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感染90代母と60代娘が自宅で同日に死亡 基礎疾患あったが“母の介護”で自宅療養
更新:2021/01/29 11:10
大阪府枚方市で去年12月、新型コロナウイルスへの感染が判明した90代と60代の親子が自宅療養中に容体が急変し、相次いで死亡していたことがわかりました。
大阪府によりますと去年11月下旬、枚方市に住む90代の母親と60代の娘が発熱し、PCR検査を受けたところ陽性が判明。同居していた娘の夫と子どもも含めた家族4人全員の感染が確認されました。
90代の母親と60代の娘はいずれも基礎疾患がありましたが、保健所と相談して、軽症と診断されたことや母親の介護などを理由に自宅療養することを決めたということです。
しかし、約1週間後の去年12月2日、容体が悪化して死亡が確認されました。保健所は毎日電話で健康状態を確認し、亡くなった日の朝も電話していましたが、異常は確認できなかったということです。