第5章のテーマは、「“たらこ”と“明太子”の違いって何?」。
なんだと思いますか?
僕はたらこと明太子はそんなに好きじゃないんで、食べる機会がなくまったく別物だと思っていました。
ところがどっこい!!実は「たらこと明太子は同じスケトウダラの卵」なんですって!!
じゃあなんで2通りの名前があるのか・・・。
どうやらその言葉ルーツは朝鮮半島にあるらしいです。
たらこは、そのままタラの子ども(卵)と解釈できます。
では明太子はどうなのか。
韓国ではスケトウダラのことを『明太(ミョンテ)』と呼ぶらしく、それを干したり塩辛するといった方法で調理してきました。
これを日本人に合うようにアレンジして、辛子やお酒で漬けたものを辛子明太子、塩漬けのものを明太子といいいます。あくまで西日本の話ですが。
つまり、明太子の原料はたらこである・・・と言ってよいのではないでしょうか。
・・・なんかわかりにくいですが、あとはこの2通りの言い方ですべてが決まります。
北海道では、『塩たらこ=たらこ』、『辛子明太子=明太子』と呼ぶ場合が多いみたいです。
一方で関西ではたらこは明太子と同義で、『塩たらこ=明太子』、『明太子(=たらこ)を辛子付けにした物=辛子明太子』と呼ぶ場合が多いそうです。
んまぁ、これを知らなくて困ることはないと思いますが、塩味はたらこ、辛子味は明太子、と覚えていれば大丈夫かと。
ってか、結局は同じもんなんです!!!!
|