暮らし

頭の輝き具合を競う催し 秋田

頭の輝き具合を競う催し 秋田
地域を明るく元気にしようと、髪の毛が少なくなった男性たちが頭の輝き具合などを競う恒例の催しが、秋田県横手市で行われました。
この催しは、髪の毛が少なくなった男性たちでつくる、秋田県横手市雄物川町の「光頭会」が毎年行っていて、28日は76歳から92歳まで7人が集まりました。
まずは、光る頭を自慢し合う「光頭相撲」が行われ、合図とともに手拭いをとって自慢の頭を突き出すと、行司役が虫眼鏡やライトを使いながら光り具合などをみて勝敗を決めていきました。

「横綱」どうしの対戦では、輝きや風格が勝っているとして高橋万蔵さん(87)に軍配が上がりました。

また、吸盤が両端についたひもを頭につけて引っ張り合う「吸盤綱引き」では、おでこに赤い跡が残るほど強く引っ張りあい、戦いの結果、高山誠一さん(77)が圧倒的な強さで6連覇を達成しました。
高山誠一さんは「また、ことしも勝ってしまい申し訳ない。皆さんに喜んでもらえるので励みになっています」と笑顔で話していました。

「光頭会」の高橋万蔵会長は「新型コロナウイルスや大雪で大変な状況だが、輝くところを見て元気になってもらい、ことし1年を幸せに過ごしてほしい」と話していました。

特集