エアコンの取り付け工事の際に、「せっかく選んだ商品が設置できない」などといったトラブルをなくすためにも購入前に、室外機や室内機のサイズ、電源やコンセントの種類、設置場所などを確認しておくことが大切です。
ここでは、エアコンを選ぶ前にチェックしておきたい4つのポイントをご紹介します。お住まいの部屋に合ったエアコンを選びましょう。
室内機(エアコン本体)の設置位置の付近に配管穴があるかご確認ください。配管穴には、通常の配管穴と隠ぺい用配管穴の2種類があります。隠ぺい配管の配管穴は、部屋の内外で位置が異なるのが特徴です。なお、隠ぺい配管の場合は、取り付け工事に条件があるため注意が必要です。
隠ぺい配管の配管穴は、部屋の内外で位置が異なります。
隠蔽配管工事条件
エアコン専用コンセントの形状をご確認ください。
電圧により3種の形状があります。
エアコンは機種ごとにコンセントの形状が異なります。専用コンセントの形状に合わせてご購入ください。
エアコンを使用するには、室外機を置くスペースの確保が必要です。できるだけ室内機に近い屋外に設置するのがおすすめです。室外機のサイズの目安は、高さ60×幅80×奥行30(単位:cm/センチメートル)程度です。
設置する際に、左右と後ろ側に5cm以上、手前側に25cm以上のスペースを確保できるかご確認ください。
なお、大地置き・ベランダ置きの場合は、「標準取り付け工事」に含まれますが、屋根に設置する「屋根置き」や壁に吊るす「天吊り」などで設置する場合は、追加料金がかかります。
ブレーカーでご自宅の電気容量をご確認ください。エアコンを使用される部屋の広さ、使われている電化製品の数や種類により異なりますが、快適な運転のためには30A以上の電気容量が必要と考えられます。電気容量は分電盤のアンペアブレーカーの色や数字で確認できます。
下記の電力会社のブレーカーは色分けされていませんので、ご注意ください。
【北陸電力/中部電力/関西電力/中国電力/四国電力/沖縄電力】
エアコンの取り付け工事には、「標準取り付け工事」という基本工事があり、下記に当てはまる内容がどうかを確認しておく必要があります。もし、標準取り付け工事内容の条件を超える場合には、追加料金で取り付け工事ができます。まずは、標準取り付け工事の内容をチェックしてみましょう。
内容 | 条件 | 注意事項 |
---|---|---|
配管パイプ内容 | 冷媒配管・ドレンホース 各4m以内 | 換気ホースは含まれません |
連絡電線 | 4m以内 | - |
配管穴のある壁 | 木造またはモルタル | - |
室外機 | 大地置きまたはベランダ置き | - |
室外機のプラブロック | - | - |
既存のアース線への接続 | - | - |
エアコンの種類 | 取り付け工事料金 |
---|---|
冷房能力3.6kw以下のエアコン (6畳~12畳までのお部屋) |
10,780円(税込) |
冷房能力3.7kw以上のエアコン (14畳~の広いお部屋用) |
15,950円(税込) |
窓用エアコン | 7,700円(税込) |
エアコン取り付け工事の予約空き状況は、下記からご確認いただけます。
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エアコンは、日本国内指定エリア、配送・設置を承ります。 「エアコンご購入~取り付け工事 までの流れ」をご参照の上、エアコン取り付け工事をお申込みください。