2019年9月にクランクインした連続テレビ小説「エール」は、2020年10月、全ての撮影を終えました!
主な出演者のみなさんのクランクアップの様子を、それぞれのコメントとともにお届けします。
1年前、昨年の9月のスタジオから始まって、ふみちゃんと一緒に駆け抜けてきましたが、スタジオで学生服を着て撮影してたのが昨日のことのように思えます。
毎回毎回、「エール」は名シーンが生まれるんですよね。どんどんいいものになっていって、人を応援する力が生まれてくるな、と日々感じていました。
まずは何よりも、この「エール」に携わったみなさんご自身を褒(ほ)めてあげてほしいなと思います。
僕は朝ドラで主役を1年間やってみて、
いろんな人を迎え入れていろんな人を送り出すという仕事なんだな、ということを立場的に感じた部分がありました。
その中ですてきな出会いをできたことが、この1年間を通して、今後の財産になったと思います。
何より、すてきな女優さんのふみちゃんと時間をともにできて、いろんな話を深くまでできて、本音で語り合えたことが、今後の形を作っていくうえで、
大きな基になっていくんじゃないかなと、自分自身大きく感じています。
みなさん、本当にお疲れ様でした!
この作品を窪田さんが演じられると発表されたときに、「どうしてもこの作品に関わりたい」と思いました。オーディションを受けてこの役をいただいたときから、音として生きようと、1年間生きてきました。
至らないところもたくさんあったと思いますが、音として、ここにいるみなさんと、裕一さんと過ごせて本当に幸せでした。
たくさんの学びをありがとうございました。本当に1年間、お疲れ様でした。
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古山 華 役・古川琴音さん
始まる前は、演じきれるかどうかプレッシャーの毎日で…。自粛期間中、毎日いただいた台本を読んでいたんですけど、とりあえず3か月の撮影を無事に終わってすごくうれしいです。
本当に愛情にあふれた現場で、とても支えられました。今度はヒロインとして戻って来られたらいいなって思います。頑張ります! ありがとうございました。 -
霧島アキラ 役・宮沢氷魚さん
撮影は1か月ほどでしたが、楽しい時間を過ごせました。
「Shake, Shake, Shake」と「Moon light serenade」で紅白を狙います(笑)!
鉄男を演じさせてもらって、自分とは正反対で…でも、そんな人間になりたかったな、そういう憧れを抱きながら、鉄男をやらせてもらいました。自分が憧れる人間を1年間演じられて、とてもうれしかったですし、そんな機会を与えてくださった方々に本当に感謝します。
そして、窪田さん、二階堂さんをはじめとするキャストのみなさんと、スタッフのみなさん、本当に才能あふれる方々で、そういう方々と1年間ご一緒できたことはとても楽しかったですし、刺激になりました。
またみなさんとご一緒できることを祈って、これから毎日頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。
とにかく佐藤久志という役が楽しくて、この現場に来るのが本当に毎日(楽しくて)…終わった感覚が今はまだないんですけれども…。
僕自身も、実は子どものころシャイでネガティブな幼少期で、ある先生との出会いがあって、歌というものに出会って、今の自分があるという、久志が藤堂先生と出会ったのと重なる部分があって、音大に行っていたこともそうですし、自分の人生でやってきたことが全て重なっていて。
小学校の時も6年間野球をやっていて、甲子園がずっと毎年楽しみで、その甲子園が中止になってしまったという後に、「栄冠は君に輝く」という楽曲を歌わせていただくことにも、すごく大きな縁を感じて…忘れられない2020年になりました。最後にみなさんにプレゼントを贈ります。
♪ああ 栄冠は 君に輝く~
ありがとうございました!
