュアトトロ(@totoro_68)がお送り致します。
- 東北大学経済学部に在学中
- PCはヤマダ電機で購入
進路先が決まって安心する気持ちもあるとは思いますが、新型コロナウイルスによっていろいろと不安はあると思います。
今回の新型コロナウイルス感染拡大に伴って、オンライン授業が導入されるなどとますますPCの必要性はより高まってきています。
最近ではより必要性が増しているパソコンですが、みなさんは大学生協組合(通称:生協)でも新入生向けにパソコンが販売されていることをご存じでしょうか??
しかし、「生協PCは高すぎる」「生協パソコンはぼったくり」などと非難の嵐。笑
2020年東北大学生協で売られているPCはMakBook Airの本体価格は168700円(税込)FUJITSU UH大学生協オリジナルモデルも166000円(税込)
このパソコンの本体価格に「プリンタ」「ひかり」が付随するセットプランであると20万を越えてくる大学がほとんどです。
パソコン本体で16万越え!?たかすぎ!
たしかに、これではぼったくりと言われても無理はないですよね。笑
ここでこの記事では現役大学生の視点を踏まえつつ生協PCが高額な値段である理由について追及していきたいと思います。
- 生協PCを購入しようか迷っている
- 生協PCを買ってよかったのか不安
生協パソコンが高すぎる隠された理由
それでは、さっそく本題の大学生協で売られているパソコンが高すぎる理由についてご紹介していきます。
保証・保険制度が充実しすぎている
まず生協PCはパソコンが壊れた時に修理金額を負担をしてくれる保証・保険が非常に手厚くなっていることが原因として挙げられます。
まず、保証期間についてみていきます。
通常のパソコンの保証期間は1年間で二年目以降、パソコンが壊れても保証が利かずに学生自身に過失がなくとも修理費、再度購入費は全額自己負担となります。
ノートパソコンを購入すると保証期間というものがあります。どのメーカーのパソコンを購入しても保証期間は通常は1年間で各社共通です。
しかし、生協PCのメーカー保証(自然保証)は大学生活の四年間を考慮して期間が四年間に設定されています。
さらに、生協PCは通常のPCに付帯されている自然保証に加えて動産保険も付帯しています。
メーカー保証(自然保証)は所有者自身に過失がなくともPCが故障してしまった場合給付にされる制度です。
- 液晶が映らなくなった
- キーボードが利かなくなった
動産保険は思わぬ事故でパソコンを故障させてしまった場合に適応され、保障される保険です。動産保険は意外と使われることがおおく多くの給付事例があります。
保険が手厚いとか言われても実感が湧かないぜ
と思うので、動産保険の実際の給付事例をご紹介します。
- 持ち運び中にPCを誤って落下→修理費用10万円
- コーヒーをこぼしてPC破損→修理費用8万円
生協PCであれば、このようなハプニングの際でも自己負担金たったの5000円で修理をしてくれることが可能です。(2021年東北大学生協)
このように保証の期間が長くて範囲が広ければ故障した時の修理費や部品代を会社側が負担しなければならないので当然、PC本体の値段も高くなります。
持ち運びには便利すぎる
生協パソコンは持ち運びがとても便利である利点があります。
持ち運びにおいて重要な視点で実際に2021年の東北大学生協で販売されているMacbook Airと富士通&大学生協モデルUHの二台で比較していきたいと思います。
- 厚さ
- 重量
- バッテリー駆動時間
厚さ
MacBook Air…1.56㎝ 富士通UH…約1.5㎝
厚さは大学ノート1.5冊分ほどなので、鞄の中の体積をとることもないです。
軽さ
MacBook…Air1.29㎏ 富士通UH…0.894㎏
大学生協で売られているPCは驚くほどの軽さです。
僕はヤマダ電機で生協PCの三倍の重さのPC購入しました。
毎日、仕方なく大学に持って行って使用していますが、周りから「ぶんちん」と言われからかわれています。笑
軽くて持ち運びやすいパソコンを買っておけばよかったと心の底から後悔しています。
教科書一冊より軽いのでPCを持っていても気付かないこともありえますし、持ち運びも苦に感じることはないと思います。
バッテリー駆動時間
MacBook Air…11時間(最大)富士通UH…約24時間(最大)
このくらいバッテリー持ちするPCであれば、充電の心配もなくPCを利用出来ます。
大学生でPCを使うならば、PCは持ち運べるもので軽くて薄いPCがおすすめです。
大学生ってPC持ち運びするの⁉
筆者自身は二年間大学生活を送ってきましたが、大学生活においてPCの持ち運びは必須と感じています。
授業資料のデータ化
