相手にナメられることを防ぎ、結果お互いに良好な人間関係のバランスを維持できるようにするための俺的心得です。
オウム返しは、相手が話した言葉と同じ言葉で返答を行って信頼を築く話法、です。
これに対して...
ツバメ返しは、相手の言葉とあえて違う言葉で返答を行い、
・信頼を少し消費する
・相手のカリスマを削る
・こちらのコントロールを増やす
というワザです。
リスクも付き物なので、以下のセクションを熟読のうえご利用ください。
使い方
ツバメ返しは、オウム返しと同じくカウンター技です。
相手が何らかの発言を行ったときに発動します。
相手が「できるか?」と発言した場合、オウム返しを行うならば、「できます」と返答します。
同じ言葉で肯定の意思表示をするのがオウム返しです。
ツバメ返しは、相手が「できるか?」と発言した場合、「やれます」あるいは「もちろんです」という回答を行います。
肯定することについてはオウム返しと同じですが、相手の言葉を使わず自分の言葉で返答を行うのが、ツバメ返しのポイントです。
他の例もご紹介します
・わかった?⇒バッチリです
・説得してほしい⇒お話しします
・これは何?⇒(「これは」と言わずに)○○です
・可能性は?⇒ケースバイケースの面がありますが大丈夫です
・○○案についてどう思うか?⇒他にいいものがあれば教えてほしいぐらいです
・○○でよいか?⇒(○○と言わず)じゃあそれで
・よろしくお願いします⇒こちらこそ!(続けて、「よろしくお願いします」とは言わない)
・いいのか?⇒(いいとは言わず)やれよ
効果・効能
相手の言葉を違う言葉で表現することは、ほんの少しだけですが、相手に対して「ピリッ」とした刺激を与えます。否定する刺激よりは柔らかいですが、そのままイエスイエスと肯定するよりは大きな刺激(味覚でいう酸味のような感覚)を相手にもたらし、「コイツは何か考えがある」「コイツは他のヤツとは違う」という予感を相手が覚えます。
多用すると見透かされるので、たまに使うぐらいがちょうどいいです。
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以上です。
本理論はラーメンにたとえると「コショウやニンニクのようなもの」です。
全く無ければ面白くなく、物足りない味となりますが、強く効かせすぎると一口もまともに食べられません。
いい塩梅で使うのが大事です。使いすぎると「あ、コイツはマズい奴」と相手に気付かれてしまいます。
加減を注意したうえで、会話のスパイスにしてみてください。という提案でした。
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