緊急事態宣言から2回目の週末 人出に変化は…
福岡|
01/25 18:55
緊急事態宣言から2回目の週末を迎えました。県民には不要不急の外出自粛が呼びかけられていますが、人出の増加がみられる街もあるようです。
西鉄福岡駅のビジョンに映し出された福岡県の呼びかけ。人気アニメ「エヴァンゲリオン」を想起させるデザインで、無症状や軽症の感染者が多い若者へ外出自粛を促します。
緊急事態宣言が再び出されて迎えた2回目の週末。人々の動きはどうだったのでしょうか。
ソフトバンクの子会社Agoopによりますと、24日の天神は、宣言が出される前の10日と比べると約17%減少していますが、先週と比べると5.7%増えています。
一方、JR博多駅も24日の人出は、先週と比べて5.8%の増加となりました。
原因は”コロナ慣れ”によるものと見られ、新たな取り組みが課題となっています。
こうした状況で25日、福岡県と県の経済団体が緊急のウェブ会議を行いました。
県からは小川知事の入院で職務を代行している服部副知事、そして九州経済連合会の麻生秦会長ら経済団体の代表らが出席しました。
「感染拡大に歯止めをかけるべく、事業者のご理解・ご協力をいただきながら、取り組みを徹底しなければならない」。
服部副知事はこう述べた上で、出勤者の7割削減を目指し、事業者へテレワークや時差出勤の推進を改めて要請しました。
経済団体からは「これまで以上に密回避の周知・徹底を行っていく」といった決意表明に加え、県に対して「雇用環境の整備」・「ワクチン接種の適切な対応」・「継続した事業支援」などの要望が出されました。