侮蔑語の社会学。いまだに「放射脳」という概念らしきものを使う人を見かけたのでいい機会なので書いておく。とてもだいじな問題。
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返信先: さん
「放射脳」は事実認識としても社会概念としても明らかに不当な概念だが、3.11から2年くらいこの単語のようなものを使って誰かを侮蔑嘲笑しては感情をぶつけて遊ぶ人が(とりわけ「理系」の学生や自称評論家に)多くみられた。
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問題は、この概念のようなものによって放射能を放出させた行政や企業の責任が、「不安になってる市民の問題」にすり替えられる形で押し付けられること。私はこれほど卑怯で醜悪な用語を見たことがない。
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さらなる問題は、そこで想定されている「市民」の像が相当に歪んでいることである。このような仮想敵の〈虚構性〉こそが、この言葉の本質にある。
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一つ確実に言えることは、この概念のようなものの背景にある「市民的なもの」(と彼らが思うもの)に対する猛烈な敵意であり、この表出が、ありもしない反原発像をつくりあげて嫌悪する、という歪んだ表象を生み出した。
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なお、「理系学生」や高専関係者に多かったのは私の肌実感だが、震災直後理系の学生に会うとお決まりのように反原発の「ヒステリー」を叩きまくる話ばかりされ、とりわけ山本太郎はその標的にされやすい傾向にあったように思う。
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当たり前の話だが、彼らは原発の専門家でもなければ公共政策や社会運動の専門家でもない。
なんで震災後こんな反原発憎悪が撒き散らされたのかというのが大きな論点。一つには反原発憎悪は東大理系研究室の中で既に主流な言説だったのではないかということ。もう一つはTwiiterの拡散力。
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この仮説を立証するには、大学の研究室への科学人類学とTwitterの多変量解析が必要。「反原発憎悪の社会学」、このテーマで誰か切実に研究してほしい。
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この問題は、虚構の仮想敵を不当に攻撃・嘲笑する形式性において、安倍政権誕生以後に生まれた「アベガー」という言葉のようなもののもつ機能に連続していきます。続きます。
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