今月18日に岡山城(岡山市北区丸の内)の天守閣や月見櫓(やぐら)(国重要文化財)などに計30カ所の引っかき傷が見つかった事件で、岡山中央署が別の器物損壊容疑で逮捕した愛知県の40代の無職男が、犯行に関わった疑いが強まり、文化財保護法違反などの容疑で近く再逮捕する方針を固めたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、城内の防犯カメラの映像などから、傷が見つかった同時期に男が城を訪れていた可能性が高いとみられ、天守閣には男と同じ名字が彫られていた。同署は23日、岡山市内の駐車場で車に硬貨を使って傷を付けたとして器物損壊容疑で男を現行犯逮捕していた。男は「車以外はやっていない」と供述しているという。
同様の傷は昨年12月以降、松山城(松山市)や高知城(高知市)、福山城(福山市)などでも確認されており、同署が関連を調べている。
岡山市などによると、岡山城の引っかき傷は18日午前に清掃員が発見。市が被害届を提出していた。
捜査関係者によると、城内の防犯カメラの映像などから、傷が見つかった同時期に男が城を訪れていた可能性が高いとみられ、天守閣には男と同じ名字が彫られていた。同署は23日、岡山市内の駐車場で車に硬貨を使って傷を付けたとして器物損壊容疑で男を現行犯逮捕していた。男は「車以外はやっていない」と供述しているという。
同様の傷は昨年12月以降、松山城(松山市)や高知城(高知市)、福山城(福山市)などでも確認されており、同署が関連を調べている。
岡山市などによると、岡山城の引っかき傷は18日午前に清掃員が発見。市が被害届を提出していた。
(2021年01月29日 20時53分 更新)