IMF(国際通貨基金)は26日、「世界経済見通し」を公表し、日本の経済活動が2021年後半には、新型コロナウイルス拡大前の水準まで回復すると予測した。
IMFは、変異ウイルスなどの懸念があり、異例の不確実性の中、2021年の世界経済の成長率を5.5%と予測した。
2021年夏には、先進国などでワクチンが広く普及するとの前提で、日本やアメリカの経済活動は、2021年後半には、感染拡大前の2019年末の水準を取り戻すとしている。
また、いち早く回復している中国の2021年の成長率は、8.1%と予測している。