1月20日に「新型コロナ「大規模PCR検査」に賛否の声 市民、専門家は…」という記事を配信しましたが、記事の内容に一部誤りがあることがわかりました。このため、翌21日に、記事の配信を停止するとともに、21日の「TSSプライムニュース」の冒頭で訂正放送を実施しました。
訂正した内容についてあらためて配信いたします。
1月20日にお伝えした「PCR検査」のニュースの内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
20日の放送では、100人の感染者を含む10万人にPCR検査を実施した場合、およそ5000人が「偽陰性」と判定される可能性があるとお伝えしましたが、誤りでした。
同様の条件で改めてご説明します。
広島大学ウイルス学・坂口剛正教授によると…。
仮に10万人に検査を行った場合、実際に感染した人が100人いたとし、「偽陰性」の確率を5%と仮定した場合、100人のうちの約5%、約5人が「偽陰性」と判定される。(確率5%については専門家によっては10%とされる場合もあるが、今回は5%としている)
そして、実際には感染していない人が9万9900人いた場合、このうちの約5%、約5000人が「偽陽性」と診断されることがあり得る。(この確率5%については意見が分かれていて1%とする専門家もいる)
こうしたPCR検査の特性を踏まえ、一部の専門家から大規模PCRの実施について、疑問の声が上がる一方、湯崎知事は大規模検査によって「無症状感染者」からの感染拡大を防ぎたいとしています。
あらためて訂正してお詫びいたします。