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2014年6月 4日 (水)

梅雨を前に

今夜から雨が続くらしく、いよいよ梅雨の季節を迎えようとしている。

梅雨には、やはりアジサイが良く似合う。

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我が家にも真っ赤い花やら涼しげな青、或いは白いアジサイが咲いている。

アジサイの名は、アズ〔集まる〕サイ〔藍色〕に由来するらしい。

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アジサイの花の色は、一般的には土壌が酸性だと青、アルカリ性だと赤が咲くとされている。

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硫安を施肥して試してみたことがあるが、必ずしもそれだけでは色は変わらなかった。

赤いアジサイは、アントシアニンという赤い色素によって赤くなる。

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青いアジサイは、アントシアニン+補助色素+アルミニュームが揃うと青くなる。

補助色素は花が色付き始めるに従って花の中で合成され、

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アルミニュームは土の中から吸収する。

アルミはどの土にも含まれているが酸性状態で溶け出す性質を持っている。

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だから土が酸性の場合に青い花が咲きやすいと言う事にはなる。

しかし、この反応は品種によって格差が大きいらしく、色をコントロールするのは中々難しい。

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まあそれでも、土を酸性にしてアルミを含むミョーバンを施せば青くなる確率が高くなる。

庭の白いアジサイで試しているところだ。

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ところで昨日の体育大会は、ぎりぎりのところで雨を免れた。

暑さも一服の最高の天候に恵まれて、中高生達も気分良く競技や演技に汗をかいていた。

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やはり白熱するのはクラス対抗のリレーだが、キャタピラレースや

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5人が横一線になって走る競技、ムカデ競争タイムレースなども盛り上がっていた。

若いエネルギーが迸った一日だったし、随分と良い雰囲気の体育大会だった。

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一日を終えて、今日は心なしか静寂が学校を支配している。

人もアジサイのように群れて、得意な色の花を咲かせるのだろう。

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