なんかちょっとウワサでね、またどこかで(花を)渡されるんじゃないかっていうのが、ちらほら出てるんですよね(笑)。この後、仕事の合間に来る可能性もあるけど、とりあえず今回は終わり、ということで。まぁ、どうせあとは幽霊しかないんだから(笑)。次はじゃあ、もしあの世で出る機会があれば、今度はヅラで…ロン毛のヅラで(笑)、出たいなって思います。
とりあえずは終わりましたので、みなさんまだ先がめちゃくちゃ長いので、とにかく病気とかケガとか気を付けて、最後までやってください。窪田がそろそろ飽き始めていますから(笑)。
(窪田さん「ちょっと! やめてくださいよ! そんなことありませんから!」)
とにかく、みなさんも最後までフォローしてやってください。ありがとうございました。
今のシーン(浩二とまき子の結婚式)の後だけに、涙が出てきてしまいます。
2020年、記念になる年で、記念になるドラマで、すてきなみなさんにお会いできてうれしかったです。残りも頑張ってください。
▲ウワサ通り、三郎は幽霊として再登場!
浩二 役の佐久本 宝さんは、妻・まき子 役の志田未来さんと♪
スタッフ、出演者のみなさま、長きに渡り本当にお疲れ様でした。
コロナという大変な状況の中、スタッフ演者のみなさんは想像以上に健康に注意を払い多くの不安、プレッシャーを抱え撮影に臨んでいらしゃったことと思います。
こんなに大変な思いをするというのは誰も想像もしなかったことです。
再放送期間中、私の同級生だったり、ご近所の方、いろんな方が再開を心待ちにしてくださっていることを知りました。途中休止になり改めてみなさんの声援が届きました。
まだまだ大変な状況ではありますが最後まで無事に完走できるように遠くから、心は近くにあります!!お祈りしております。
エールに出演させていただけたことに心から感謝して。。。本当にありがとうございました。
まさか、こういう再登場になるとは思っていませんでしたが、すてきな役をいただき、ありがとうございました。 撮影はまだまだ続きますが、こういう時期でもありますので、みなさんお体に気を付けて最後まで突っ走っていいものを作りあげてください。 楽しみにしております。ありがとうございました。
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関内 吟 役・松井玲奈さん
エールが発表された時に、私の生まれ育った豊橋という街が舞台ということで、関われたらいいなと思っていました。 こんなすてきな妹と、すてきなお母さんと、すてきな旦那さんと、息子に恵まれて、関内吟という役を演じることができて、本当に幸せでした。 大変な中、一緒に作品を作ることができて本当にうれしく思います。ありがとうございました。 -
関内智彦 役・奥野瑛太さん
個人的なことですが、強面(こわもて)の役を演じることが多いもので、朝から全国のお茶の間の気分が悪くならないかなぁなどと心配しながらも、 緊張感のある初「朝ドラ」の現場をとても楽しませていただきました。しかも、松井さんの旦那役で…(ニンマリ)。
しかし、突如訪れたコロナ禍で、撮影現場の日常も失われました。そのことは、演じた役の智彦同様、僕自身今まで信じていた全てのことが無くなってしまったようで、 正直なところ再び撮影の現場に立つことを諦めた日々を過ごしました。 そんな中「エール」の撮影が再開し、内心沈んだ気分を引きずったままスタジオに入ると、そこには現場の火を消さないよう必死で動き続けるスタッフのみなさんの姿がありました。 「現場が動いてるぞーー!! 動かしてる人たちがいるぞ!!!」 薪(まき)をくべ続けるみなさんの背中が僕にとってどれ程救いだったことかわかりません。 すてきなキャスト、スタッフのみなさんに、たくさんのエールをいただきました。きっとそんな「エール」が日本全国のお茶の間にも届いていたことと思います。 本当にありがとうございました!!
経験のないこんな僕を受け入れてくれて、すばらしい作品にこれだけ長い間携われることはなかなかないので、貴重な体験になりました。
何よりもすばらしい俳優さんとやれたこと、特に薬師丸さんには毎回どぎもを抜かされて、すごいなって…。こんなにたくさん(エネルギーを)もらえる俳優さんとできたこと、 本当に感謝しております。ありがとうございました。
みなさん、本当にありがとうございました。右も左もわからない僕を、監督はじめ、窪田くんもいろいろ手取り足取りご指導いただいて。
僕にとっては新しい環境だったので…、運動会のロケも戦争のシーンも、自分にとっては本当に大切な思い出になりました。44歳森山直太朗、ちょっと遅れてきた青春を過ごせたような気持ちになりました。本当にありがとうございました! 陰ながら応援しておりますので、みなさん最後まで駆け抜けてください。
まさかこんなことになるとは、誰も思っていなかったと思います。でも、全国に勇気をもたらせるような作品に参加できたこと、 本当にうれしく思います。まだ最後までありますので、どうかご無事で命を守りながら、いい作品を作ってください。楽しみに、お茶の間で見ております。 みなさん頑張ってください。ありがとうございました。
▲お2人は最終回の「エールコンサート」にも登場!
