世界のこぼれ話

臭いで判別、チリ国際空港で新型コロナ探知犬が活躍

 チリのサンティアゴの国際空港で、嗅覚を活かして新型コロナウイルス感染者を識別する探知犬が活躍している。21日撮影(2020年 ロイター/Ivan Alvarado)

[サンティアゴ 23日 ロイター] - チリのサンティアゴの国際空港で、嗅覚を活かして新型コロナウイルス感染者を識別する探知犬が活躍している。

探知犬チームは複数のゴールデンレトリーバーとラブラドールレトリーバーで編成。赤い十字の付いた緑の「バイオディテクター」ジャケットを着て任務にあたり、感染者を識別するとお座りで知らせる。任務の報酬として餌がもらえる。

検査所に到着した旅客は首と手首をガーゼで拭き、ガラスのコンテナに入り犬のいる場所に移動、ここで探知が行われる。

嗅覚を生かした作業犬としては麻薬や爆弾の探知犬が最も知られているが、過去にはマラリアやがん、パーキンソン病の探知訓練が行われた例もある。

新型コロナ探知犬は、アラブ首長国連邦(UAE)やフィンランドの空港でも活躍している。最近のある研究では、感染者の探知率は80─100%とされる。

東京五輪、米フロリダ州での開催をIOCに申し入れ=州当局者
1.26
日本政府、コロナのため五輪中止が必要と非公式に結論=タイムズ紙
1.22
IOC、東京五輪の中止報道を否定 山下氏「ばかげている」
1.22
緊急事態宣言、「段階的解除」で調整 延長なら1カ月軸=関係筋
1.25
東京五輪中止なら保険会社の損失30億ドルも、過去最大
1.27
メルクがコロナワクチン開発中止、免疫反応不十分 治療薬に注力
1.25
NY株620ドル安、J&J治験結果を嫌気 ゲームストップ68%急騰
1.29
焦点:止まらない独東部の感染拡大、極右のコロナ軽視が対策阻む
1.23
バッハIOC会長、東京五輪実現へ決意表明 「見通しは良好」
1.24
定額給付金の予定ない、最終的には生活保護ある=菅首相
1.27