今、ユーチューブの動画でもしゃべったんだけど、話題の音声SNSのClubhouse、日本のソーシャルメディアでの盛り上がり方を見ていて抱いていた「イヤな感じ」と、実際に中身を見て、英語の本家の方を見た実態がかけ離れているので驚いた。


 日本だと、「インフルエンサー」のひとたちが、「おれたちゆるくしゃべるからさあ、お前らきけよ~」みたいな感じだったり、まだ招待制で一部の人しか入れてないから、入ったこととか、フォロワーを自慢してマウントするみたいな感じになっているんだけど、本家の方はイシューベースで、偉いとか有名とか関係ないでガチにいろいろなクラブがあってやっていた(笑)。


 有名だから、インフルエンサーだからと内容がないゆるいトークでも許されて、それをおれたちもあっちに行きたいなあ、イッチョカミしたいなあというグルーピーが聞いている、みたいな日本の構造じゃなくて、本当に細かく哲学とか経済とか仮想通貨とかのクラブがあって、何個かちょっと聞いてみたけどフラットにしゃべっていた。いい感じだった。


 もちろん日本みたいなゆるいのもあるんだろうけれども、アプリとしてのつくりはとても立派だ。


 有名無名に関係なくあるテーマについて話すべきことを話し、実質的に進めていくというclubhouseの文化は素晴らしい。


 問題は、インフルエンサーだ、イエーイ、ゆるく話すぜ、みたいな日本の中に、本家のガチの文化が浸透していってくれるかだけど、ゆっくりでもそうやって深まっていけばいいなあと思う。


(クオリア日記)

IMG_3842.PNG
IMG_3843.PNG
IMG_3844.PNG
IMG_3845.PNG
IMG_3846.PNG
IMG_3847.PNG
IMG_3848.PNG
IMG_3849.PNG
IMG_3850.PNG
IMG_3851.PNG