恵さんという役をこの1年ほど演じましたが、すごく楽しかったです。
朝ドラに初めて出させてもらって、現在他の局で不倫の役もやっているんですけれども(笑)、そういうドロドロな役が多かったので、 今回さわやかな役で、実家のおばあちゃんもすごく喜んでおります。
みなさま、本当にありがとうございました。またどこかでみなさんと共演できたらうれしいです。
1年強、同じ役をやるっていうのは初めてのことで…話したいことがいっぱいありすぎて…1年以上あるので(笑)。 簡潔にまとめますね。この間一番思ったことは、志村さんが生まれたときから大好きで、ずっと見てて。 志村さんがいなくなったとき、本当に自分の中の心のよりどころが1個なくなった気がして、役者なんてやめてしまおうって思ったときもあったんですけど、 窪田くんだったり、ふみちゃんだったりがいて、ここが戻ってくる場所があるっていうことが…なんか恥ずかしい……。 本当に大変なところまで落ちそうだったんですけど、ここの現場があってくれて、本当に良かったなって思ってます。 とにかく、言えなかったこととか感謝できなかったことは、常日頃から言っていこうって思ったので、ここにいるみなさんに本当に感謝です。 ありがとうございました。
落合吾郎 役・相島一之さん、鈴木廉平 役・松尾 諭さん、松坂寛太 役・望月 歩さん。
川俣銀行のみなさんのクランクアップは、最後まで笑いであふれていました!
~団長・田中 隆 役・三浦貴大さんコメント~
本当にこのメンバーでやれてよかったなと思いますし、男がこんなに集まるとくだらない話しかしないんじゃないかなと思ったんですけど(笑)、 非常に楽しかったです。
まだまだスタッフのみなさんは撮影が続くと思いますが、本当に体調とか事故とか気を付けて、すばらしい作品になるとうれしいです。
それではみなさま、お疲れ様でした!!
歴史に残るぐらい、酷な朝ドラの撮影だったと思いますし、それを経験されたみなさんはきっと、 この先ものすごい強くなって、いろんな現場で活躍されるんだろうなって思ってます。
まさ(窪田さん)と、こうやって仕事ができたのもすごい誇りですし、みなさんのようなすばらしいメンバーのなかで立ち会わせてもらって、 本当に心から光栄に思います。最後までがんばってください。ありがとうございました。
藤丸は音楽と出会って生きがいを見つけていったんですけれども、私も同じようにこの作品に関わらせていただけて、 本当に大切なことをたくさん教えていただきました。みなさんに感謝しています。本当にありがとうございます。
こんな大変な状況下にもかかわらず、このドラマ作りに携わったみなさまに、本当に心から敬意と感謝の念をお伝え申しあげます。
ありがとうございました、お疲れ様でした。窪田くんとまたお芝居ができるということで、二つ返事で快諾させていただきました。この数か月は、芸能・芸術というのは一体なんなのかと立ち止まらざるを得なかったり、
やっぱり切っても切れないものなんだなというふうに、一日一日をかみしめながら、楽しく芝居をすることができました。
古山裕一の背中をパンパンパンッと叩いて励ましているうちに、自然と池田二郎を通じて、僕自身もすごく元気になれて。
これは1つの大きな発見だなと思いまして。支えあったり、励ましあうということが、自分にも跳ね返ってくるんだって、このドラマとこの役を通じて、教わることができました。
本当に感謝しています。
あとちょっとですが、みなさんご無事で成し遂げていただきたいと心から思っております。
余談ですけどね、きょう僕の妻が誕生日なので、この花束はそのまま…(笑)。ここだけの話ですよ(笑)。本当にありがとうございました。