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相次ぐ自宅療養死亡…入院優先“スコア”1点足りず[2021/01/26 13:05]

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000205181.html

 25日の全国の新型コロナ新規感染者は2764人で、約1カ月ぶりに3000人を下回りました。一方、自宅療養中に死亡するケースが全国で相次いでいます。

■“無症状”も…自宅療養期間「残り2日」で急変

 全国で相次いでいるのが、自宅療養者が亡くなるケースです。

 福岡県で、重篤な基礎疾患のない60代の男性が、10日間の療養期間の最終日に亡くなりました。

 男性は15日に発熱し、その後も微熱が続いたため、22日にPCR検査を行いました。

 そして、翌23日に保健所に陽性の届け出がありましたが、その時点で熱などの症状はなかったといいます。

 療養期間とされる10日間まで残り2日。
 さらに、無症状であったため自宅での療養となりましたが、24日深夜、自宅で容体が急変し、搬送先の病院で死亡が確認されました。

■独自基準「入院優先度スコア」に“1点”足りず…

 神奈川県相模原市では、90代男性が亡くなっています。

 男性は家族に陽性者が出たことから、PCR検査を行い、20日に陽性が確認されました。

 無症状だったことや、近くに住む家族が健康観察できる状態だったことなどから1人で自宅療養していました。

 23日に息苦しさを訴えましたが、いったんは症状が落ち着いたといいます。

 ところが、24日、男性と連絡が取れなくなり、保健所職員が自宅を訪れると意識不明の状態で、その後、死亡が確認されました。

 男性は90代と高齢で、消化器系の基礎疾患がありました。

 しかし、神奈川県独自の基準「入院優先度スコア」では、入院の目安となる5点に1点足りなかったことも自宅療養と判断した理由だといいます。

 男性には、血液中の酸素濃度を測る「パルスオキシメーター」が貸し出されていましたが、相模原市によりますと、「本人からは『使い方が分からない』という話を頂いて、家族には説明したが、測定はされていなかった」ということです。

 自宅療養で亡くなった人は、これまでに少なくとも全国で31人に上っています。

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