札幌市は新型コロナウイルス感染対策として、対象となる札幌市内の医療従事者や介護職員などに、3月から月に1回PCR検査を行う方針です。

 札幌市は3月から月に1回、クラスターの発生が相次ぐ高齢者施設や福祉施設で働く職員のほか、長期で治療を受ける患者のいる病院で働く看護師などに無料でPCR検査を行う方針です。 

 対象は札幌市内の約600施設、4万2000人で、ワクチンの接種を終える8月までの6か月間、札幌市北区の北海道PCR検査センターをはじめ、民間の検査施設で検査を行う方向で調整しています。 

 検査費用の総額は6億円にのぼり、札幌市が全額を負担するとしています。