ほとんどの授業が資料がデータで送られ、授業でそのPDFを参照にしながら授業を受けることがほとんどです。
スマホでもできますが見ずらいので、やはりPCを講義室に持ってきて授業を受けることが望ましいです。
授業外で課題をする
授業と授業の合間(通称:空きコマ)にレポート課題作成、プレゼンの資料作成等の授業の課題でPCを使用することがあります。
部活動が始まる前、塾講師などアルバイトの前にもWordやPowerPointを使用して作業を進める学生もいます。意外と大学生は家以外でPCを使用することありますよ。
薄くて軽く持ち運びやすい電化製品ほど値段が高くなるように薄くて軽くバッテリー性能に富んでいる生協PCは高くなるのです。
スペックが良すぎる
大学生協で販売されているPCは大学生が勉強するに当たって必要なスペックがすべて満たされているという安心感があります。
例えば、東北大学ではPC必携化に伴って大学から学部ごとにPCのスペックを要求されています。
大学生協のPCはこうした大学が推奨するスペックをすべて満たしているため、スペックをいちいち確認する手間も無くなります。
必要なものが揃いすぎている
生協のパソコンはOffice365、ウイルスバスターなど付随しなければならないものはすべて付けられ、以下の付属品を含めた金額が表示されています。
- PC&ソフトウェア初期設定:約15000円
- Office365:約30000円~40000円
- ウイルスバスター:約6000円
- OSリカバリ(初期化):20000円
一方で、市販の家具量販店で提示されているものはすべて本体価格のみです。
表示されている値段は安くても大学生のPCに必要不可欠であるOfficeなど含めた実際の購入金額は表示価格から3万~4万ほど追加した金額になります。
これをわかってないで購入すると、意外と高かったと後悔して痛い目見ますよ。
生協PCのデメリット~こんな学生は他店で購入すべき~
さて、ここからは生協パソコンではなくて他店で購入するべき新入生の特徴をご紹介していきたいと思います。
- 値段はやはり高い
- デザインの種類が少ない
- 特別なスペックはない
絶対に譲れない予算がある新入生
生協PCは価格14万~17万円とお世辞にも安いとは言えません。
こんな値段PCに払えねぇ!
と感じれば、他店で購入するべきだと思います。
しかし、安い価格を重視するなら持ち運び通信速度スペックなど他の要素を妥協する必要があるので注意が必要です。
ヤマダ電機など他の家電量販店ならOffice365、ウイルスバスターの金額込みでも12万程度の比較的購入しやすいPCが購入できます。
さらに他店でPC購入すると沢山のポイントを稼ぐことが出来ます。
実際にPCをヤマダ電機で購入した筆者は電子レンジをPCで追加されたポイントのみで購入することが出来ました。
家電量販店の割引券など持っていれば他店と比較検討してみる価値はあると思います。
PCに関して独特の拘りがある新入生
大学生協のPCは色やデザインの種類には限界があります。いいように捉えればシンプルですが、PCの個性はないです。
俺はあのデザインのPCが欲しい!
このようにデザインの拘りがある新入生は他店の沢山の種類のPCの中から自分が気に入ったデザインのPCを購入することをおすすめします。
特別な目的でPCを使用する新入生
大学生協のPCは大学生にとって十分なスペックが備わってはいますが、特別高度なスペックが備わっているはいません。
YouTuber、ゲーム中継者など普通の学生とは違った特別な活動をしている、趣味を持っている学生はよりハイスペックなPCが必要です。
一般の家電量販店で必要スペックを満たしているPCを購入することをおすすめします。
最後に
いかがだったでしょうか?
この記事では大学生協のPCが高い原因についてお伝えしていきました。
- 保証期間が長い
- 保証対象が広い
- 持ち運びに便利(薄くて軽い)
- 高スペック
- 周辺機器まで揃っている
このように大学生協のPCがぼったくりといわれるのはちゃんとした訳がありました。
そもそも非営利団体(利益を目的としていない団体)である大学生協が必要以上に高価な値段に設定してぼったくりをしていると考えることは難しいです。
東北大学生協で売られているPCは毎年様々な企業のPCを持ち込み、選び出すPC選定会で実際に東北大生が選んだパソコンです。
したがって、新入生は生協PCを購入しても問題ないと僕は思っています。
PC選びに限らずみなさんが充実した大学生活を送れることを願っています。
最後まで御覧いただきありがとうございました。
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